#author("2019-08-29T03:55:06+09:00","","")
#author("2019-10-26T20:09:27+09:00","","")
*《&ruby(アルティメットおとこ){超越男};》 [#nb35a0bf]

|超越男 P 光/水/闇/火/自然文明 (5)|
|クリーチャー:アウトレイジ/へドリアン/シノビ/ダイナモ/ハンター/チルドレン/ロスト・クルセイダー/カレーパン/ピアニスト/ワールドアイドル 2000+|
|U・ソウル|
|S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|S・バック・多色(多色カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する。)|
|シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊されたとき、新しいシールドとして自分のシールドに表向きのまま加える。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)|
|ニンジャ・ストライク5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)|
|ロスト・プリズム(このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが多色カードであれば、手札に加える)|
|ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)|
|パワーアタッカー+1000(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+1000する)|
|ハンティング(バトル中、バトルゾーンにある自分のハンター1体につきこのクリーチャーのパワーを+1000する)|
|スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)|
|エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)|
|ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)|

[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[U・ソウル]]持ちの[[アウトレイジ]]/[[ヘドリアン]]/[[シノビ]]/[[ダイナモ]]/[[ハンター]]/[[チルドレン]]/[[ロスト・クルセイダー]]/[[カレーパン]]/[[ピアニスト]]/[[ワールドアイドル]]。

多くの[[プレイヤー]]に衝撃を与えた[[《究極男》]]が更なるパワーアップを遂げて帰ってきた姿。

[[種族]]と[[ソウル]]以外に特徴が無かった[[《究極男》]]とはうって変わって凄まじい数の[[能力]]を持ち、歴代[[キーワード能力]]の博覧会状態となっている。

単純に使っても[[エスケープ]]による破壊耐性を持った[[スレイヤー]]の[[ガードマン]]である。[[エスケープ]]を利用すれば延々と[[バトルゾーン]]に居座ることができるだろう。

[[5色レインボー]]ではあるが[[S・トリガー]]、[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]が揃っているので場に出す方法には事欠かない。相手が自分の[[クリーチャー]]に[[攻撃]]してきた際、[[ニンジャ・ストライク]]で[[コスト踏み倒し]]し、[[ガードマン]]で身代わりになれば相手の[[アタッカー]]を[[相打ち]]に持ち込める。

また、[[シールド・ゴー]]を使って表向きの《超越男》がいれば、[[エスケープ]]でそれを[[回収]]して再度使用することが出来る。(シールド・ゴーで表向きにされたシールドが離れると墓地に置かれる効果を、エスケープの「かわりに」による置き換え効果で無効化出来る為。)

[[攻撃]]も可能であり、[[パワーアタッカー]]と[[ハンティング]]があるのでこちらから殴ってもそこそこ優秀。最悪でも[[スレイヤー]]で相打ちに持ち込める。
おまけに[[ロスト・プリズム]]による手札補充までこなすうえ、[[シールド・ゴー]]と[[ダイナモ]]まで持っているため、場に出しさえすれば高確率で何らかの仕事をしてくれる。[[ゲーム]]の際は[[能力]]を使うのを忘れないように注意が必要だろう。

とはいえ[[能力]]が多過ぎてそれらが競合するケースも多い。「なんでもできる」からこそ、「何をさせるのか」ははっきりさせておきたいところ。

-弱点は[[破壊]]以外の[[除去]]。[[破壊]]以外に対する耐性も「場を離れた時」に発動する能力も持っていないため、それらの除去は素通しになってしまう。
--とはいえ[[シールド送り]]なら[[S・トリガー]]で、[[バウンス]]なら[[S・バック]]や[[ニンジャ・ストライク]]で直ぐに復活できるため、致命傷となるのは[[マナ送り]]や[[山札送り]]、[[封印]]くらい。

