#author("2019-03-24T01:56:38+09:00","","")
#author("2019-03-30T10:27:25+09:00","","")
*《&ruby(コードコマンド){偽りの悪魔神王}; デス・マリッジ》 [#x734f73c]

|偽りの悪魔神王 デス・マリッジ VR 光/闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アンノウン 15000|
|進化−自分のデーモン・コマンドまたはエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるデーモン・コマンドとエンジェル・コマンド以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーはマナゾーンにある呪文をすべて、持ち主の手札に戻す。|
|T・ブレイカー|
|相手は呪文を唱えることができない。|

[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]/[[アンノウン]]。

[[《悪魔神王バルカディアス》]]を[[アンノウン]]化させたような[[スペック]]を持つ、強烈な[[フィニッシャー]]である。

使い勝手はあちらと異なり、[[cip]]で[[デーモン・コマンド]]と[[エンジェル・コマンド]]以外のクリーチャーを全て破壊する。[[【連デモ】]]や[[【ウェディング・ゲート】]]などの相手には効果が薄いが、逆に自分の[[デーモン・コマンド]]と[[エンジェル・コマンド]]を残せるようになったのは利点である。

また、本家と同じく相手の[[呪文]]を完全に封じるほか、[[cip]]でお互いの[[マナゾーン]]から[[呪文]]をすべて回収させる[[能力]]を持つ。相手は[[呪文]]を[[詠唱>唱える]]できないため、実質的に[[手札補充]]をしながら[[ランデス]]を行った状態となる。そのため、こちらだけ一方的に[[呪文]]を唱えつつ、返しに高[[コスト]]の[[カード]]の使用を防げるようになっている。

[[回収]]した[[呪文]]で更なる追撃が可能な他、仮に返しの[[ターン]]でこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されてしまっても立て直しができるようになった事は[[《悪魔神王バルカディアス》]]から大きく進歩した点と言える。回収によってマナが少なくなっていても5、6枚は残っていることがざらなので、[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]程度ならその後で[[唱える]]のには不自由しないだろう。

ゲームセット級の強力な[[能力]]を持つ反面、やはり《バルカディアス》同様[[マナコスト]]は重い。[[マナブースト]]等の下準備や[[《母なる星域》]]などのサポートが必須になるので、この[[カード]]に合わせて上手く[[デッキ]]を組んでやりたい。幸い、[[光]]と[[闇]]の[[超次元]][[呪文]]には[[《超次元リバイヴ・ホール》]]や[[《超次元シャイニー・ホール》]]などの便利なものが揃っており、[[デッキ]]は組みやすいだろう。

専用デッキについては「[[【デス・マリッジ】]]」を参照のこと。

-本家《バルカディアス》同様、[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]で[[《母なる星域》]]を回収し、[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を出して[[進化元]]にする[[コンボ]]が使用できる。

-[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]で[[《大地と悪魔の神域》]]が登場。[[進化元]]がなくとも《大地と悪魔の神域》を発動すればこのカードで盤面を返すことが可能になった。

-[[《逆転のオーロラ》]]で自分の[[シールド]]を全て[[マナゾーン]]に置き、[[G・ゼロ]]で[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]を[[召喚]]。その後増えたマナで[[《母なる星域》]]を唱え、《ガブリエラ》を[[進化元]]にすれば一気にこのカードを出せる。この[[コンボ]]を利用するデッキが[[【オーロラマリッジ】]]である。

-相手の[[フィニッシャー]]に囲まれた状況でも、必要な[[マナ]]と[[進化元]]さえ揃っていれば[[今引き]]から挽回できる可能性がある。[[コスト踏み倒し]]を利用しないならば[[マナブースト]]はしっかりと行いたい。

-[[双極篇]]になって[[ツインパクト]]が登場したことで実際の対戦における[[ランデス]]範囲が広がった。このこともあってこれを入れた[[【ターボドルバロム】]]が[[双極篇環境]]では地雷として見られた。

-[[《聖霊王アルファディオス》]]、[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《悪魔神王バルカディアス》]]と、この手の大型[[進化クリーチャー]]はいずれも[[スーパーレア]]だが、この[[カード]]は[[ベリーレア]]である。やや違和感があるが、実際に集める分にはその方がありがたいだろう。

-上記の通り[[デーモン・コマンド]]と[[エンジェル・コマンド]]に影響が及ばなくなったのはメリットでありデメリットでもある。《バルカディアス》とは使い分けが大切だろう。もちろん両方搭載してもいいだろう。

-[[《悪魔神王バルカディアス》]]と同じ《悪魔神王》であるが、こちらは登場時期と種族から察するに闇の[[エンジェル・コマンド]]と光の[[デーモン・コマンド]]の合体クリーチャーなのだろう。

-[[イラスト]]の右上には[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の頭部のようなもの、左右には盾などの特徴が見て取れる。また、龍の顔のような部分や、見づらいがそれの角にはなにか螺旋状に巻かれている部分、[[進化マーク]]の近くには骨状の尻尾など、[[《「呪」の頂 サスペンス》]]の特徴と一致する。&br;[[背景ストーリー]]上ではウェディングは[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]を、サスペンスは[[光]]の[[デーモン・コマンド]]を従えていたので、その2体が融合したクリーチャーとも見て取れる。

-[[ドラゴン・サーガ]]に入ると、優秀な[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]と[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]が登場して[[進化元]]に恵まれた。だが、同時に[[破壊]]できない対象も増えてしまっため、相対的に弱体化してしまうというジレンマが発生している。

**関連カード [#l4ba5cb7]
-[[《悪魔神王バルカディアス》]]

-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《悪魔神ドルバロム》]]

**収録セット [#la41806c]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#yf118e40]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[アンノウン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]
-[[呪文]]
-[[マナ回収]]
-[[ランデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[唱える]]
-[[ロック]]
-[[【デス・マリッジ】]]
-[[【オーロラマリッジ】]]