#author("2019-11-22T10:35:51+09:00","","")
#author("2019-11-22T10:35:56+09:00","","")
*《&ruby(しんめつしょうてん){神滅翔天};ポッポ・ジュヴィラ》 [#z041eec0]

|神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ P 闇/火文明 (4)|
|クリーチャー:ファイアー・バード/ドラゴン・ゾンビ 4000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。|¥
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。|
|自分の進化フェニックスを召喚する時、バトルゾーンにあるクリーチャーのかわりに自分の墓地にあるクリーチャーの上に置いてもよい。|

[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]に収録された[[闇]]/[[火]]の[[ファイアー・バード]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]。

[[フェニックス]]の[[召喚]]をサポートする[[能力]]を持っており、[[墓地]]の[[クリーチャー]]を[[進化元]]に出来るようになる。また、[[cip]]での3枚の[[墓地肥やし]]を行うため、自身でもある程度の[[進化元]]を[[墓地]]に用意できる。

この[[クリーチャー]]の目玉は、やはり[[進化]][[フェニックス]]を[[墓地進化]]に出来る点である。[[フェニックス]]を[[召喚]]する際に[[墓地]]の[[クリーチャー]]から[[進化]]して出せる。わざわざ[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]を用意する必要が無くなるので、[[進化]]に必要な手間を大幅に減らすことができる。[[進化元]]の多さという[[フェニックス]]の弱点を見事にカバーしており、格段に出しやすくなった。

また、単純に[[墓地肥やし]]のできる4コストの[[ドラゴン・ゾンビ]]として利用しても優秀である。いざとなったらこのカード自身を[[進化元]]にしたり、[[ドラゴン]]のサポートを受けたりすることもできる。また[[ドラゴン・ゾンビ]]故に[[リアニメイト]]の手段も豊富のため、[[除去]]にもある程度強い。

相性が良いのは、同じパックに収録されている[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]。この[[クリーチャー]]自身がいずれかの[[フェニックス]]の[[進化元]]となることのできるので[[進化]]を狙いやすい。

また、[[《究極銀河ユニバース》]]とも非常に相性が良く。こちらは要求する[[進化元]]が1体だけなので、[[フェニックス]]が落ちれば次の[[ターン]]に[[進化]]できる。さらに、それを重ねて[[メテオバーン]]を起動すれば即[[エクストラウィン]]を達成することができてしまう。&br;ただし文明が3色になってしまう上、[[cip]]でフェニックスを落とさなければならず、安定性が高いとはいえない。とはいえ、[[【ユニバースエクストラウィン】]]に新たな可能性を生み出したため、今後の研究に期待が持てる。→[[【ジュヴィラユニバース】]]

[[墓地肥やし]]と併用することで、前者ならもう1体、後者なら2体の[[ドラゴン]]が落ちれば次の[[ターン]]に流れるように[[進化]]できる。また、同じ理由で3種類の[[ドラゴン]]から[[進化]]できる[[《超神星ライラ・ボルストーム》]]とも相性がいい。

-一見、[[フェニックス]]のサポートとしてはかなり優秀であり、フェニックスを[[コンセプト]]にした[[デッキ]]を組む際には必ず入りそうなカードだが、実際はそうではない。墓地を進化元にできるとはいえ、種族指定であることは変わらないため、結局9割以上の[[フェニックス]]はこのカードを持ってしても使いづらいままである。このカードと一緒にデッキに入るのは、上記でもあげたような文明と種族があった[[《暗黒王デス・フェニックス》]]や[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]、色が合わないものの一瞬で[[エクストラウィン]]が狙える[[《究極銀河ユニバース》]]ぐらいである。《ジュヴィラ》と色が合わない[[フェニックス]]は、《ジュヴィラ》を入れると[[デッキ]]もその色に合わせなければならないため、逆に《ジュヴィラ》を入れない方が使いやすいということもある。

-[[フェニックス]]を「[[召喚]]」する時にしか[[能力]]を適用できないことに注意。

-「バトルゾーンにあるクリーチャーのかわりに」であるため、[[バトルゾーン]]以外のゾーンの[[クリーチャー]]から[[進化]]する[[フェニックス]]には適用できない。[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]のような[[マナ進化GV]]の場合には普通に[[進化]]させなければならない。

-[[進化]][[フェニックス]]の''[[召喚]]にしか反応しない''点に注意。[[《湧水の光陣》]]のような[[リアニメイト]]と組み合わせたいところだが、そのような場合は[[墓地進化]]に置換できないので注意。

-[[フェニックス]]には[[進化クリーチャー]]しか存在しないため、わざわざ「『進化』フェニックス」と書かれているのは蛇足に見えなくもない。しかし、これは同じ能力文の中で「[[進化元]]」に言及しているがために「進化である」という前置きが必要なだけである。
--例えば、(実践上そのような場面はまず無いが)[[《ユニバース・ラピア》]]で[[フェニックス]]化した[[山札]]にある[[非進化]][[クリーチャー]]を[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]で[[召喚]]しようとしたとき、《ポッポ・ジュヴィラ》のテキストが[[進化]][[非進化]]を問わない「フェニックスを召喚する時、〜」になってしまっていると、[[非進化]]にも拘らず[[進化元]]について言及することになってしまい、話がおかしくなる。そのような無用な混乱を抑えるために必要な一言なのである。
//
//[[《ユニバース・ラピア》]]の登場で、[[手札]]の通常[[クリーチャー]]が[[フェニックス]]として扱われるケースが出てきたため、それによる[[テキスト]]上の混乱を避けるための措置である。
//手札には追加されないので説明として不適格

-公式の裁定によると2体以上[[進化元]]が必要な場合、''選ぶ時[[墓地]]と[[バトルゾーン]]からそれぞれ一体ずつ選ぶことができる''と回答されている。

-[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]とそれなりに相性が良い。[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]や[[《暗黒王デス・フェニックス》]]など[[闇]]の[[フェニックス]]を[[モヤシ]]のように扱え、[[マナカーブ]]も綺麗に繋がる。

-アニメ「VSR」第28話で[[ザキラ]]が[[バサラ]]戦で使用。効果で[[墓地]]の[[《龍神ヘヴィ》]]を[[《暗黒王デス・フェニックス》]]に[[進化]]させている。その後5枚目の[[シールド]]を[[ブレイク]]しており初登場かつ[[ザキラ]]の復活というシーンにふさわしい活躍をした。CV:ブリドカットセーラ恵美
--ちなみにこの時、[[ザキラ]]は《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》で最後の[[シールド]]を[[攻撃]]しなければ、[[マナチャージ]]する[[手札]]のないバサラに[[《禁断》]]を[[召喚]]を許すことなく勝っていた。

-[[背景ストーリー]]では自分の[[墓地]]へ[[進化]]可能とする[[能力]]は「死者を王に捧げる」とされ[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の2体の異なる[[フェニックス]]が時代を超え手を組むきっかけとなった。
--詳細は不明だが、死んだはずの[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が後に[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]や[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]として復活しているところを見ると、彼の復活に関わっている可能性が高い。

**関連カード [#w03b303b]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]

**収録セット [#iaf441e3]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]

**参考 [#u560f949]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ファイアー・バード]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[フェニックス]]
-[[墓地進化]]
-[[【ジュヴィラユニバース】]]