#author("2018-08-20T16:44:56+09:00","","")
*《超奇天烈 マスターG》 [#nbdc6aa9]
#author("2018-09-27T13:21:26+09:00","","")
*《&ruby(ちょうきてれつ){超奇天烈}; マスター&ruby(ジー){G};》 [#nbdc6aa9]

|超奇天烈 マスターG SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 9000|
|進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略−水のコマンド|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーはブロックされない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選ぶ。その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置く。そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|

[[DMR-18>DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]で登場した[[進化]][[マジック・コマンド]]/[[侵略者]]。
[[水]]の[[コマンド]]から[[侵略]]でき、[[ブロックされない]]。さらに強力な[[除去]]耐性を持つ。

その脅威の除去耐性とは、離れる時に偶数か奇数かを選び、相手の[[山札]]の一番上の[[カード]]が選んだ側であれば[[バトルゾーン]]にとどまるというもの。
やや運が絡むが、構築に[[マナカーブ]]を作る都合上[[デッキ]]によって奇数や偶数の偏りは自然と生まれるので、デッキを見極めれば高確率でバトルゾーンに保ち続けることができる。
運とはいえど、相手からしても除去[[呪文]]を撃っても場を離れない可能性があることを考えるとかなり撃ちづらくなる。

強力な[[能力]]を持つ代わりに素の[[コスト]]はやや[[重い]]。だが、侵略を持っているおかげで早い段階から登場させることができる。
水のコマンドも軽量なものが増えており、[[《プラチナ・ワルスラS》]]や[[《奇天烈 チャンG》]]を用いれば4[[ターン]]目には出すことができる。

総じて、マジック・コマンドの[[フィニッシャー]]として申し分ない1体といえる。
使用の際は相手の[[マナゾーン]]や[[墓地]]などにも気を配り、より確実に場にとどまる事ができるようにしたい。

-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などのエラッタ前の[[置換効果]]テキストと同じになっているが、暫定回答としては[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と同様に「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時〜以下のテキスト全文」がひとつの置換効果として扱われる。置換効果のテキスト表現を厳密に適用させるのであれば以下のようになる。一文がいたずらに長くなり、本来の意味すら分かりづらくなってしまっているのがお分かりだろう。

|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選&bold(){び、}その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置&bold(){き、}そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選''び、''その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置''き、''そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|

-[[パワー低下]]により、自身の[[パワー]]が0以下になった時は、[[破壊]]されるまで延々と偶数か奇数かを選ばなければならない。ただし、相手の[[山札]]が1周してかつ、偶数か奇数のどちらかしか残ってない場合は[[バトルゾーン]]を[[離れない]]ことが確定するので、その時点で見るのをやめて&bold(){[[山札]]を[[シャッフル]]して[[パワー]]0のまま[[ゲーム]]を続行する}。これは特殊裁定である。特に[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《阿修羅ムカデ》]]は1度で-9000のパワー低下を放つので覚えておいて損はない。
-[[パワー低下]]により、自身の[[パワー]]が0以下になった時は、[[破壊]]されるまで延々と偶数か奇数かを選ばなければならない。ただし、相手の[[山札]]が1周してかつ、偶数か奇数のどちらかしか残ってない場合は[[バトルゾーン]]を[[離れない]]ことが確定するので、その時点で見るのをやめて''[[山札]]を[[シャッフル]]して[[パワー]]0のまま[[ゲーム]]を続行する''。これは特殊裁定である。特に[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《阿修羅ムカデ》]]は1度で-9000のパワー低下を放つので覚えておいて損はない。

