#author("2018-12-17T19:31:05+09:00","","")
#author("2019-07-23T18:38:32+09:00","","")
*《&ruby(レイジクリスタル){伝説の秘法}; &ruby(ちょうどう){超動};》 [#a490dd00]

|伝説の秘法 超動 P(C) 水/火文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►カードを2枚引く。|
|►相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。|

[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

2つの効果のうち、好きな方を選んで発動できる。

1つ目の効果は[[《エナジー・ライト》]]相当の2[[ドロー]]。[[コスト]]や[[S・トリガー]]つきである点を考えると、[[《ネオ・ブレイン》]]に近い。どんな状況でも腐らず、あまり重くもないため[[S・トリガー]]でも[[手打ち]]でも安定して使える。

2つ目の効果は[[《グシャット・フィスト》]]相当の3000[[火力]]。現在は[[コスト]]4[[単色]]の[[S・トリガー]]の[[火力]]基準が5000([[《フライパン・マウンテン》]])である事を考えると物足りなく感じるが、それでも[[《王機聖者ミル・アーマ》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]、[[《禁術のカルマ カレイコ》]]など優秀な[[パワー]]3000の[[システムクリーチャー]]が射程に入るのは魅力。

登場当時としては[[《ネオ・ブレイン》]]と[[《グシャット・フィスト》]]の効果のうち好きな方を選択できるのに[[コスト]]が増えておらず、[[S・トリガー]]も健在、という見方をされていた。[[《無法のレイジクリスタル》]]のように盤面をひっくり返すほど強力なカードではないが、いつ使っても腐らない[[ドロー]]兼[[除去]]として、色の合うデッキには投入されていた。


**環境において [#dd370f0d]
やはり役割が多い、[[S・トリガー]]付きで手頃な重さであるということもあって、[[ドラゴン・サーガ環境]]からでは[[【ミステリー・キューブ】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など[[コントロール]]で使用され、ファンデッキでは汎用性、対応力を買われて[[【ボルメテウスコントロール】]]などの[[ハイランダー]]で好んで採用された。
[[革命編環境]]ではビートダウンが加速していったため、それらのデッキでも活躍するように。4コスト域が弱かった頃の革命編初期に登場していた初期型の[[【レッドゾーン】]]では青をタッチして空いたマナカーブにこれを指し込むことがあった。
ただ、大型クリーチャーが多い環境では除去が腐りやすく、色基盤としての役割を果たしてドローだけ行えれば十分と割り切って採用する者も少なくなかった。

しかし下位種的存在であり初動として優秀な[[《勇愛の天秤》]]が登場すると採用率を下げて行った。その影響で、同じ4コストの[[水]]の[[呪文]]ならより除去できる範囲の広い[[《ドンドン吸い込むナウ》]]やアクセスできるゾーンの幅が広く[[マナブースト]]にもなる[[《フェアリー・シャワー》]]が優先されるようになった。

[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で[[レアリティ]]を[[コモン]]に設定された。この頃の環境ではコモンスペックということなのであろうが、これによって[[コモン縛り]]での役割が生まれた。

**その他 [#r769dca0]

-枠を争うのは[[《ドンドン吸い込むナウ》]]辺りか。あちらは[[山札の上]]から5枚見て1枚[[手札]]に加え、それが[[火]]か[[自然]]のカードならば[[任意]]で[[バウンス]]ができる。《吸い込む》は[[手札補充]]と[[除去]]が同時に出来るのが強みであるのに対し、片方だけだが場面に応じてより適した効果を選択できる。また、あちらは[[火]]や[[自然]]のカードの比率をある程度高めなければ効果を発揮しにくいが、こちらは[[多色]]ではあるがそれ以外の[[文明]]の比率に縛られない。[[デッキ]]によって使い分けるべきだろう。

-似たような[[効果]]の[[呪文]]には[[《爆進エナジー・スパイラル》]]がある。あちらは[[S・トリガー]]が付いていないが、自分の[[進化クリーチャー]]がいれば[[爆進ダブル]]で[[ドロー]]と[[バウンス]]を両方使うことができる。

-[[コスト]]が4なので[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]から唱えることができる。また序盤の[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]などの軽量[[システムクリーチャー]]を返しのターンに[[除去]]することもできる。

-「超動」は、漫画「デュエル・マスターズ」が[[Magic:The Gathering]]を扱っていた時代に、[[切り札]]級の[[クリーチャー]]を出す際よくつかわれていた言い回しである。

-[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]の副題が「秘''宝''」なのに対し、この[[カード]]の名前にあるのは「秘''法''」。レイジクリスタルが一種の宝石であることから「秘宝」と、それを利用する[[呪文]]であることから「秘法」のダブルミーニングであると考えられる。

**関連カード [#q3fe568e]
-[[《ネオ・ブレイン》]]
-[[《グシャット・フィスト》]]
-[[《ドンドン吸い込むナウ》]]
-[[《爆進エナジー・スパイラル》]]
-[[《勇愛の天秤》]]

-[[《無敵 ドン・カツドン》]]

-[[《無法のレイジクリスタル》]]
-[[《極大左神 マックス》]]
-[[《オラクルDJ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z7a50271]
-[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]&br;'''[[レイジクリスタル>《無法のレイジクリスタル》]]でわいもパワーアップやで! ---[[無敵 ドン・カツドン>《無敵 ドン・カツドン》]]'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]] (P70/Y15)&br;'''伝説の秘宝とともに、カツキング見参!!'''

**収録セット [#q9c26fbc]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[プロモーション・カード]](P70/Y15)

**参考 [#e6babd89]
-[[タップイン]]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[ドロー]]
-[[火力]]
-[[除去]]