#author("2019-09-01T14:33:36+09:00","","")
#author("2019-09-01T14:43:48+09:00","","")
*《&ruby(あくましん){悪魔神};ゲドラ》 [#v02b0bcb]

|悪魔神ゲドラ SR 闇文明 (6)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 7000|
|進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|相手の呪文の効果でこのクリーチャーがバトルゾーンから離れる時、バトルゾーンから離れずにとどまる。|

[[DM-17>DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]で登場した[[進化]][[デーモン・コマンド]]。第3の悪魔神。
[[《悪魔神バロム》]]をはじめとする[[デーモン・コマンド]]の[[進化クリーチャー]]たちに比べると、知名度は低い。

また、[[能力]]もそれらに比べてかなり地味。[[除去]]耐性があるとはいっても[[呪文]]による[[除去]]のみ。
さらに[[パワー]]が特別高いわけでもないので[[バトル]]では案外簡単にやられてしまい、[[能力]]を生かせないことが多い。
[[スレイヤー]]や[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]等でも簡単に倒されてしまうため、強力な[[除去]][[cip]]持ち[[クリーチャー]]のカードプールが充実するに伴って、相対的に弱体化していく。

[[進化元]]として[[デーモン・コマンド]]指定する[[進化クリーチャー]]は、その[[進化元]]が[[重い]]事もあり[[召喚]]し辛い。さらに[[除去]]耐性を持つ[[クリーチャー]]は[[インフレ]]とともに汎用性の高いものが増えており、あえてこの[[カード]]を採用する理由はいよいよ乏しい。
登場当初の時点で既に、[[《聖皇エール・ソニアス》]]などの[[アンタッチャブル]]が《悪魔神ゲドラ》の持つ[[除去]]耐性の上位[[能力]]とみなされ、使われる事はかなり少なかった
(当時は[[アンタッチャブル]]を貫通できるような[[除去]]が[[《アポカリプス・デイ》]]くらいしか存在しなかったという背景がある)。
登場当初の時点で既に、[[《聖皇エール・ソニアス》]]などの[[アンタッチャブル]]が《悪魔神ゲドラ》の持つ[[除去]]耐性の上位[[能力]]とみなされ、使われる事はかなり少なかった。
(当時は[[アンタッチャブル]]を貫通できるような[[除去]]が[[《アポカリプス・デイ》]]くらいしか存在しなかったという背景がある)

-この耐性能力は「かわりに」というテキストがないので、[[置換効果]]によって除去を免れるわけではない。「バトルゾーンを[[離れない]]」と同義である。(事務局確認済み)

-上記の通り[[《アポカリプス・デイ》]]で死ぬ事が無い。まさに[[フレーバーテキスト]]通りであり、長所とも言える。

-[[呪文]]への耐性があるため[[パワー]]が高いと強すぎると判断されたのだろうか。それにしてもこの[[種族]]の[[進化クリーチャー]]で[[パワー]]7000は、[[除去]]耐性という意味ではかなり近い[[能力]]の[[《悪魔神デスモナーク》]]の存在を考えるとかなり非力である。進化元がデーモン・コマンドであるため、下手をすると進化した後の方がパワーが小さくなってしまう。
-[[呪文]]への耐性があるため[[パワー]]が高いと強すぎると判断されたのだろうか。それにしてもこの[[種族]]の[[進化クリーチャー]]で[[パワー]]7000は、[[除去]]耐性という意味ではかなり近い[[能力]]の[[《悪魔神デスモナーク》]]の存在を考えると、かなり非力である。進化元がデーモン・コマンドであるため、下手をすると進化した後の方がパワーが小さくなってしまう。

-能力と種族を考慮すると、適正パワーは11000くらいだろうか。ただ、仮にパワーが11000だったとしても、同コストの[[《聖霊王アルカディアス》]]と比べると明らかに弱い。

-下位種に[[《ギガデウス》]][[《デンデン・パーカッション》]]がある。60枚セットのエキスパンションにおいて同じ[[能力]]のクリーチャーが3体もいるのは数合わせと言われても仕方ないだろう。

-更に追い打ちをかけるが如く、[[DMR-03>DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]にて、[[《悪魔神ザビ・リブラ》]]が登場。一応まだ[[能力]]の対象範囲という差別点があり、[[《無垢の宝剣》]]などから突然出てくると対処に困る能力ではあるが、こうなると最早出番は皆無に等しい。

-[[進化]][[デーモン・コマンド]]として高くない[[パワー]]を逆手に取り[[《死神の蘇生者シュタイナー》]]で[[リアニメイト]]することもできる。ただ[[進化]][[クリーチャー]]に限定しても他に候補はいるため採用できるかどうかは微妙である。

-他の悪魔神に対するこの[[カード]]の見劣り感は、ある意味で[[DM-17>DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]が[[終末ナスオ大戦]]と呼ばれる事を端的に示しているとも言える。もっとも、[[《アストラル・テンペスト》]]もその点では負けていないが。

-カードファイルでは、英語で「悪魔神〜」は「God of the devil, 〜」と表現されている([[《悪魔神バロム》]]や[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《悪魔神デスモナーク》]]など)が、ゲドラだけは「Gedora, the eternal terror」(日本語訳すると「悪魔神」ではなく「永遠の恐怖」)となっている。[[フレーバーテキスト]]や[[背景ストーリー]]に見える世界の終末を予感させる状況やに対応させたネーミングだろうが、能力だけでなく名前まで負けているように感じてしまう。
-カードファイルでは、英語で「悪魔神〜」は「God of the devil, 〜」と表現されている([[《悪魔神バロム》]]や[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《悪魔神デスモナーク》]]など)が、ゲドラだけは「Gedora, the eternal terror」(日本語訳すると「悪魔神」ではなく「永遠の恐怖」)となっている。
[[フレーバーテキスト]]や[[背景ストーリー]]に見える世界の終末を予感させる状況に対応させたネーミングだろうが、能力だけでなく名前まで負けているような印象を受ける。

-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」では、[[フォイル]]カードをやたら引き当てる運のいい少年(福野 神(ふくの しん))がマナト戦で使用。「凶悪デーモン」と紹介され、それなりに活躍した。が、[[《イモータル・ブレード》]]の[[スレイヤー]]能力と[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]の破壊されない能力を得た[[《ダンディ・ナスオ》]]に倒された。なお、この勝負ではマナトが勝利している。

-3つ異なる顔が合わさったような頭部を持つこの[[クリーチャー]]だが、よく見るとかなり分かりづらいが頭部の上部分に人型の女性らしき存在が確認できる。女性型[[ダークロード]]が飲み込まれたのか、或いは単なる頭部に付けた女性像なのかは不明。
--このような特徴は[[次弾>DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]より登場した新[[種族]]、[[グランド・デビル]][[進化クリーチャー]]とも共通している。

**関連カード [#hfae5219]
-[[《ギガデウス》]]
-[[《デンデン・パーカッション》]]
-[[《悪魔神ザビ・リブラ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ocebe1c1]
-[[DM-17>DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]&br;'''世界が終わろうと、ゲドラは不滅。'''

**収録セット [#jae0a8fd]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]

**参考 [#gc6d0e88]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[呪文]]
-[[効果]]
-[[バトルゾーン]]