#author("2020-01-03T14:07:47+09:00","","")
#author("2020-01-03T16:18:53+09:00","","")
*《&ruby(きしんそうこう){機神装甲};ヴァルボーグ》 [#te71e187]

|機神装甲ヴァルボーグ P(SR) 火文明 (3)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド 5000+|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある他の火のクリーチャー1体につき、+1000される。|

[[コロコロコミック2002年8月号付録>プロモーション・カード]]で登場した[[進化]][[ヒューマノイド]]。

3[[コスト]]にして[[W・ブレイカー]]という[[スペック]]を誇る。

[[進化クリーチャー]]であるために[[召喚酔い]]が無く、出して素早く[[シールド]]を[[ブレイク]]できる。他の3[[マナ]][[スピードアタッカー]]にありがちな[[パワー]]不足を解消した強力な[[カード]]である。[[ヒューマノイド]]を中心とした[[【速攻】]][[デッキ]]の中核を担う。

しかし、[[進化クリーチャー]]であるため、[[召喚]]しても自分の[[クリーチャー]]総数が増えないという弱点がある。小型の[[ブロッカー]]で止められやすくなる上、[[破壊]]されたときの[[ディスアドバンテージ]]も大きい。

3[[ターン]]目に[[《鬼切丸》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]などの[[召喚酔い]]の[[クリーチャー]]を出せば、結局[[ブレイク]]できる[[シールド]]の枚数は変わらないというわけである。
3[[ターン]]目に[[《鬼切丸》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]などの[[召喚酔い]]のない[[クリーチャー]]を出せば、結局[[ブレイク]]できる[[シールド]]の枚数は変わらないというわけである。

それゆえ純正の[[【赤単速攻】]]ではなく、[[【赤単ヴァルボーグ】]]という別の[[デッキタイプ]]で採用されることが多い。もしくは[[《戦略のD・H アツト》]]などの軽量[[ヒューマノイド]]を採用した[[【ジャック・ヴァルディビート】]]のようなデッキが居場所か。

安定性に難はあるが、大抵の小型[[ブロッカー]]を踏み越えられる大きさと打点の高さは魅力的である。

登場時点では[[青単]]がデッキパワー的に多く、当時の青単の主力ブロッカー[[《アクア・ガード》]]や[[《マリン・フラワー》]]、他にも[[《ブラッディ・イヤリング》]]や[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]など別の色の主な軽量ブロッカーを全て超えることが出来る非常に有力なフィニッシャーだった。先行を取っていれば、当時の最有力カードのひとつ[[《アストラル・リーフ》]]の最速召喚に対して即座に一方を取りにいくことも出来た。

当時の同コスト帯における有力な進化クリーチャーである[[《クリスタル・パラディン》]]や[[《守護聖天ラルバ・ギア》]]、[[《大勇者「大地の猛攻」》]]あたりとも確実に相打ち以上を取ることが可能であり、早いうちに退場させる手段としてはそれらの進化クリーチャーを出して相打ちを取るか、[[《ブルーレイザー・ビートル》]]や[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]など相手プレイヤーを殴れない高パワークリーチャーを用意する(なお、この2枚はヴァルボーグ登場から半年以上経っての登場である)、あるいはシールドトリガーに期待するしかなかった。
[[《ボルカニック・アロー》]]も有効であったが、自分のシールドを焼いてしまう以上ヴァルボーグを使ったデッキの特性的にむしろ墓穴を掘る結果になる可能性も高い。

同期である進化ヒューマノイドの[[《機神装甲ヴァルディオス》]]と比較すると1コスト低いのが魅力。速攻デッキ的には此方のほうが有用だろう。
同じ3コスト帯では[[《解体屋ピーカプ》]]や[[《襲撃者エグゼドライブ》]]がライバルであったが、パワーやWブレイカーである程度棲み分けされていた。勿論、少ないカードプール故に全て投入する型もあった。

それでも時代が流れていくにつれ対抗策は増えていき、更に[[革命編]]に入ると[[コスト踏み倒し]]で出せる[[《音速 ガトリング》]]が登場。[[ヒューマノイド]]の[[進化]]では、最速で2[[ターン]]目に出せるそちらが優先されるようになり、この[[カード]]は5枚目以降の《ガトリング》として扱われることが多い。

