#author("2019-02-08T02:28:02+09:00","","")
#author("2019-07-12T13:58:30+09:00","","")
*【イニシエート】 [#f30d93cd]

種族としてのイニシエート→[[イニシエート]]

[[イニシエート]]を主軸にした[[種族]]デッキ。
[[闘魂編]]から長らく、イニシエートは[[《雷光の使徒ミール》]]、[[《鎮圧の使徒サリエス》]]、[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]をメインに[[タップ&デストロイ]]を行うのが主流だった。

だが[[戦国編]]での[[インフレ]]により、小型で[[タップキル]]を行う意義が薄れ、イニシエートは長い冬の時代を迎える。

その後[[エピソード3]]で[[《サイレンス トパーズ》]]が登場。現在のイニシエートは[[白単]]の[[【速攻】デッキ>【速攻】]]として組まれることが多い。
その後[[エピソード3]]で[[《サイレンス トパーズ》]]が登場。現在のイニシエートは[[【白単速攻】]]として組まれることが多い。

|サイレンス トパーズ R 光文明 (4)|
|進化クリーチャー:アウトレイジ 6000|
|進化−自分のイニシエート1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|誰も、自身のターン中、コスト4以上の呪文を唱えることができない。|
#hr
|剛厳の使徒シュライバー C 光文明 (3)|
|クリーチャー:イニシエート 3000|
|光以外の呪文を唱えるコストは2多くなる。|

序盤は1[[ターン]]目[[《涼風の使徒ラプド》]][[《希望の親衛隊ラプソディ》]]→2[[ターン]]目に[[《一撃奪取 アクロアイト》]]を[[召喚]]し、[[《サイレンス トパーズ》]]と繋げるのが黄金パターン。

**主要カード [#p7817020]
|[[《サイレンス トパーズ》]]|[[呪文]]を封じる[[フィニッシャー]]|

**クリーチャーの候補 [#w306fa55]
|[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]|貴重な1マナ[[バニラ]]|
|[[《涼風の使徒ラプド》]]|1マナ[[ブロッカー]]|
|[[《一撃奪取 アクロアイト》]]|[[光]][[クリーチャー]]の[[コスト軽減]]|
|[[《剛力の使徒イグナッチオ》]]|イニシエートの数に応じて[[パンプアップ]]|
|[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]|[[白単]]なら2マナ3000に|
|[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]※|[[呪文]]の[[S・トリガー]]を封じる|
|[[《剛厳の使徒シュライバー》]]|[[光]]以外の[[呪文]]の[[マナコスト]]を2増やす|
|[[《雷光の使徒ミール》]]|[[cip]]で[[タップ]]|
|[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]|[[cip]]で[[タップ]]する[[ブロッカー進化]]|
|[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]|[[手札]]を捨てれば[[ブレイク]]を無効に|

**呪文の候補 [#z10644db]
|[[《ヘブンズ・サンダー》]]|[[ブロッカー]]1体の[[攻撃]]制限を解除して[[W・ブレイカー]]に|
|[[《クイック・スパーク》]]|6マナ以下を全[[タップ]]|
|[[《スーパー・スパーク》]]|おなじみ全[[タップ]]|

基本的に[[ビートダウン]]となるが、他の色を絡めても、[[単色でも使える>白単]]のが強み。
単色ならば攻めも守りもこなせる[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]を使うことが出来る。

速度は他の[[【速攻】]]に劣るが、《トパーズ》や《サグラダ》のおかげで[[呪文]]を封じて安全に攻めていけるのが長所。各種[[S・トリガー]]や[[超次元]][[呪文]]を封じることができるのは大きな[[メリット]]である。

また、軽量[[ブロッカー]]や[[スパーク]][[呪文]]が搭載できることから、[[【速攻】]]同士の[[ミラーマッチ]]に強いのも特徴となっている。

弱点は[[S・トリガー獣]]か。《トパーズ》を[[《アクア・サーファー》]]などで[[バウンス]]されると、次のターンで一気に崩されてしまうこともあるので過信は禁物である。

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**イニシエートデッキの変遷 [#k823205f]
***[[闘魂編]]期 [#x113b11a]

主力戦力の[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]、[[《聖天使カイザル・バジキューラ》]]が登場することでまとまった[[デッキ]]が作れるようになる。当時は[[【アクアンホワイト】]]の一種として活躍していた。

後半で第1期[[殿堂入り]]カードの発表、[[《光器ペトローバ》]]と[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]という[[種族]][[デッキ]]の軸を得て[[メタゲーム]]の上位に進む。


***[[聖拳編]]〜[[不死鳥編]]期 [#r156d40d]

[[聖拳編]]初期の[[【ボルバルブルー】]]がまだ登場せず、[[【ボルバルステロイド】]]が主流だった[[環境]]では、このタイプのイニシエート[[デッキ]]が抜群の強さで[[メタ]]を席捲していた。
主な理由として小型[[クリーチャー]]を止めきる[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を止められる[[《電脳聖者タージマル》]]の存在が大きい。

