#author("2019-01-20T16:42:56+09:00","","")
#author("2019-02-11T02:06:22+09:00","","")
*《&ruby(はかいしん){破壊神};デスペラード》 [#v347ff4a]

|破壊神デスペラード P 闇/火文明 (8)|
|クリーチャー:ゴッド 5000+|
|トライ・G・リンク:《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横。|
|このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて破壊する。|
|このクリーチャーは、このカードにリンクしているカード1枚につき、シールドをさらにひとつ追加でブレイクする。|

[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ゴッド]]。

[[ヘヴィ・デス・メタル]]の核である[[《破壊神デス》]]の新たな姿。

本家の強みであった[[トライ・G・リンク]]達成時の[[全体除去]]と[[ワールド・ブレイカー]]・[[アンタッチャブル]]化がなくなり、代わりに自身の[[パワー]]に応じた全体[[火力]]を放つ[[アタックトリガー]]と、[[リンク]]時の[[追加ブレイク]][[能力]]が付いた。
素のパワーは半分以下となり、[[スピードアタッカー]]すらも無くなっている。

一見するとかなり弱体化したようにも見えるが、2[[コスト]]軽くなった事に加えて、3体リンクしなくても能力が発動できるようになったため、使い勝手は大きく向上している。[[《破壊神デス》]]サポートも受けることが可能。
//201510/25時点暫定

アタックトリガーは単体では実質パワー4500までしか[[除去]]できないが、[[《龍神ヘヴィ》]]とリンクする事で9500、[[《龍神メタル》]]では11500まで範囲が増大し、3体リンクすれば16500にまで除去範囲が広がる。
本家ほどではないものの、ここまで来れば大概の[[クリーチャー]]を一掃できるだろう。
またこのアタックトリガーは本家[[《破壊神デス》]]の破壊能力と違い、[[ゴッド]]も破壊することが可能。3体リンクしてしまえばリンクした[[ゴッド]]も簡単に破壊できる。

[[《龍神ヘヴィ》]]リンク時でも相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を誘うことにより、それ以下の[[パワー]]の[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる。《デスペラード》は《ヘヴィ》の苦手とする[[スレイヤー]]や[[攻撃]]できない[[ブロッカー]]をも一掃するほか、単体でも能力を発動できる点、相手のターンを跨がない点が優秀である。

追加ブレイクにより突破力も上昇する。[[《龍神メタル》]]がリンク時[[T・ブレイカー]]を持つため、《龍神メタル》とリンクするだけで実質的に[[Q・ブレイカー]]となる。3体リンクが完成すれば[[ブレイク]]数は5枚に増え、ほぼ本家と同じ[[ワールド・ブレイカー]]状態となる。

ただし、厳密には[[ワールド・ブレイカー]]ではないので、相手の[[シールド追加]]などで決定力が落ちる事もある。その場合は状況を見て、事前に数枚だけ他のクリーチャーでシールドを[[ブレイク]]しておくのも手である。

難点はやはり、このクリーチャー自身が単体ではあまり強くない事か。アタックトリガーも単体では8コストに見合う[[効果]]とは言いがたいので、リンク先を事前に出しておくか、[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]などで複数同時に出すと良いだろう。

また、[[《破壊神デス》]]と違い[[アンタッチャブル]]ではないので、場持ちの良さではどうしても引けをとってしまう。一応[[G・リンク]]によって多少の除去耐性は得られるが、それでも本家ほどの打たれ強さはないので、リンクが完成次第一気に攻めきるか、同時収録の[[《デスメタ・ルピア》]]などと組み合わせて補いたい。

-[[トライ・G・リンク]]の[[テキスト]]には、本家[[《破壊神デス》]]にはあった「またはその間」という一文が抜けているが、[[ヘヴィ>《龍神ヘヴィ》]]・[[メタル>《龍神メタル》]]に割り込んで[[リンク]]することは可能。

-本家に比べて軽くはなったものの、[[《大地と永遠の神門》]]や[[《神来のイザナイ 日蓮》]]の能力の範囲からはギリギリ外れている。
小型化したとはいえ[[全体除去]]は勝負を左右するだけの[[能力]]であり、潜在的に高い[[カードパワー]]を持つことに変わりはないため、妥当な処置といえる。

-[[《龍神ヘヴィ》]]とリンク中はパワー9999の[[《禁断》]]も数値上は除去できる範囲に収まるものの、そちらには攻撃を[[ロック]]する能力があるため、実際は[[《ダイヤモンド・ソード》]]などがないと除去する事ができない。

-3体リンクしなくても能力が発動できるようになったのは、[[殿堂入り]]で1枚しか使えなくなった[[《龍神ヘヴィ》]]に対する配慮だと思われる。その後[[《龍神ヘヴィ》]]は[[殿堂解除]]となっている。

-種族は[[ゴッド]]のみであるため、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]のロックを受けない。リンクしていて出されたら、このカードを抜けば立て直せる。3体リンクを立て直せば[[アタックトリガー]]で[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を除去できるためいたちごっこではあるが若干こちらの方が有利。

-使いやすさ重視で元となったカードよりも小型化した例には、他に[[《悪魔神バロム・エンペラー》]]などが存在する。

-デスペラード(Desperado)とは、英語で「ならず者」「無法者」「犯罪者」といった意味。スペイン語風だが、れっきとした英語であり、語源から「自暴自棄になっている(人)」というニュアンスが強い。けっして「デス」「死」とは関係がない。
-[[カード名]]の「デスペラード(Desperado)」とは、英語で「ならず者」「無法者」「犯罪者」といった意味。また、[[ゴッド]]に洋楽に由来する名前が多いことを踏まえれば、ロックバンド「イーグルス」による同名の楽曲を引用したものとも考えられる。いずれにせよ「《デス》(death、死)」や(音楽ジャンルとしての)「《ヘヴィ・メタル》」「《デス・メタル》」とは直接的な関係が薄い。

**関連カード [#u259fad7]
-[[《破壊神デス》]]
-[[《龍神ヘヴィ》]]
-[[《龍神メタル》]]
-[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]

-[[《レジェンダリー・デスペラード》]]

**収録セット [#r7ccdd3c]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]

**参考 [#w9688307]
-[[ゴッド]]
-[[トライ・G・リンク]]
-[[アタックトリガー]]
-[[火力]]
-[[追加ブレイク]]

-[[破壊神デス]]

-[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]