第一線を退いたものの、初期のカードながらなかなかの[[カードパワー]]を持っているのは間違いない。[[デッキビルディング]]次第ではまだまだ活躍してくれるだろう。

-見た目や名前から分かるように[[《不死身男爵ボーグ》]]の進化した姿である。

-「EXギャラクシー・テルセット」付属の「クリーチャーズ・シークレットファイルDVD」の[[《機神装甲ヴァルディオス》]]の解説では、大爆発後の文明間戦争において接近戦用として作られた機神装甲である事が明かされている。

-[[コロコロコミック]]版とGBAソフト初回限定版の2種類の[[イラスト>カードイラスト]]が存在する。前者は[[《不死身男爵ボーグ》]]の様な鉄球を装備しており、後者はドリルを装備している。

-[[プロモーション・カード]]であるが、[[スーパーレア]]の[[レアリティ]]マークが描かれている珍しいカード。初期のプロモであるため、方針が決まってなかったのだろう。

-ゲーム付属カードを除けば、登場から7年後の[[DM-32+>DM-32+ 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾+1DREAM」]]まで一度も再録されていなかった。しかしそちらも[[デュエルロード]]限定発売な上、数が少なかった為入手できる期間は短かった。そこからさらに3年後となる[[DMX-09>DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」]]でついに再録され、一気に入手しやすくなった。

-[[攻撃]]時に[[パワー]]が6000に達しない可能性があるのに、素で[[W・ブレイカー]]を持つ。しかし、使用される[[デッキ]]の関係上、他に[[火]]の[[クリーチャー]]がいないことは通常は滅多にない。一応[[【赤青ヴァルボーグ】>【赤単ヴァルボーグ】#w86fcdb3]]で使う場合はパワーが5000のままであることがよくある。

-[[転生]]版には[[ハンター]]になった[[《鬼神!ヴァルボーグなう》]]がいる。あちらは[[パワーアタッカー]]が無い代わりに素の[[パワー]]が6000になっている。また、[[進化元]]にできるのは[[ハンター]]のみである。

-漫画「デュエル・マスターズ」ではバトルアリーナ編において[[勝舞>切札 勝舞]]がカブト丸戦で使用。他には[[伍大 翔]]がドリルバージョンを使用している。[[れく太>角古 れく太]]戦でのフィニッシャーとなった。技名は「ヴァルボーグドリルクラッシュ」。

-海外版では以下のように調整され、やや弱体化している。名前はヴァルボーグ(Valborg)を逆さにしたもの。

|Armored Groblav P 火文明 (5)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド 6000+|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある他の火のクリーチャー1体につき、+1000される。|

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]でも[[スーパーレア]]として抜擢されたが、シークレット枠は[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]に奪われてしまった。また、攻撃中の効果のみ海外版と同じく相手の火のクリーチャーも含まれるように変更されたため、強化された。
|機神装甲ヴァルボーグ SR 火文明 (3)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド 5000+|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある他の火のクリーチャー1体につき、+1000される。|
声がついており、「ツインヴァルバスター」という技名を叫ぶことがある。

**関連カード [#t55a775e]
-[[《不死身男爵ボーグ》]]
-[[《鬼神!ヴァルボーグなう》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#q6a14a4b]
-[[DMX-09>DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」]]、[[DMPP-01>DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」]]&br;'''最初から全開で行くぜ!'''
-[[SpDeck1>コロコロ限定ドギラゴン40枚デッキ]]&br;'''[[進化クリーチャー]]はすぐ[[アタック>攻撃]]できるぜ!'''

//スーパーレアなのはGBAだけ
**収録セット [#e5e55223]
-illus.[[Dustmoss]]
--[[DM-32+ 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾+1DREAM」]]
--[[DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」]]
--[[コロコロ限定ドギラゴン40枚デッキ]]
--[[プロモーション・カード]](P5/Y1)(月刊コロコロコミック2002年8月号付録)
--[[プロモーション・カード]](P26/Y1)([[アルトアート]])(GBA用ソフト初回購入特典)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#q3037b11]
-[[DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」]]

**参考 [#v6df2773]
-[[ヒューマノイド]]
-[[進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[【赤単ヴァルボーグ】]]