-[[《ラグーン・マーメイド》]]を用いれば[[山札の上]]のカードが常に[[表向き]]になるので、確実に場にとどまることができる。

-[[《革命の防壁》]]、[[《反逆狼の紋章》]]、[[《賢者の紋章》]]以外の[[革命0トリガー]]は[[山札の上]]を公開して除去を行った後でシャッフルする都合上、相手の[[山札の上]]が何であるか分かったうえで[[置換効果]]を解決できるため確実に無力化できる。なお[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の場合は[[山札の上]]が不確定になってしまうため確実には無力化できない。後に[[《ミラクル・ミラダンテ》]]も登場したが[[ブロックされない]]ので事実無力化していることになる。
--同様の処理の中でも山札の上から数枚を見たり表向きにしたまま除去を行う[[《革命の鉄拳》]]と[[《天守閣 龍王武陣》]]、[[《聖霊左神ジャスティス》]]の処理には要注意。&bold(){見ているカードはまだ山札の中であるため、その中から1枚目のカードを公開してもらう必要がある。}特に[[《天守閣 龍王武陣》]]及び[[《聖霊左神ジャスティス》]]は見ているカードが非公開情報なので元々の順番が分からなくなって揉めないように要注意。
--同様の処理の中でも山札の上から数枚を見たり表向きにしたまま除去を行う[[《革命の鉄拳》]]と[[《天守閣 龍王武陣》]]、[[《聖霊左神ジャスティス》]]の処理には要注意。''見ているカードはまだ山札の中であるため、その中から1枚目のカードを公開してもらう必要がある。''特に[[《天守閣 龍王武陣》]]及び[[《聖霊左神ジャスティス》]]は見ているカードが非公開情報なので元々の順番が分からなくなって揉めないように要注意。

-このカードの能力で[[ツインパクト]]がめくれるとこのカードのプレイヤーがどちらかを選べるので[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のような奇数も偶数も持ったカードがめくれると場にとどまることができる。

-この能力のおかげで、デッキ内のコストを統一する必要のある[[【ガチャンコ ガチロボ】]]や[[《奇天烈X グランドダイス》]]を主軸としたデッキにはかなり有利に戦える。

-能力で偶数及び奇数を参照するカードはこれが初めて。

-上記の通り偶数及び奇数を参照する都合上、もしその概念が分からないプレイヤーが相手だと揉めやすい。ほとんどないと思うが、若年のプレイヤー相手に対戦する機会があるならば、偶数奇数の説明をできるよう配慮したい。ちなみに偶数とは2で割り切れる数、奇数とは2で割り切れない数である。
--なお偶奇性は数学において有限の範囲でしか定義できないことに注意。大学数学以上の範囲の話であるためカードゲームでは出てこない…と思われていたのだが、[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]が無限大のコストを持つようになり、議論せざるを得なくなってしまった。偶奇性を定義できない以上、''マスターG》は絶対に場に残れない}。
--と思われていたが、公式サイトの[[《奇天烈X グランドダイス》]]のQ&Aにて、 &bold(){[[デュエル・マスターズ]]において0と[[∞>無限]]は偶数として扱う}と回答されてしまった。
--なお偶奇性は数学において有限の範囲でしか定義できないことに注意。大学数学以上の範囲の話であるためカードゲームでは出てこない…と思われていたのだが、[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]が無限大のコストを持つようになり、議論せざるを得なくなってしまった。偶奇性を定義できない以上、''《マスターG》は絶対に場に残れない''。
--と思われていたが、公式サイトの[[《奇天烈X グランドダイス》]]のQ&Aにて、 ''[[デュエル・マスターズ]]において0と[[∞>無限]]は偶数として扱う''と回答されてしまった。

-漫画版「VSR」では[[ハカセ]]が使用。[[《燃える革命 ドギラゴン》]]の[[殴り返し]]を能力で耐えた。なおこのストーリーの[[コロコロコミック]]掲載は[[DMR-18>DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]どころか[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]発売直前であり、かなり早い段階での登場となった。

-アニメ「VSR」31話では漫画版同様に[[ハカセ]]がコジロー戦で使用した。[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]と、[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]の[[cip]]と[[殴り返し]]の三度の除去を能力で耐える活躍を見せた。

**関連カード [#m4bacb2b]
-[[《奇天烈 チャンG》]]

**収録セット [#y4ac8205]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]

**参考 [#if7da103]
-[[マジック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[水]]
-[[コマンド]]
-[[ブロックされない]]
-[[侵略]]
-[[手札]]
-[[コスト]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
//画像ソースはコロコロコミック10月号