-残念ながら元祖キーワード能力の一つである[[ブロッカー]]は所持していない。とはいえ[[《光牙忍ハヤブサマル》]]が[[殿堂入り]]している事を考えると、このラインナップにブロッカーまで加わるのはさすがに強力過ぎるか。ちなみに、[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]には[[多色]][[クリーチャー]]に[[ブロッカー]]を[[付与]]する[[《金色の精霊クロスヘイム》]]が収録されており、ひょっとしたら「組み合わせて使え」ということなのかもしれない。
--自分への攻撃は防げないが、代わりに[[ガードマン]]を所有しているため、クリーチャーへの攻撃をこれで受け持つことは可能。

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**カード・デッキとの相性 [#mf631beb]

手軽に出せる5色レインボー[[カード]]であることを活かして、[[《愛の無限オーケストラ》]]の進化元にしたり、豊富な能力を活かして[[ダイナモ]]デッキにいれたりと様々な使い方がある。

-[[《ハッピーとラッキーの一撃》]]や[[《アクア・スーパーエメラル》]]を使えば[[S・バック]]による早期[[召喚]]が可能。特に前者は[[【無限オーケストラ】]]のテクニックとして重宝される。

-[[単色]]カードメインの[[デッキ]]では[[S・バック]]と[[ロスト・プリズム]]が、[[ハンター]]デッキ以外では[[ハンティング]]が、[[ダイナモ]]デッキ以外では[[ダイナモ]]が腐りやすい。特に殆どの[[カード]]が単色で[[ハンター]]がいない[[ダイナモ]]は他2つと競合しやすいので注意。場に出すまでの難易度に直結する[[S・バック]]以外はそこまで致命的ではないのが救いか。

-[[《究極男》]]を上回る10種類もの[[種族]]を併せ持つため、このクリーチャーがいるだけで[[《口寄の化身》]]の[[能力]]で一気に10枚も[[ドロー]]できる。

-先述の[[《金色の精霊クロスヘイム》]]や[[《セイント・キャッスル》]]等で[[ブロッカー]]を与えると、[[エスケープ]]と[[シールド・ゴー]]を併せ持つため、かなり粘り強く耐えることができる。《超越男》が2体いれば、一方を[[シールド・ゴー]]させた上で、もう一方を[[エスケープ]]させ、先ほど[[シールド・ゴー]]させたものを選べば、[[置換効果]]は連鎖しないため、間接的に[[モヤシ]]として扱える。

-[[バトル]]時に[[パンプアップ]]させられる[[ハンティング]]は[[ダイナモ]]と相性が良い。他に[[ハンター]]を採用していなくとも、[[攻撃]]による[[バトル]]なら最低4000、それ以外のバトルでも最低3000の[[パンプアップ]]を味方の[[ダイナモ]]に与える事ができる。もっとも、相手を一方的に打ち倒すには[[エスケープ]]と[[スレイヤー]]の付与で十分ではあるが。

-[[シールド・ゴー]]を[[ダイナモ]]によって他の[[クリーチャー]]に与えると、その[[クリーチャー]]は[[破壊]]後に表向きの[[シールド]]となるが、その際与えられていた[[シールド・ゴー]]は消失し、「シールドゾーンを離れる時、かわりに墓地に置く」部分は適用されなくなるため、ブレイクされた時はそのまま[[手札]]に戻る。[[ダイナモ]][[デッキ]]に投入する際は覚えておいたほうがいいだろう。

-[[多色]]で[[S・バック]]や[[ニンジャ・ストライク]]を使える点を活かし、相手ターン中に[[《双流星キリン・レガシー》]]の[[メテオバーン]]を誘発させることができる。

-[[U・ソウル]]しか持っていないので、[[《ファイナル・ドッペル》]]には進化できない。

-[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の登場によりニンジャ・ストライクの発動条件が1マナ分重くなった分、[[スレイヤー]]を持った[[《光牙忍ハヤブサマル》]]として運用することが可能になった。まるで[[手札]][[誘発>トリガー]]の[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]のように使える上にシールド・ゴーによってさらに防御を固めることも可能。もし複数枚手札にあれば、エスケープでシールド・ゴーで表向きになっている超越男を回収することでさらに防御回数を増やすことができ、そのたびにロスト・プリズムのドローまで試みられる。実際にこれを3枚投入したシノビ軸の[[5色コントロール]]が[[DMRP-04裁>DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」]]期の[[デュエマフェス]]に優勝するなど結果を残している。

