#author("2019-10-25T12:37:11+09:00","","")
*《&ruby(ちょうきてれつ){超奇天烈}; ギャブル》 [#y1bdc493]
#author("2019-10-25T13:46:44+09:00","","")
*《&ruby(ちょう){超};&ruby(きてれつ){奇天烈}; ギャブル》 [#y1bdc493]

|超奇天烈 ギャブル SR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 7000|
|進化―自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略―水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から5枚を表向きにする。その中から呪文を1枚選び、その後相手は残りを好きな順序で自身の山札の一番下に置く。選んだ呪文を自分がコストを支払わずに唱え、相手の墓地に置く。 |

[[ドカンとデュエマ革命パック]]で登場した[[進化]][[マジック・コマンド]]/[[侵略者]]。

[[水]][[コマンド]]から[[侵略]]でき、[[cip]]で相手の[[山札の上]]5枚を確認。その中から[[呪文]]を1枚選び、[[唱える]]ことができる。

相手の[[山札]]を参照する[[《聖霊左神ジャスティス》]]のような効果を持ち、相手の[[デッキ]]依存で不確定な分[[唱える]][[呪文]]の[[コスト]]に制限は掛からなくなっている。
そのため相手によっては[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]等の[[重量級]][[呪文]]も唱えられることになるが、基本的には多くの[[デッキ]]に採用されている[[超次元]]や[[S・トリガー]][[呪文]]を狙っていくことになるだろう。

[[表向き]]にしたカードは全て[[山札の下]]に送られる為、[[山札操作]]の妨害や相手の[[デッキ]]を把握できるといった点でも優秀である。
また[[コスト]]も5と比較的軽く、[[侵略]]しなくとも[[召喚]]しやすいのはうれしいところ。

問題は他の[[マジック・コマンド]]と同じく相手に依存する点。[[【速攻】]]のような[[フルクリーチャー]]気味な[[デッキ]]相手では[[バニラ]]同然となってしまう。
しかし[[呪文]]を多く採用した[[コントロール]]相手であれば最大限に効果を発揮できる。
又[[侵略]]持ちという強みは消えないので[[ビートダウン]]要員としては申し分ない。

プロモパックのカードの中ではかなりポテンシャルのあるカードであるので、[[水]]の[[侵略]][[デッキ]]を組む際には投入を検討できるだろう。

**ルール [#s3dcd1d9]
-[[テキスト]]では分かりづらいが、[[唱える]][[呪文]]は自分(このカードを出したプレイヤー)が選ぶ。

**環境において [#jffabf2c]

登場当初の評価は「[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]のようなユニークな挙動のカード」という程度であり、[[相手依存]]である事から真剣勝負には一歩及ばないとされていた。また、[[革命編環境]]がクリーチャー寄りであり、[[呪文]]にただ乗りしづらいという事情もあった。

双極篇以降、[[ツインパクト]]の登場によって呪文面を逆利用できるケースが増えた。呪文のスペックそのものがインフレしているのも追い風。

[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期には[[【青黒緑デッドダムド】]]が大流行。
あまりに[[【青黒緑デッドダムド】]]同士の[[ミラーマッチ]]が増えたため、対策として2コストマナブーストを9枚前後投入した型が増加し、初動を増やした分落ちたデッキパワーがこのカードを3枚投入することによって補われるようになった。
入手方法は限定パックのプロモのみということもあってシングルカードのレートは高騰した。

特に[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#o8f0ed5c]]や[[【チェンジザドンジャングル】]]との対面で[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]にただ乗りできると詰めの性能が格段と増す。

ただ、[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]期になって[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が流行すると、あちらのデッキにこちらが唱えて有利になる呪文がそれほど搭載されていないことから優先順位は下がった。[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]は自分がこのカードで唱えると相手のクリーチャーとしてバトルゾーンに出る上に、[[《ブレイン・チャージャー》>《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]も同様に相手のマナゾーンに埋まってしまうのである。

**他のカードとの相性 [#x5e1a221]
-相手のあらゆる[[超次元]][[呪文]]に対応できるように、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]は是非採用したい。次点で打点追加要員として[[《時空の喧嘩屋キル》]]が候補に挙がるか。

-[[《封魔アドラク》]]や[[《悪臭怪人ゴキーン》]]で相手の[[山札]]を固定すれば、ある程度好きな[[呪文]]を選んで唱えられるため強力。

**その他 [#o3873ac2]

-プロモパックの新規カードではあるが、珍しく[[スーパーレア]]の[[レアリティ]]を持つ。

-相手のカードを扱うため取り扱いには気をつけなければいけない。カードの扱いのトラブルには気を付けよう。

-名前の元ネタはギャンブルからだろう。

**収録セット [#b09cfe8b]
-illus.[[lack]]
--[[ドカンとデュエマ革命パック]](P14/Y14)

**参考 [#m12c433f]
-[[マジック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[水]]
-[[クリーチャー]]
-[[侵略]]
-[[コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[山札の下]]
-[[カード]]
-[[コスト]]
-[[バトルゾーン]]
-[[呪文]]