#author("2019-08-11T02:51:00+09:00","","")
#author("2019-10-21T13:10:42+09:00","","")
*《&ruby(も){燃};えるデット・ソード》 [#jbe07600]

|燃えるデット・ソード SR 無色[ジョーカーズ] (9)|
|クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計4枚以上あれば、相手はバトルゾーン、マナゾーン、手札から自身のカードを1枚ずつ選び、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分はカードを3枚引く。|

[[DMRP-01>DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」]]で登場した[[ジョーカーズ]]/[[スペシャルズ]]。

[[cip]]で相手の[[カード]]を3枚[[山札]]に[[送り>山札送り]]、自身は3枚の[[ドロー]]を行う[[能力]]を持つ。

一度に6枚もの[[カード]]に干渉できる上、[[除去]]・[[ランデス]]・[[ハンデス]]・[[ドロー]]と、かなり多くの仕事を1枚でこなせる強力な[[クリーチャー]]。味方[[ジョーカーズ]]を4枚用意するという条件付きだが、自身も頭数に含まれるので実質的には3枚で済む。まともに[[コスト]]を払って出すのなら、条件を達成できない場面は少ないだろう。

しかも[[山札の下]]に置くため、[[pig]]、[[マッドネス]]は誘発しない。[[メタ]]を張られにくいためフィニッシュ手段としては優秀。

難点はやはりその[[コスト]]の重さ。[[《ヤッタレマン》]]や[[《パーリ騎士》]]を活用しても、9[[マナ]]はそう易々と出せるものではない。現時点でこの[[クリーチャー]]を使うには[[《戦慄のプレリュード》]]によるサポートはほぼ必須か。

**環境において [#sef1f96a]
やはり登場当初は重さと他のフィニッシャーの存在から評価が低かった。この[[クリーチャー]]を出せる[[マナ]]があるなら[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]や[[《超特Q ダンガンオー》]]など、他にも使える[[フィニッシャー]]が存在するのが問題であった。それらと比べると堅実な反面、勝利に直結するタイプの[[能力]]ではない点も痛かった。[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の[[ジョラゴン・ビッグ1]]で手札から捨てることによりマナコストの問題は解決できるようになったが、《ジョラゴン》は[[《アイアン・マンハッタン》]]と[[《ゲラッチョ男爵》]]などを使って出たターンに[[1ショットキル]]を行う戦術が主流であり、このカードで[[アド>アドバンテージ]]を取るのは多少噛み合わない。
他の[[ジョーカーズ]]と比べて堅実な妨害・ドロ−の[[アド>アドバンテージ]]能力がウリだが、登場当初は評価は低かった。
何より重いのが弱点であり、このカードを出すなら[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]や[[《超特Q ダンガンオー》]]など、直接相手を倒しに行ける[[フィニッシャー]]を使用したほうが手っ取り早く勝利を決めることができたからである。
後に[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]が登場し、[[ジョラゴン・ビッグ1]]で手札から捨てることによりマナコストの問題は解決できるようになったものの、当初の[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]は[[《アイアン・マンハッタン》]]と[[《ゲラッチョ男爵》]]などを使って出たターンに[[1ショットキル]]を行う戦術が主流であり、評価を覆すには至らなかった。

それでも、1ターンを確実に凌ぐ[[S・トリガー]]を踏むことを見越して敢えて1ショットキルに向かわず2、3枚ブレイクして[[ターンエンド]]する[[プレイング]]を行うのであれば、そうした時にこそ妨害性能が光る。[[DMRP-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]発売直前の[[チャンピオンシップ]]ではこれを投入した[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]の4位以内入賞が相次ぎ、結果が伴うようになった。[[ジョラゴン・ビッグ1]]でこのカードの[[cip]]を[[ループ]]させれば盤面もマナゾーンも一掃することができ、後は[[《キング・ザ・スロットン7》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]のcipによる[[コスト踏み倒し]]を相手の[[システムクリーチャー]]に邪魔されず使うことができ、そのまま安全な勝利に迎える。ハンデスと除去に弱いデッキ相手に早期にcipを使えれば、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]などで[[ブレイク]]しながら1回その能力を使っただけで勝負が決まることもある。
しかし環境が[[速攻]]に支配されるにつれ対策として1ターンを確実に凌ぐ[[S・トリガー]]が増えてくると「1枚はS・トリガー踏んでターンを凌がれることを想定するならば、そうした時にこそこのカードの妨害性能が光る。」という考えからこのカードを採用したデッキが登場。[[ジョラゴン・ビッグ1]]でこのカードの[[cip]]を[[ループ]]させれば盤面もマナゾーンも一掃することができ、後は[[《キング・ザ・スロットン7》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]のcipによる[[コスト踏み倒し]]を相手の[[システムクリーチャー]]に邪魔されず使うことができ、そのまま安全な勝利に迎える。ハンデスと除去に弱いデッキ相手に早期にcipを使えれば、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]などで[[ブレイク]]しながら1回その能力を使っただけで勝負が決まることもある。
[[DMRP-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]発売直前の[[チャンピオンシップ]]ではこれを投入した[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]の4位以内入賞が相次ぎ、ついに[[《燃えるデット・ソード》]]が日の目を見るようになった。

