#author("2020-01-07T22:49:23+09:00","","")
#author("2020-01-07T22:54:26+09:00","","")
*《&ruby(くろ){黒};ひげ&ruby(きき){危機};&ruby(いっぱつ){一発};》 [#n752fb75]

|黒ひげ危機一発 P 水/闇文明 (5)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル/パンドラボックス 12000|
|ブロッカー|
|T・ブレイカー|
|スレイヤー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、カードを3枚引き、このクリーチャーを手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、相手に見ないで選ばせ、それを見せる。相手がこのカードを選んだ場合、バトルゾーンに出す。|
|このカードはデッキに1枚だけ入れることができる。|

[[DMEX-08>DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[リキッド・ピープル]]/[[パンドラボックス]]。

5[[コスト]]で[[T・ブレイカー]]を持つ[[スレイヤーブロッカー]]だが、[[召喚]]された時に自身を[[バウンス]]する[[デメリット]]を持つ。ただし、[[バウンス]]後に3[[ドロー]]して相手に[[ランダム]]で[[手札]]を1枚選ばせ、それがこの[[カード]]なら[[コスト踏み倒し]]で再び[[バトルゾーン]]に出る。
また、「この[[カード]]は[[デッキ]]に1枚だけ入れることができる。」という[[デメリット]]を持ち、実質的に[[殿堂入り]][[カード]]である。

せっかく[[召喚]]しても[[バウンス]]されてしまうため使い辛い。[[バウンス]]後に3[[ドロー]]行うため再び[[バトルゾーン]]に出られる確率は1/4以下である。うまく[[バトルゾーン]]に出られたとしても[[コスト踏み倒し]]扱いであるため[[コスト踏み倒しメタ]]の洗礼を受けてしまう。

セルフ[[バウンス]]の[[デメリット]]を回避するには、初めから[[コスト踏み倒し]]で[[バトルゾーン]]に出す事である。3[[ドロー]]は行えないものの、[[コスト踏み倒しメタ]]が存在しなければ大型の[[スレイヤーブロッカー]]が確実に残せる。
逆にセルフ[[バウンス]]の[[デメリット]]を利用してほぼ毎[[ターン]]使える[[《トリプル・ブレイン》]]という使い道もある。しかし、その場合[[多色]]である点と、1[[コスト]]軽い[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]の存在が気になる所。確実に[[手札]]に残るとは限らない点、相手に[[手札]]を[[見せる]]事で[[情報アドバンテージ]]を与えてしまうかも知れない[[デメリット]]もある。

[[《気高き魂 不動》]]や[[《龍装者 ジスタジオ》]]を使えば、セルフ[[バウンス]]のデメリットは帳消しにできるが、そこまで手間をかける必要があるかと聞かれれば疑問に残る。

だからといって[[《生命と大地と轟破の決断》]]のような[[コスト踏み倒し]]カードで召喚せずにバトルゾーンに出そうにも、その場合はただの[[準バニラ]][[ファッティ]]となってしまう。いくらパワー12000の[[ブロッカー]]、[[スレイヤー]]、[[T・ブレイカー]]持ちだからと言って、[[超天篇環境]]では[[準バニラ]]を活躍させるのはきつく、他に踏み倒したい5コストのクリーチャーは沢山いる。

セルフ[[殿堂入り]]により4積みできないのも使い辛さに拍車を掛けている。

総じてかなりクセの強い[[カード]]と言えるだろう。

[[種族]]に[[リキッド・ピープル]]を持つため[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]で[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]できる。
まず事前に[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]を出しておき、《黒ひげ危機一発》を通常通り[[コスト]]を支払って[[召喚]]する。セルフ[[バウンス]]後に3ドローし、その後相手に選ばれなければ[[手札]]が4枚以上になるはずである。この時[[手札]]が7枚以上あれば、[[コスト踏み倒し]]で《黒ひげ危機一発》を再[[召喚]]でき、それだけで合計6枚も[[ドロー]]できる。

-なぜセルフ[[殿堂入り]][[能力]]を持っているかと言えば、もしもこの[[カード]]が複数枚[[デッキ]]に入れられた場合、セルフ[[バウンス]]後に[[ドロー]]を行うため《黒ひげ危機一発》を相手が選んだ時にそれが本当に[[手札]]に戻した《黒ひげ危機一発》だったのか証明できないためだと思われる。

-また、[[cip]]が召喚時限定なのは、そうしないと自身の能力でバトルゾーンに戻った時、また3ドローとセルフバウンスをしてしまうからだろう([[《気高き魂 不動》]]や[[《龍装者 ジスタジオ》]]がいればその限りではない)。

-元ネタはまんま「黒ひげ危機一髪」だが、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]に収録された[[《ラッキー・ダーツ》]]のイラストにも「黒ひげ危機一髪」の写真が載っている。

-「[[デッキ]]に1枚だけ入れることができる」のは[[カード]]自体の[[能力]]である為、[[殿堂入り]][[カード]]とは違って''[[殿堂ゼロデュエル]]でも1枚しか使えない''。2枚以上入れた時点で反則負けである。

**関連カード [#b1e7fc8f]
-[[《幕の内秘宝キャラベーン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#idb6be91]
-illus.(無し)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]](222/???)

**参考 [#ha5246d4]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[パンドラボックス]]
-[[スレイヤーブロッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[バウンス]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[見せる]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[殿堂入り]]
-[[デメリット]]
-[[4枚より多くデッキに入れることができる]]