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**その他 [#w8862599]

-初の[[多色]][[S・バック]]獣であり、[[ニンジャ・ストライク]]持ち[[多色]][[シノビ]]でもある。

-[[オラクル]]関連の種族以外は基本複合種族を持たなかった[[アウトレイジ]]がはじめてその他の種族を複合に持つように。おまけに、他の新規アウトレイジは今までと同じ種族ルールであることからこのカードが特殊であることがわかる。ついに種族ルールも超越してしまった、ということなのだろうか。

-ちなみにこのカードは能力[[テキスト]]欄が長過ぎて''イラストが存在しない''という前代未聞の仕様になっている。その都合上、[[イラストレーター]]も存在しないので、滅多にない事ではあるが[[《ハムカツのイラスト百烈ペン》]]を使用する際は一切カウントされないという事に注意しよう。

-[[《究極男》]]と比べると、一部の[[種族]]は[[能力]]を元に選抜されている節がある。そのためか、あちらと同様今回も[[アンノウン]]と[[アンノイズ]]は外されてしまった。

-これほどの[[パワー]]アップを遂げても[[ウェーブストライカー]]は得られなかった。仮にあったとしても、どの[[能力]]に対して適用すべきかは悩みどころだが。

-なぜか[[ワールドアイドル]]という新しい[[種族]]が設けられている。単なる[[アイドル]]ではなく[[ワールドアイドル]]。[[5色レインボー]]であるがゆえのワールド種族なのだろうが、[[アウトレイジ]]や[[シノビ]]はすでに全[[文明]]に存在する上、[[ロスト・クルセイダー]]や[[ハンター]]に[[5色レインボー]][[種族]]としての[[前>《鎧亜の神将ゼフィス》]][[例>《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]もあるため、なぜわざわざ新種族を、しかもアイドルから派生して作ったのかなおさら疑問である。

-[[エピソード2]]期に原作漫画やアニメに登場したキャラクターとタイアップする形で作られた、[[ピアニスト]]、[[カレーパン]]、[[(ワールド)アイドル>アイドル]]を併せ持ち、さらには、同時期に『団地ともお』とのコラボのために作られた[[チルドレン]]も有する。

-以上のように、数々のいわゆる[[特殊種族]]や、[[背景ストーリー]]には関与していないと思われる[[種族]]を抱えるこの[[クリーチャー]]が、一体どんな姿をしているのか気になるところ。だが、やはり[[イラスト]]がないため確認できないのが悔やまれる。どうしても拝みたければ、いずれは[[フルフレーム]][[イラスト]]か何かでその姿が公開される日が来ると信じて待とう。

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]のジョークカード、《Greater Morphling》。あちらは「テキストが長すぎてイラスト欄が圧迫され、窮屈そうにしているクリーチャー」というジョークだったが、完全にイラスト欄を埋めてしまったこのカードは本家を超えたと言えよう。

-アニメ「VSRF」では『脇役の仕事』のイメージ映像の中で、『敵が使うとんでもないカード』の例として登場。こんなカードを初めて見たら脇役だろうと主役だろうとビックリすること間違いなしである。

**関連カード [#k0016bc5]
-[[《究極男》]]

**収録セット [#z1cc9f6a]
-illus.無し
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#jba8ed05]
-[[5色レインボー]]
-[[U・ソウル]]
-[[アウトレイジ]]
-[[ヘドリアン]]
-[[シノビ]]
-[[ダイナモ]]
-[[ハンター]]
-[[チルドレン]]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[カレーパン]]
-[[ピアニスト]]
-[[ワールドアイドル]]
-[[S・トリガー]]
-[[S・バック]]
-[[シールド・ゴー]]
-[[ニンジャ・ストライク]]
-[[ロスト・プリズム]]
-[[ガードマン]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[ハンティング]]
-[[スレイヤー]]
-[[エスケープ]]
-[[ダイナモ]]
-[[キーワード能力]]