#author("2019-12-18T21:09:33+09:00","","")
#author("2019-12-18T21:15:22+09:00","","")
*《&ruby(えいけつ){英傑};の&ruby(ジン){精獣}; バアル・バララーク》 [#ifbf79ec]

|英傑の精獣バアル・バララーク P 火文明 (6)|
|クリーチャー:マジカル・モンスター 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、6以下の数字をひとつ選ぶ。選んだ数字と同じコストを持つクリーチャーをすべて破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[週刊少年サンデー]]2014年22・23合併号[[付録>プロモーション・カード]]として登場した[[火]]の[[マジカル・モンスター]]。

[[cip]]で[[《ドラゴン・シャウト》]]の[[コスト]]版とも言える変則的な全体[[除去]]を放つ。[[ウェーブストライカー]]など[[コスト]]に偏りのある相手なら一網打尽にできる可能性を秘めている。また、[[《ドラゴン・シャウト》]]と違い[[クリーチャー]]であるため、6以外の数字を選べば[[W・ブレイカー]]が残る。

[[パワー]]と違い、[[コスト]]は原則として変化させる事ができない事、[[コスト]]を選ぶが特定の[[クリーチャー]]は選ばない事から、[[パンプアップ]]や[[アンタッチャブル]]等の除去耐性に対するメタとなる。範囲内であれば狙ったクリーチャーをほぼ確実に討ち取る事ができる。

だが、選ぶ[[コスト]]によっては味方も巻き込むので、使う場合はタイミングが肝心。なるべくデッキ内のコストを固めたり、逆に[[pig]]持ちとの[[コンボ]]を狙うことを心掛けたい。

[[刺さる]]相手には[[刺さる]]ので、[[環境]]を読んで使えば[[メタ]][[カード]]となり得る一枚である。

-狙い目となる[[コスト]]域はやはり「3」だろうか。[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]等の妨害クリーチャーのメッカであり、それらをまとめて一掃できるとなれば言わずもがな強力。

-[[火力]]が「[[コスト]]6以下」になった事で[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]][[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]等の強力な[[アンタッチャブル]]に届かなくなってしまった点では[[《ドラゴン・シャウト》]]に劣る。

-[[《ペトリアル・フレーム》]]を[[クロス]]されていたとしてもコスト指定による[[除去]]なので、お構いなしに[[破壊]]することが出来るのは利点。

-選んだ数字が「6」だとこの[[クリーチャー]]が自身の[[能力]]で[[破壊]]されてしまう。ただ最低でも[[呪文]]である[[《ドラゴン・シャウト》]]と同じ感覚で使えると言う事でもある。

-除去耐性のメタになるとは言っても[[セイバー]]は回避する事ができない。が、相手が[[セイバー]][[クリーチャー]]複数で主力[[クリーチャー]]を守ってくる場合、[[セイバー]][[クリーチャー]]の方の[[コスト]]を指定すれば[[アドバンテージ]]がとれる。

-[[コスト]]を6で統一する[[【ガチャンコ ガチロボ】]]に対する[[メタ]][[カード]]となる。この[[クリーチャー]]も同じ[[コスト]]6なので破壊されてしまうが。&br;逆にこの[[クリーチャー]]を[[【ガチャンコ ガチロボ】]]に投入することも当然可能。その場合、6を指定すると自軍の[[クリーチャー]]がすべて吹き飛ぶことになるので注意。何らかの[[コンボ]]と組み合わせてもいいかもしれない。
--全体除去なので2を選択すれば[[アンタッチャブル]]付きの[[《異端流し オニカマス》]]も除去可能。

-選べる数字に下限はないため、0以下の数字を選ぶこともできる。かつてはコストが0以下のクリーチャーがいなかったため全く意味のない行為であったが、のちにコスト0の[[《零龍》]]が登場した。とはいえ、[[《零龍》]]は[[除去]][[耐性]]をを持っているためやはり0を選ぶ意義は薄い。

-元ネタは[[週刊少年サンデー]]で連載されている「マギ」に登場するキャラクター、シンドバッドが契約している憤怒と英傑の精霊「バアル」で、今回はマギの外伝である「マギ シンドバットの冒険」名義で登場している。[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]に次いで2体目の[[マジカル・モンスター]]である。また、その「バアル」の由来としてソロモン72柱の魔神バアルがある。
--この付録の影響の為この時期に流されていた「マギ シンドバットの冒険」のCMは版権の都合上の影響で、マギシリーズの再放送が行われていたアニマックスでは流されず、デュエマ関連の番組放送を行っているキッズステーションでの放送になった。

-このカードが登場したことによって、[[週刊少年サンデー]]につく付録カードが多色カードであるという法則が崩れた。

-[[フレーバーテキスト]]に「第一の精獣」とあることから、今後新たな「精獣」が登場する可能性がある。

**関連カード [#db84af65]
-[[《ドラゴン・シャウト》]]
-[[《封魔ヴァルフォーグ》]]
-[[《ハヨダイス・フレア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n0a1ec33]
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P11/Y13)&br;'''第一の精獣。 その通り名は、憤怒と英傑。'''

**収録セット [#z203ed93]
-illus.[[大寺義史]]
--[[プロモーション・カード]] (P11/Y13)

**参考 [#u5af1ce7]
-[[マジカル・モンスター]]
-[[cip]]
-[[コスト]]
-[[全体除去]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[コラボカード]]