#author("2019-01-09T21:37:04+09:00","","")
#author("2019-10-14T14:19:16+09:00","","")
*《&ruby(ばくじゅう){爆獣};ダキテー・ドラグーン》 [#qac726bd]

|爆獣ダキテー・ドラグーン R 火文明 (6)|
|クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ナイト 3000|
|S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体、破壊する。|

[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]で登場した[[火]]の[[ティラノ・ドレイク]]/[[ナイト]]。

[[《グシャット・フィスト》]]を内蔵している。

[[パワー]]3000以下の[[クリーチャー]]と、そこそこ射程距離が広いので使いやすい。 
それに加えて自身が[[パワー]]3000とこちらもそれなりの[[サイズ]]があるため、[[cip]][[能力]]と[[殴り返し]]で2体[[除去]]という芸当も出来る。

また、持っている[[能力]]は[[cip]][[能力]]だけなので[[進化元]]にしやすいのも魅力である。[[ティラノ・ドレイク]]と[[ナイト]]は共に優秀な[[進化クリーチャー]]が多いので、[[進化元]]には丁度良いだろう。

まさに[[火]]の[[《アクア・サーファー》]]という[[スペック]]の[[カード]]だが、[[火力]]なので当然ながら[[パワー]]が大きい相手には太刀打ちできない。
[[《アクア・サーファー》]]は素出しの場合、むしろ大型を戻すほど得をするのだが、こちらは全くどうにもならない。特に[[パワー]]が3000を上回ることが多い[[進化クリーチャー]]に対する耐性は大きく劣る。
また、普通の[[コントロール]][[デッキ]]は大抵[[水]]が入るため、この[[カード]]よりサーファーを採用しやすいのも逆風だろう。

現在では同じ[[S・トリガー獣]]でより[[破壊]]できる範囲の広い[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《火焔タイガーグレンオー》]]、[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]がいるため、今後の活躍は[[種族]]を活かせるかどうかが鍵になるだろう。
現在では同じ[[S・トリガー獣]]でより[[破壊]]できる範囲の広い[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《SMAPON》]]、[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]がいるため、今後の活躍は[[種族]]を活かせるかどうかが鍵になるだろう。

しかし[[《龍装者 レイバーン》]]が登場すると立場は一変。あちらはこちらより1[[コスト]]低いが同[[パワー]]で[[火力]]の範囲も同じ、さらに[[能力]]が任意。極め付けはあちらはよりサポートに恵まれた[[ドラゴン]]を持つという点である。[[上位互換]]が出てしまったがまだ[[種族]]では差別化可能であり、特に[[ドラゴン]][[メタ]]にかからないという利点がまだ存在する。

-後に4000火力としても扱える[[《ドルドブリンガー・ドラグーン》]]が登場。種族デッキでもこのカードの立ち位置が狭くなってしまった。

-[[《テンペストザウルス》]]の[[上位互換]]。

-[[闇]][[文明]]になると[[《萎縮の影チッソク・マント》]]。

-[[コスト論]]で計算すると適正なデザインである。[[カードパワー]]のインフレ化が顕著になった[[戦国編]]の[[カード]]で既存の[[コスト]]論に基づいた[[カード]]はある意味珍しい。

-実際の[[カード]]では、[[種族]]「[[ティラノ・ドレイク]]」が「ティラノドレイク」となっているものがある(真ん中の・が無い)。恐らく誤植だと思われるが、[[DMD-01>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]、[[DMD-09>DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]で再録された際も「ティラノドレイク」のままである。

-元ネタはアキテーヌ公ギヨーム10世の娘であるアリエノール・ダキテーヌかもしれない。このクリーチャーとは性別もイメージもだいぶ異なるが、彼女はイングランド王ヘンリー2世の王妃であることや、他の[[火]]と[[自然]]の[[ナイト]]がイギリスの王朝の人物から来ていることを考えると可能性は高い。

-イラストでこの[[クリーチャー]]にやられているのは、同じ[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]で収録された[[《爆獣の式神ブラッキー》]]である。[[パワー]]が1000なのでダキテー・ドラグーンの[[能力]]の範囲に入っている。ブラッキーがギャグ漫画のように目が飛び出て、鼻水まで出てしまっている。また、種族が[[ナイト]]なのだが、イラストに『魔銃』が写っておらず、キックで攻撃をしている。&br;色々と異彩を放つイラストである。

-[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]で最初に登場したときは、その伏線のようなフレーバーテキストが一部で注目されたが[[DMD-01>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]にて[[再録]]。その[[フレーバーテキスト]]によるとこの[[クリーチャー]]は成長し、ちょいワルオヤジになったようだ。このことから、[[戦国編]]からまだそれほど時間が経ってないことがうかかがえる。

-[[デッキ]]への採用率はそれほど高くないが、使いやすい[[カード]]ということから[[構築済みデッキ]]では度々[[再録]]されている。また、ご丁寧に[[フレーバーテキスト]]も毎回変わっている。

-漫画「SX」では、[[テラー]]が[[ミミ>黄昏 ミミ]]戦で使用。[[シールド]]を[[ブレイク]]したが、能力で何を破壊したかは描かれなかった。

-アニメ「VSR」では[[切札 勝太]]が使用している。なお、第4話の[[ギョウ]]戦では手札の4枚全てがこのカードと見事な[[手札事故>事故]]を起こしてしまい、(この時[[侵略]]カードに夢中になっていたとはいえ)勝太からは嫌な顔で舌打ちされ、更に「ショボいカード」呼ばわりされてしまった。

**関連カード [#r3711f8d]
-[[《テンペストザウルス》]]
-[[《萎縮の影チッソク・マント》]]
-[[《モエル 鬼スナイパー》]]
-[[《ビトレイヤル・ドラグーン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z69e6851]
-[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]&br;'''世界のどこかで、巻き起こる熱きヤングの物語。でもその話はまたいつか。お楽しみは取っときな。'''
-[[DMD-01>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]&br;'''ヤングのその後を聞きたいか?今や誰もがひれふす、ちょいワルオヤジ!'''
-[[DMD-09>DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]&br;'''オレも一緒にあばれさせろや!――ダキテー・ドラグーン'''
-[[DMD-21>DMD-21 「デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明」]]&br;'''[[シールド]]、それは意地でも守らなければならない聖域。ぶち破ってくるやつにはオレが[[一撃>火力]]くわえてやるぜ! ---爆獣ダキテー・ドラグーン'''
-[[DMD-29>DMD-29 「革命スタート・デッキ 勝太の疾風速攻」]]&br;'''S・トリガーで大逆転!もちろん、普通に召喚してもOKだぞ!'''

**収録セット [#qbd9c56c]
-illus.[[Atsushi Kawasaki]]
--[[DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]
--[[DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]
--[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]
--[[DMD-21 「デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明」]]
--[[DMD-29 「革命スタート・デッキ 勝太の疾風速攻」]]

**参考 [#zb9f9ba8]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[ナイト]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[火力]]