#author("2019-12-20T00:57:57+09:00","","")
#author("2019-12-27T00:29:29+09:00","","")
*《&ruby(ミステリー・ヒッポ){陰陽の舞};》 [#ndbcdb0d]

|陰陽の舞 UC 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ビーストフォーク 3000|
|W・ソウル|
|マナ爆誕0(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コストを支払わずに召喚してもよい)|
|このクリーチャーが自分のマナゾーンから召喚されてバトルゾーンに出た時、自然のカードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。置けない場合、このクリーチャーを破壊する。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]で登場した[[W・ソウル]]持ちの[[ビーストフォーク]]。

まさかの[[マナ爆誕]]0という[[能力]]を持ち、[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]できる。
その[[能力]]を使う代償として[[マナゾーン]]から[[自然]]の[[カード]]を1枚[[墓地]]に置かねばならず、置けなければ[[破壊]]されてしまう。

[[マナゾーン]]から[[召喚]]すると実質[[マナ]]が2枚も吹き飛ぶ諸刃の剣であるが、ノー[[コスト]]で[[マナ]]から出せるというのはそれをもっても強力である。
3000とそこそこのサイズがあるので[[【緑単速攻】]]などに入れて最後の一押しに使ってもいいし、[[進化速攻]]の種にしてもいい。
[[バトルゾーン]]や[[墓地]]などから[[カード]]を[[マナゾーン]]に置くギミックがあると運用性が跳ね上がり、非常に凶悪な[[カード]]となる。

ノーコストで動けるという点から当然の如く[[コンボ]]や[[ループ]]にも悪用される。[[《獅子舞妖精ミエゾウ》]]と組み合わせることで無限[[ループ]]が可能となったり、[[【ラララオプティマス】]]では[[《ヒラメキ・プログラム》]]の種として使われた。

本来は[[パワー]]3000の[[バニラ]]なので普通に[[コスト]]を支払って[[召喚]]する価値は少ない。いかに[[能力]]を上手く使うかがカギといえよう。

**ルール [#v4d55dc5]
-[[マナ爆誕]][[能力]]で[[召喚]]した際、[[自然]][[マナ]]があるなら、[[強制]]的にその[[自然]][[マナ]]を[[墓地]]に置かなければならない。『[[マナゾーン]]にまだ[[自然]][[マナ]]があるが、あえて[[《陰陽の舞》]]を[[破壊]]する』ということはできない。

-[[コスト軽減]]や[[コスト増加]]の対象にならない。これは、[[G・ゼロ]]のように[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]するからである。[[マナ爆誕]]の中でも例外的と言えるだろう。当然、[[《薫風妖精コートニー》]]などの効果で[[文明追加]]をしても必要な[[コスト]]が増える事はない。

-[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]などの[[能力]]で[[コスト]]を支払って[[マナゾーン]]から[[召喚]]した場合も[[デメリット]][[能力]]はトリガーする。一方で[[召喚]]にしか反応しないため、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]などで[[マナゾーン]]から[[召喚]]でない[[コスト踏み倒し]]で出した場合はトリガーしない。

**環境において [#s2d52647]
登場当初はそれほど評価が高くなく、せいぜい[[《大地竜機シロガシラ・ジュカイ》]]や[[《無双大地ナズナグマ》]]との相性に注目される程度であった。

[[エピソード1]]になって、[[【ラララオプティマス】]]において最速4[[ターン]]目に[[コンボ]]を起動させるために不可欠な[[キーカード]]であることが注目され、ブレイクを果たす。[[《ヒラメキ・プログラム》]]によって[[《常勝ディス・オプティマス》]]の土台となり、[[《薫風妖精コートニー》]]によって[[マナゾーン]]の[[カード]]がすべて[[自然]][[文明]]を持つため、[[コンボパーツ]]の[[呪文]]や[[《疾封怒闘 キューブリック》]]など、[[自然]]ではない[[カード]]を任意のタイミングで[[墓地]]に送ることができた。[[【ラララオプティマス】]]において、マナさえ伸びていれば複数体展開することも容易であったため、無制限時代はコンボパーツの[[盾>シールド]]落ちによる[[ループ]]失敗時に最悪の場合[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]とこれを並べて[[1ショットキル]]するプランも取られた。このように[[コスト]]0でできることとしては明らかに高スペックになってしまったことから、2014年5月24日付けで[[殿堂入り]]が決定した。

殿堂入り後も引き続き[[【ラララオプティマス】]]において使われた。[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【白緑メタリカ】]]におけるタダ出し[[マナ]]リソースとして利用された。

[[【白緑メタリカ】]]の消滅後は影の薄いカードとなったが、[[超天篇環境]]になって[[【赤緑ジョーカーズミッツァイル】>【GRジョーカーズ】#v49bcc5f]]における[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の[[コスト軽減]]要員として確認されるようになった。
[[【白緑メタリカ】]]の消滅後は影の薄いカードとなったが、[[超天篇環境]]になって[[【赤緑ジョーカーズミッツァイル】]]における[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の[[コスト軽減]]要員として確認されるようになった。

**他のカードとの関係 [#r4dd8ef1]
-上記の無限[[ループ]]を使うことによって、[[《ハッスル・キャッスル》]]等の[[cip]][[能力]]を使い回すことができる。また、[[《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》]]と組み合わせると自分の[[山札]]から[[クリーチャー]]以外の[[カード]]が出るまで[[コスト踏み倒し]]を続けられる。

-[[マナ爆誕]][[能力]]でこの[[クリーチャー]]を[[召喚]]する場合、[[コスト]]を支払っていないので[[《百発人形マグナム》]]の[[効果]]が起動してしまう。相手の場に[[《百発人形マグナム》]]が存在するときは注意しよう。


-[[仁義]]と相性が良い。[[マナ爆誕]]を使って[[召喚]]すれば[[仁義]]を2回[[トリガー]]させることができる。

**その他 [#j0eb4eb4]
-[[再録]]の度に[[マナ爆誕]]0限定[[cip]]の[[テキスト]]が変更されている。
--[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]から[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]に変更された際は、主語を「プレイヤー」から「このクリーチャー」に変更しただけだった。
--[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]から[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]の再録では、大きく変更されている。具体的には「効果」に組み込まれていた「自分のマナゾーンから召喚していた場合」という追加条件が、再録後は「誘発条件」に組み込まれている。

-イラストは陰陽師の格好をした[[カバ>hippo]]。おまけに[[イラストレーター]]は[[hippo]]氏である。&br;ちなみにイラストレーターの[[hippo]]氏の名前の由来は英語でカバを意味するヒポポタマス(hippopotamus)からである。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、愛実が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。その変わった能力を見せつけ未来を感心させたが、[[《デーモン・ハンド》]]で[[破壊]]された。

**収録セット [#v848a3a5]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#r3d0de81]
-[[ビーストフォーク]]
-[[W・ソウル]]
-[[マナ爆誕]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[cip]]
-[[マナゾーン]]
-[[召喚]]
-[[自然]]
-[[カード]]
-[[ランデス]]
-[[自壊]]
-[[デメリット]]
-[[殿堂入り]]
-[[【ジャガルノフドウ】]]