#author("2019-05-28T00:52:24+09:00","","")
#author("2019-05-28T01:07:53+09:00","","")
*《&ruby(きんばく){金縛};の&ruby(てんびん){天秤};》 [#tf39fb82]

|金縛の天秤 UC 水文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►カードを2枚引く。|
|►相手のクリーチャーを2体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|

[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で登場した[[水]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

「天秤」[[サイクル]]の[[水]][[文明]]担当。[[水]]は[[ドロー]]と[[攻撃]]・[[ブロック]]に対する[[ロック]]。

これ1枚で[[《勝利のプリンプリン》]]2体分の[[ロック]]が可能なため、足止めとしての性能はかなりのもの。それに加えて2枚の[[ドロー]]という選択肢があるため、[[《反撃のサイレント・スパーク》]]と同じく相手の[[クリーチャー]]がいない時でも腐らず[[汎用性]]が高い。

妨害と[[手札補充]]を同時にこなす[[水]]の[[S・トリガー]]としては[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が、足止めに特化したものとしては[[《終末の時計 ザ・クロック》]]が存在するが、前者とは組み合わせる[[文明]]に縛りがなく、片方しか選べないものの対象にできる枚数が多い点で、後者とは状況に合わせて効果を選べ、[[手打ち]]も可能な点で差別化できる。

また[[《勝利のプリンプリン》]]とは違い[[呪文]]であるため、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]などで使い回すことで相手[[クリーチャー]]を数ターンにわたって[[ロック]]し続けることも可能。

総じて使いやすく優秀なカードであり、[[水]]の[[S・トリガー]]の新たな選択肢になりうるだろうと期待される。

[[革命編環境]]から[[革命ファイナル環境]]にかけては[[【カイザー「刃鬼」】]]や[[【ヘブンズ・ゲート】]]でポツポツと利用されていた。[[バトルゾーン]]から離さず行う[[除去]]を放てる点から、侵略に対しても強かった。

[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]発売直前の[[チャンピオンシップ]]で[[【ターボドルバロム】]]が初の[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞を果たすと、そちらに3枚入っていたカードとして一部で注目された。

[[双極篇環境]]では[[【ゴクガサイクル】]]での選択肢に挙がり、[[ドローソース]]兼ギリギリの打点で攻める[[【デ・スザーク】]]などへの対処法として利用された。単に[[墓地]]に置かせない除去としての個性が出ていると言える。

-新章以降似たような[[ロック]]効果を持つ[[S・トリガー]]が続々と出ており、ある意味ではその種類のトリガーの元祖とも言える。

-敵のターンにトリガーした場合そのターンの終わりに「次の自分のターン」が来るためタップしているクリーチャーを選んでも無意味である。

**[[サイクル]] [#u3ff8366]
[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]の「天秤」[[サイクル]]。
全て[[S・トリガー]][[呪文]]で、2つの異なる[[効果]]を[[モード]]で選べる。
-[[《攻守の天秤》]]
-''《金縛の天秤》''
-[[《生死の天秤》]]
-[[《勇愛の天秤》]]
-[[《網斧の天秤》]]

**関連カード [#cde24523]
-[[《ネオ・ブレイン》]]
-[[《機術士 ゾローメ》]]
-[[《反撃のサイレント・スパーク》]]

-[[《堕呪 ンカヴァイ》]]
-[[《泡星都市 バブラブル》]]
-[[《遣宮艦 タマテガメ/時を御するブレイン》]]
-[[《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》]]

**収録セット [#f63d0e03]
-illus.[[Takeuchi Kohei]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]
--キラのギラミリオン・ギラクシー
--[[DMSD-10 「超GRスタートデッキ キラのギラミリオン・ギラクシー」]]

**参考 [#g7e59930]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[ドロー]]
-[[攻撃できない]]
-[[ブロックできない]]