2019年7月1日に[[《ガヨウ神》]]が[[殿堂入り]]に指定されて以降は[[【ジョラゴンループ】>【ジョット・ガン・ジョラゴン】#t36efd81]]が実際の対戦上回しづらくなったため、これを3枚投入しつつ、ただひたすら1ターンずつ[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]を並べながら[[ジョラゴン・ビッグ1]]でこの[[カード]]の[[能力]]を使うという[[ゲーム]]運びもよく見られるようになった。[[【チェンジザドンジャングル】]]などこのカードによるランデスを連打しながらビートダウンするだけで勝負が決まるデッキタイプも依然として多いため、このカードを規制すべきであったのではという声もあった。

**ルール [#r545e06d]
-[[バトルゾーン]]の[[カード]]を[[山札送り]]にする[[効果]]は[[カード指定除去]]扱いのため、相手が選べば[[ドラグハート・フォートレス]]や[[D2フィールド]]なども[[除去]]できる。
--''[[封印]]も選ばれる''点には要注意。相手が[[《禁断〜封印されしX〜》]]などを使ってれば、無償で[[封印]]解除を許してしまう。[[ジョーカーズ]][[デッキ]]は[[無色]]中心で構成されるため、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[禁断解放]]が発動すると普通の[[デッキ]]以上に壊滅的な被害を受けてしまう。

-[[cip]]は全て[[強制]]。[[《禁断〜封印されしX〜》]]がいる時に[[cip]]を使わない、自分の[[山札]]が少ない時に[[ドロー]]を行わない…といったことは出来ないので注意。

-[[テキスト]]では分かりづらいが、[[cip]][[能力]]で[[ジョーカーズ]]4枚が必要となるのは[[山札送り]]の部分だけであり、[[ドロー]]は[[ジョーカーズ]]4枚がなくても発動する。前述の通り[[cip]]は[[強制]]なので、間違えて忘れないよう注意。

**他のカードとの相性 [#k9b4f431]
-[[S・トリガー]]で早期に出て来た[[《バイナラドア》]]を[[《ヒラメキ・プログラム》]]でヒラメいて呼び出すという方法もある。&br;このカードの登場時点でそちらが[[殿堂入り]]かつ[[相手依存]]な方法であり、その上で[[ジョーカーズ]]4枚という条件も満たさなければならない為実現は困難だが、そちらを[[唱える]]のに必要な[[水]][[マナ]]は、使い終わった[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]を[[《パーリ騎士》]]で[[マナ]]にすることで確保できるため、全く不可能とも言い切れないだろう。
--のちに[[《ヒラメキ・プログラム》]]は[[プレミアム殿堂]]となり、この[[コンボ]]は[[殿堂レギュレーション]]下において不可能になった。

**その他 [#g890e268]
-[[カード名]]は《デッ「ド」・ソード》ではなく《デッ「''ト''」・ソード》なので、[[《時空の賢者ランブル》]]で選ぶ際や表記間違いには注意したい。ちなみにデット(debt)とは英語で「借金」の意味である。この[[カード]]は読者公募[[カード]]なので応募した子が間違えてしまったのだろう。
--もっとも、ベッドやバッグなど促音の後に濁音が来る単語は総じて日本人には発音しにくいため、清音化される事がよくある。

-[[切札 ジョー]]が生み出したという設定を持つ[[ジョーカーズ]]において、[[スペシャルズ]]というジョー以外が生み出した可能性が示唆されているある意味矛盾したカードでもある。その為か、原作やアニメではジョーのカードとしても[[デュエル・ウォーリア]]としても登場していない。
--が、その後アニメにおいて[[ジョーカーズ]]の[[スペシャルズ]]として[[《ガヨウ神》]]が登場した。

**関連カード [#x95b9c91]
-[[《完璧問題 オーパーツ》]]
-[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]

**収録セット [#o5f49d8b]
-illus.[[hideki ishikawa]]/Design.奈良瑞輝
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」]]

**参考 [#a761e1db]
-[[ジョーカーズ]]
-[[スペシャルズ]]
-[[無色]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[除去]]
-[[ランデス]]
-[[ハンデス]]
-[[山札送り]]
-[[カード指定除去]]
-[[ドロー]]
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公式Q&A
>Q.''《燃えるデット・ソード》''がバトルゾーンに出た時にジョーカーズが合計4枚以上なかった時、カードを3枚引くことは出来ますか?
A.はい。ジョーカーズの枚数を参照するのは相手のクリーチャーを山札の下に置く効果だけです。カードを引く効果は別の文章ですので条件を満たさなくても3枚引くことが出来ます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31537/]]