#author("2019-07-14T23:08:44+09:00","","")
#author("2019-08-03T16:14:36+09:00","","")
*《&ruby(ぜったい){絶対};の&ruby(おそ){畏};れ &ruby(ぼうがい){防鎧};》 [#r35c4006]

|絶対の畏れ 防鎧 SR 光文明 (3)|
|クリーチャー:メタリカ 3500|
|相手が自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出した時、相手はそれを山札の一番下に置く。|
|相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって自分の手札は捨てられない。|

[[DMBD-04>DMBD-04 「超メガ盛りプレミアム7デッキ キラめけ!! DG超動」]]で登場した[[メタリカ]]。

相手が[[クリーチャー]]を出した際、その時に出した[[クリーチャー]]の[[コスト]]以上の[[カード]]が[[マナゾーン]]になければ[[山札の下]]へ強制送還する[[《制御の翼 オリオティス》]]の能力と、[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]と同様の捨てられない[[ハンデス]][[メタ]][[能力]]を持つ。両者ともに強力な[[能力]]を持っていたが、デッキスロット的に両方を入れるスペースは無かった為、これ1枚で済むようになったのは朗報と呼べる

この二つの[[能力]]は当然強力。前者は凶悪な[[ビートダウン]]性能を発揮する[[侵略]]や[[革命チェンジ]]、根強く使用されている[[サイキック・クリーチャー]]へのメタ、後者は[[《解体人形ジェニー》]]や[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]等のハンデス全般を対策することができる。

また2体と違い[[プレイヤー]]への[[攻撃]]が可能となっている。中速のビートダウンに長けたメタリカ主体の[[デッキ]]では序盤から積極的な[[シールド]]への攻撃が重要となるため、相手の行動を制限しながら攻撃に参加できる点は長所となっている。地味に3500というパワーのおかげで同コスト域のクリーチャーに殴り負けにくく、[[《超次元ボルシャック・ホール》]]で[[除去]]できないようになっている点も優秀。

短所としては2マナ域のハンデスには間に合わないことと、[[ブロッカー]]を持っていない為[[バトルゾーン]]に[[攻撃曲げ]]が可能なクリーチャーがいない限り防戦には参加できない点。
特に前者は中々に致命的なポイントであり、ハンデスデッキの多くは[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《特攻人形ジェニー》]]などの2コスト域のハンデスからスタートしていく。相手が先攻だったら、マナカーブ的にも[[《ブレイン・タッチ》]]などの3コスト域のハンデスカードにすら間に合わないかもしれない。

しかし短所を差し引いても[[スーパーレア]]にふさわしい強力なカードであることは確かである。

**環境において [#j5e36f4b]
[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が登場すると早くも採用率が伸び悩んだ。やはりあちらの2コストとこちらの3コストでは速度が違う上に、こちらの[[ハンデス]][[メタ]]能力があちらの呪文面にある[[呪文]][[ロック]][[効果]]よりも腐りやすいという欠点が浮き彫りになった。登場時に既に[[《ニコル・ボーラス》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]などの高速ないし大型のハンデス手段の積極採用が見られなくなっていたことも大きい。[[《コアクアンのおつかい》]]とコストがモロ被りなのでカードパワーを優先する[[【ロージアミラダンテ】]]ですら《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》が優先されるようになった。

このカードが必要とされるデッキというのは攻撃可能な[[光]]の[[コスト踏み倒しメタ]]を《奇石 ミクセル》とこれを同時採用して最大8枚体制にしたい上に小刻みなハンデスを繰り返し受ける中速ないし低速のデッキである[[【サザン・ルネッサンス】]]や[[【トゥリオドギラゴン剣】]]であろう。

[[DM・双マーク2ブロック構築環境]]でですら《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の後塵を拝するなど、そうした限定戦ですら活躍の機会には恵まれない。[[【サッヴァーク】]]や[[【轟破天九十九語】]]などのように[[コスト踏み倒し]][[メタ]]が刺さらないデッキの相対数が多いのもあるが、やはり[[【“轟轟轟”ブランド】]]のように手軽な火力と[[ウィニー]]を併せ持つデッキが多いのがその原因であろう。2ブロック構築においては[[《スチーム・ハエタタキ》]]も[[赤単]]では採用圏内であり、この点も採用率の低迷とは無関係ではない。
[[DM・双マーク2ブロック構築環境]]でですら《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の後塵を拝するなど、そうした限定戦ですら活躍の機会には恵まれない。[[【サッヴァーク】]]や[[【轟破天九十九語】]]などのように[[コスト踏み倒しメタ]]が刺さらないデッキの相対数が多いのもあるが、やはり[[【“轟轟轟”ブランド】]]のように手軽な火力と[[ウィニー]]を併せ持つデッキが多いのがその原因であろう。2ブロック構築においては[[《スチーム・ハエタタキ》]]も[[赤単]]では採用圏内であり、この点も採用率の低迷とは無関係ではない。

それでも、[[DMRP-08>DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]期になると、[[《堕魔 ドゥシーザ》]]で溶かされない[[パワー]]ライン、[[《追憶人形ラビリピト》]]のハンデスに対処できる能力、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]本体の着地を阻害できる能力など、多くの[[【デ・スザーク】]]の主要パーツに[[メタ]]を張れる点から需要が伸びた。[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列で使われる[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]で焼かれないのも大きいが、2019年3月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂によって[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]の採用率も低下することになり、パワーの優位性が相対的に低下。

**その他 [#xe101a9d]
-[[DMBD-04>DMBD-04 「超メガ盛りプレミアム7デッキ キラめけ!! DG超動」]]には2枚しか収録されていない。よってデッキ内に4枚投入する場合は商品を計2点購入するか[[シングルカード]]で購入、もしくは[[交換]]で入手するしかない。

-些事だが《聖鐘の翼 ティグヌス》及び《制御の翼 オリオティス》らの効果との文章構成が微妙に違う。効果内容は同一のものであるため気にするほどではないが。

-ネーミングは「妨害」の当て字。

**関連カード [#x0afa9eb]
-[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]
-[[《制御の翼 オリオティス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g3c0e9ed]
-[[DMBD-04>DMBD-04 「超メガ盛りプレミアム7デッキ キラめけ!! DG超動」]]&br;'''コイツで相手の踏み倒し戦略を邪魔すれば、メタリカを並べる時間を稼げるぞ!'''

**収録セット [#d580142e]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMBD-04 「超メガ盛りプレミアム7デッキ キラめけ!! DG超動」]]

**参考 [#e9c9321b]
-[[メタリカ]]
-[[クリーチャー]]
-[[ハンデス]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト]]
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公式Q&A
>Q.相手が自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーをバトルゾーンに出しました。そのクリーチャーが、クリーチャーを破壊してから手札を捨てさせる能力を持っている時、''《絶対の畏れ 防鎧》''を破壊するとどうなりますか?
Aまず''《絶対の畏れ 防鎧》''が破壊されます。その後、''《絶対の畏れ 防鎧》''はいなくなっているので手札を捨てることになります。その後、すでにトリガーしているこのクリーチャーの最初の能力によって相手のクリーチャーは山札の一番下に置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31631/]]