しかし、[[【ボルバルブルー】]]の流行や[[《炎槍と水剣の裁》]]で[[クリーチャー]]を裁かれる関係から一歩下がることになる。その後[[《円舞の使徒ラストル》]]以外には戦力になりうる[[クリーチャー]]が少なく、長い冬の時代を迎える。

***[[極神編]]期 [#yefdb315]
2007年9月15日の[[殿堂入り]]で[[《クローン・バイス》]]が[[殿堂入り]]となり[[ハンデス]]の主流が[[《ロスト・ソウル》]]に。
[[《炎槍と水剣の裁》]]の[[プレミアム殿堂]]入りもあり[[《円舞の使徒ラストル》]]が使いやすくなった。

加えて、[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」]]で[[《光陣の使徒ムルムル》]]と[[《腐敗聖者ベガ》]]が、[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」]]では[[《電磁聖者ウォルミル》]]が登場し戦力が大幅に向上した。

優秀な[[多色]][[クリーチャー]]が増えたことにより[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を投入して[[ロック]]性能を持ったタイプも登場。特に[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]は得意の[[クリーチャー]]制圧と合わせることによって高い[[効果]]を発揮した。

***[[戦国編]]期 [#q5e0acd7]
[[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]での対処が困難な[[クリーチャー]]が増えたことにより厳しい状況に陥る。
小型[[クリーチャー]]についても、[[パワー]]2000〜4000の[[クリーチャー]]の増加で今までの[[サリエス>《鎮圧の使徒サリエス》]]→[[ミール>《雷光の使徒ミール》]]の流れが通用しにくくなった。さらに、追い打ちをかけるかのように[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の[[殿堂入り]]で回収能力もがた落ちした。
以上のような状況で[[デッキ]]の強みが活かせず、[[メタゲーム]]から退くことになる。

***[[覚醒編]]期 [#c77b2016]
[[《涼風の使徒ラプド》]]が登場し、ついに[[イニシエート]]にも[[コスト]]1の[[カード]]が存在することとなった。さらに[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]が登場したことにより[[ブロッカー]]【速攻】と道ができた。
だが、[[《爆竜 GENJI・XX》]]が登場したことで[[ブロッカー]]冷遇[[環境]]となり、再び冬の時代に入ってしまう。

**[[エピソード1]]期 [#u072f863]
[[サイキック・クリーチャー]]に出しやすい小型ブロッカーの[[《アルプスの使徒メリーアン》]]が登場、[[《超次元サプライズ・ホール》]]を守りに用いることができるようになった。
だがこの頃も[[シューティングガイアール]]が流行り、[[ブロッカー]]の多い[[イニシエート]]が活躍できる[[環境]]ではなかった。

また[[《墓守の鐘ベルリン》]]が登場。2マナ3000の[[呪文]][[アンタッチャブル]]かつ[[ハンデス]]メタにもなった為、こちらはデッキを問わず広く使われた。

**[[エピソード2]]期 [#we5be30c]
種族プッシュのエキスパンションで、[[イニシエート]]もフィーチャーされることに。
弾が進むごとに同じ古参種族である[[ガーディアン]]がかなり強化されていくに対し、[[イニシエート]]は毎弾に1,2体程度であったが、[[《予言者クルト》]]以来のデメリットのない1マナ500のクリーチャーである[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]、他にイニシエートが2体以上いれば[[W・ブレイカー]]に化ける3マナの[[《剛力の使徒イグナッチオ》]]、呪文の[[S・トリガー]]を封じる[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]と少しずつ強化されていった。

**[[エピソード3]]期 [#tf5e8da0]
光以外の呪文のコストを2上げる[[《剛厳の使徒シュライバー》]]とコスト4以上の呪文を禁止する[[アウトレイジ]]でありながら[[イニシエート]]を進化元にする[[《サイレンス トパーズ》]]の登場により、[[イニシエート]]に春が訪れる。その2体の登場により[[呪文]]を用いるデッキにはかなり優勢に戦うことができる。その反面、クリーチャーメインだとロックできるものがなにもないので滅法弱くなる。[[環境]]次第では[[地雷]]として十分期待できるだろう。実際、[[バニラ]][[リキッド・ピープル]]と組み合わせたデッキが結果を残している。

**[[ドラゴン・サーガ]]期 [#g0fe2938]
その名の通りドラゴンメインのエキスパンションである為、新規カードは一切ない。
一応[[ドラゴン・サーガ]]内で[[《光陣の使徒ムルムル》]]、[[《剛厳の使徒シュライバー》]]、[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]、[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]の4体の[[イニシエート]]が再録された。

**参考 [#f9df4628]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]
-[[《サイレンス トパーズ》]]
-[[イニシエート]]