#author("2019-07-08T23:50:55+09:00","","")
#author("2019-07-09T13:55:30+09:00","","")
*《ドキンダム・アポカリプス》 [#o5da2262]

|ドキンダム・アポカリプス P 闇/火文明 (9)|
|禁断クリーチャー:(種族無し) 9999|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーすべてに封印を1つ付ける。|

[[DMX-26>DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[禁断クリーチャー]]。

[[cip]]により[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]をすべて[[封印]]する[[能力]]を持つ。

[[コスト]]9にして強力な[[全体除去]]を持つ[[カード]]。[[除去]]方法が[[封印]]であるため、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《スペリオル・シルキード》]]、あるいはすべての[[封印]]を実質無効化する[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]][[《禁術のカルマ カレイコ》]][[《DG 〜裁キノ刻〜》]]を除くあらゆる[[除去]][[耐性]]を無視して[[バトルゾーン]]を更地にできる。

相手からすれば[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同様のダメージを被ることになるのだが、この[[クリーチャー]]の問題点は自分側もそれを受ける点。
この[[クリーチャー]]自身も[[封印]]される上、上述の通り自分だけ[[封印]]を回避する方法はほとんど存在しない。今までの[[リセット]][[カード]]のように味方[[クリーチャー]]だけを残して即座に攻める、という使い方はほぼ不可能である。
[[除去]][[耐性]]のほとんどが効かないのは自分側も同じなので、この[[クリーチャー]]自身も含めほぼ確実に味方全員が[[封印]]されてしまう。
今までの[[リセット]][[カード]]のように味方[[クリーチャー]]だけを残して即座に攻める、という使い方は難しい。

普通に使うと9[[マナ]]と自分の[[クリーチャー]]をすべて失って相手に[[ターン]]を渡す事になるため、単純に使う以外の工夫も必要になる。

これを使った後に[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を立て、自分のクリーチャーに付いた[[封印]]をそちらの[[覚醒]]によって外すという流れが、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]で採用する場合に期待できる。

-[[コマンド]]登場時の[[封印]]外しは[[cip]]よりも先に処理するため、複数の[[クリーチャー]]を出せる[[コスト踏み倒し]][[能力]]によって[[コマンド]]と同時に[[バトルゾーン]]に出したり、常在型[[能力]]で[[コマンド]]を付与される状態でこの[[クリーチャー]]を出したりしても[[封印]]を即座に外すことはできない。

-相手[[ターン]]に[[コスト踏み倒し]]ができれば儲けもの。高い[[コスト]]と先に相手に[[ターン]]を渡すという2つの弱点を帳消しにしつつ、相手[[クリーチャー]]全軍を完全に足止めできるためである。確率は低いが[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]や、他の[[コスト踏み倒し]][[呪文]]から出た[[《魔龍バベルギヌス》]]などで出す場合が該当する。

-[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]と同様、すでに[[禁断機動]]した[[《禁断機関 VV-8》]]を再び[[封印]]するのに使うことができる。

-これを使った後に[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を立て、自分のクリーチャーに付いた[[封印]]をそちらの[[覚醒]]によって外すという流れが、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]で採用する場合に期待できる。

-[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]を使って大量の[[マナ]]を用意すれば、これと[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]で簡単に[[エクストラウィン]]を成立させることができる。これ自体、[[除去]]が[[封印]]なので[[バトルゾーン]]を離れることに[[耐性]]のある[[クリーチャー]]を貫通し、[[《禁術のカルマ カレイコ》]]や[[《スペリオル・シルキード》]]のような[[封印]]メタでない限り何でも[[除去]]できる。そのため、[[【5色ジョリー】]]では採用圏内。

-変わったところでは[[ライブラリアウト]]の誘発に使える。普通に投げても[[山札]]を削り、[[バトルゾーン]]にある相手の[[クリーチャー]]の数が[[山札]]より多ければ即座に相手は敗北する。ただし相手の[[クリーチャー]]の数に依存する上、タイミングを間違えると自分が[[ライブラリアウト]]しかねないので、覚えておいて損はない程度の使い方だろう。

-同じ[[コスト]]・[[パワー]]・[[文明]]の[[無種族]]には[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]がいる。単体での戦闘性能はあちらの方が上なため、デッキコンセプトでもない限りは枠を争うことになるだろう。こちらは逆に[[呪文]]感覚で使える点や全体に[[除去]]が及ぶ点などを活かしたい。
また、[[コスト]]・[[パワー]]、[[クリーチャー]][[ロック]]というコンセプトが同じの[[無種族]]である[[《禁断》]]も存在する。
--後に呪文ではあるが、[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]が登場。使い勝手は異なるだろうが、単純に相手[[クリーチャー]]をどかしたいのなら1枚でゲームを終わらせに行けるあちらの方が軍配が上がる。[[クリーチャー]]なので[[《蒼龍の大地》]]などでバトルゾーンに出せるのがこちらのメリットか。

-[[【ボルメテウスコントロール】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]における隠し味として1枚挿している[[プレイヤー]]も見られる。泥試合になった時の仕切り直しとしては確かに優秀。

-[[バトルゾーン]]に出た時に自身が[[封印]]されるためか、[[禁断クリーチャー]]である。ただし[[カード]]フレームは[[封印]]を置く石板がなく、通常[[クリーチャー]]と同様。

-[[コマンド]]でも[[イニシャルズ]]でもなければ名前に[[《禁断》]]も含まれていないため、自分の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があれば[[攻撃]]できない。

-[[カードイラスト]]には[[禁断文字]]が描かれており、ボロボロの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の右手(イラストから見て左側)から出ている文字は「END」、両腕に構えた双槍に描かれている文字は「FINAL」と描かれている。それぞれ日本語で「終わり」「最後」という意味。
ちなみにそれ以外にも無数の[[禁断文字]]が見えるが、いずれもE、N、Dのどれかだと思われる。

-『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』によると、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の最後の姿であるという。

**関連カード [#c2f30e03]
-[[《禁断》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《アポカリプス・デイ》]]
-[[《爆輪男》]]

**収録セット [#i405d76b]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]

**参考 [#zf3b80c0]
-[[無種族]]
-[[禁断クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[封印]]
-[[リセット]]
-[[ドキンダム]]