#author("2018-11-17T01:39:12+09:00","","")
#author("2019-10-10T19:49:26+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんせい){超神星};ジュピター・キングエンパイア》 [#n1e0e2f8]

|超神星ジュピター・キングエンパイア VR 自然文明 (5)|
|進化クリーチャー:フェニックス 14000|
|進化GV−自分のドリームメイト、アーク・セラフィム、ワイルド・ベジーズのいずれか3体を重ねた上に置く。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にある、進化クリーチャーではないカードを1枚選び、バトルゾーンに出してもよい。(ただし、そのクリーチャーは召喚酔いする)|
|T・ブレイカー|

[[DM-19>DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]で登場した[[自然]]の[[進化GV]][[フェニックス]]。
同[[エキスパンション]]の目玉である[[進化GV]][[フェニックス]][[サイクル]]の1つ。
[[メテオバーン]]で[[進化元]]を[[バトルゾーン]]に出せる、[[自然]][[文明]]らしい[[能力]]を持つ。

他の[[フェニックス]]と比べると、[[進化元]]が[[バトルゾーン]]に戻るので[[進化]]に伴う[[ディスアドバンテージ]]が小さく、手軽に出しやすい。特に大量展開に向き、[[《バロン・ゴーヤマ》]]や[[《グレイト・カクタス》]]などの強力な[[cip]][[クリーチャー]]を使い回せる[[ワイルド・ベジーズ]]から[[進化]]するのがいいだろう。
もちろん専用デッキを組んで存分に活躍させてもよいが、[[種族]]が合うなら既存のデッキにそのまま投入するだけでもそこそこな働きができるのは利点。

…というのが、表向きの活用方法。
しかし、[[環境]]的にはまったく異なる使い方をされている。
代表例が、[[【ラグマループ】]]をはじめとする[[緑単]]ループでのループパーツとしての活用法である。
代表例が、[[【ラグマループ】]]をはじめとする[[【緑単ループ】]]でのループパーツとしての活用法である。

このループパーツとしての役割だが、《ジュピター・キングエンパイア》の[[メテオバーン]]は一切使用されない。というのも、着目された理由は、進化元に要求される[[種族]]と枚数がループ過程において都合が良かっただけだという、ただそれだけの理由である。

[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]([[ドリームメイト]])、[[《霊騎ラグマール》]]([[アーク・セラフィム]])、[[《クリクリ・イガラーズ》]]、[[《カブラ・カターブラ》]]、[[《ノーダンディ・ネギオ》]]([[ワイルド・ベジーズ]])らを[[進化元]]にし、さらに別の《ラグマール》で《ジュピター・キングエンパイア》を[[マナゾーン]]に送ると、一度の[[マナ送り]]で一気にマナが回復する。これに[[コスト軽減]]と[[マナ回収]]を絡めることで、永遠に[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]と[[《ノーダンディ・ネギオ》]]を交互に召喚し続けることができる。[[コスト軽減]]には[[《フィーバー・ナッツ》]]や[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]、[[マナ回収]]には[[《霊騎サンダール》]]が活用される。

[[ドラゴン・サーガ]]期まで知る人ぞ知るコンボだったが、[[革命編]]期の[[【イメンループ】]]、[[革命ファイナル]]期の[[【緑単サソリス】]]の台頭により、[[【ラグマループ】]]の知名度も向上することになる。以後[[進化元]]を1体にまとめ上げる役割は[[《S級原始 サンマッド》]]に引き継がれたのだが、緑単ループは更に研究が進んだことで高速化し、主要パーツだった《サンマッド》が[[新章デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ]]期に[[殿堂入り]]してしまった。そこで再び《ジュピター・キングエンパイア》型に白羽の矢が立つことになる。

なんとも奇妙な経過を辿っているが、《ジュピター・キングエンパイア》自体は再録のない[[ベリーレア]]ということで、知名度が上がってしまった今となっては、集めようと思っても意外と集めにくい1枚になっている。

-同[[コスト]]の[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]と比べると、パワーが低く効果も地味な印象を受けるが、上に述べたような使い勝手の良さがあるので、一概にこちらが劣っているとは言い切れない。除去に対する耐性のなさを上手くカバーしてやりたいところ。

-専用のサポート[[カード]]として[[《霊騎クルス・タスポル》]][[《カラテ・キャロット》]][[《博識の森のポルタス》]]があり、これら3体から[[進化]]すると[[メテオバーン]]で[[cip]]能力を使い回すことで2体目以降の《超神星ジュピター・キングエンパイア》を[[サーチ]]できる。&br;とは言え、いずれも3体揃って初めて機能するものであり、[[スペック]]も貧弱なため、実際には他の[[進化元]]・サポートを使うことが多いだろう。

-通常、[[バトルゾーン]]にある[[進化クリーチャーの下]]の[[カード]]が[[クリーチャー]]として分離した場合は[[バトルゾーン]]に出したとはみなされず、また[[召喚酔い]]が発生しないのだが、このカードの効果は特別で、「バトルゾーンに出す」「[[召喚酔い]]する」と[[テキスト]]に書かれている。おそらく連続[[攻撃]]を防ぐためだろう。&br;もっとも[[友好色]]の[[火]]と組めば[[スピードアタッカー]]を付加するのは比較的楽であり、[[《マイキーのペンチ》]]などが使いやすい。また、「[[バトルゾーン]]に出す」なので、[[cip]]も使用できる。

-[[進化クリーチャー]]は出せないことに注意。[[進化元]]が残っていても[[メテオバーン]]を使い切れないのはかなり珍しい。&br;また「カード」であるため[[クリーチャー]]以外の[[カード]]も出せる。例えば[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を[[進化元]]とした場合はその[[サイキック・セル]]を直接[[バトルゾーン]]に出す事が可能。ただし[[セル]]はすぐ[[超次元ゾーン]]に戻ってしまうので、実用上の意味はあまりない。

-実現するのは難しいが[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]と組めば、[[進化]]ではない[[クリーチャー]]なら何でも出せるようになる。安定性を考えた場合は、[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]の方が使いやすい。

-[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で、この[[クリーチャー]]と極めて相性の良い[[《湧水の光陣》]]が登場。元々[[進化元]]の[[ワイルド・ベジーズ]]には墓地利用を得意とする[[クリーチャー]]が多く、自然と光文明に多く属する[[アーク・セラフィム]]が進化元として取れるので難なく採用できる。

-「ジュピター」は木星。[[自然]][[文明]]のイメージには合っているが、実際には緑というより茶色のガス惑星である。

**[[サイクル]] [#o34dcb5e]
[[DM-19>DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]の惑星の名前を冠した[[フェニックス]]。
生き残った旧[[種族]]+同じ[[文明]]の[[ハイブリッド種族]]から[[進化]]できる。
いずれも強力な[[メテオバーン]][[能力]]を持つ。
-[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]
-[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]
-[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]
-[[《超神星マーズ・ディザスター》]]
-''《超神星ジュピター・キングエンパイア》''

**関連カード [#qe130302]
-[[《霊騎クルス・タスポル》]]
-[[《カラテ・キャロット》]]
-[[《博識の森のポルタス》]]

**収録セット [#q925e4d0]
-illus.[[Atsushi Kawasaki]]
--[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]

**参考 [#v1ae0d6e]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[進化GV]]
-[[ドリームメイト]]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[ワイルド・ベジーズ]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[進化クリーチャーの下]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[カード]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚酔い]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[【ラグマループ】]]