#author("2019-08-02T04:17:16+09:00","","")
#author("2019-08-03T09:02:32+09:00","","")
*《グランドクロス・カタストロフィー》 [#a4e4f2e2]

|グランドクロス・カタストロフィー SR 光/自然文明 (3)|
|進化クロスギア|
|進化−自分の光または自然のクロスギア1枚の上に置く。|
|これをクロスしたクリーチャーは「ブロッカー」を得る。|
|これをクロスしたクリーチャーが破壊される時、そのクリーチャーは墓地に置かれるかわりにバトルゾーンにとどまる。|
|自分のターンの終わりに、これをクロスしたクリーチャーをアンタップする。|

[[DM-17>DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[進化クロスギア]]。

[[クロス]]した[[クリーチャー]]を不死身にする強力な[[クロスギア]]。
これをつけるだけで、[[クロス]]した[[クリーチャー]]の[[破壊]]は[[置換効果]]によって無力化される。[[バトル]]に負けた時でも、[[カード]]の[[効果]]による場合でも、[[破壊]]されるかわりに[[バトルゾーン]]にとどまることができる。

オマケのように、[[クロス]]した[[クリーチャー]]は[[ターン]]終了時に[[アンタップ]]される[[ブロッカー]]となる。[[ブロッカー]]を得ることは[[除去]]されやすくなる[[デメリット]]となる場合もあるが、[[置換効果]]による[[破壊]]耐性のおかげで安心して守りに参加できるようになる。[[ターン]]の終わりに[[アンタップ]]されるので、攻守の両立が可能なのも嬉しい。

だが[[進化クロスギア]]特有の[[ディスアドバンテージ]]が大きいこと、[[バウンス]]など[[破壊]]以外の[[除去]]に耐性がないこと、さらに[[クロス]]した[[クリーチャー]]の[[パワー]]が上がらず連続[[ブロック]]もできないことなど意外と欠点も多く、案外[[クロス]]する[[クリーチャー]]を選ぶ必要がある。
特に[[無限ブロッカー]]との[[シナジー]]が強く、1体でほとんどの[[攻撃]]を防ぐ強力な[[ロック]]になる。[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]を[[要塞化]]できればより効果的。

効果的な[[クロス]]先は[[《粛清者アイザク》]]や[[《悪魔聖霊バルホルス》]]などの[[無限ブロッカー]]、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]などの[[システムクリーチャー]]、[[スレイヤー]]など。
中でも凶悪なのが[[《特攻秘宝カースガイ》]]や[[《罰点医 リブロス》]]。スレイヤー付きの[[無限ブロッカー]]のように使え、序盤から並べても速攻に対処できないといった事がない。コストが軽めなのも強み。



[[スペック]]自体は魅力的なので、欠点を補うための[[デッキビルディング]]が求められる一枚である。

-[[アンタッチャブル]]持ちに[[クロス]]すると、よほどのことでは[[除去]]されなくなる。

-[[コスト]]が3なので[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で出すことができる。もちろん[[進化元]][[クロスギア]]はあらかじめ出しておかなければならない。

-「[[置換効果]]は連鎖しない」という[[ルール]]に注意。[[シールド・セイバー]]や[[セイバー]]、[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の[[能力]]で[[破壊]]される場合は、普通に[[破壊]]される。

-[[クロス]]した[[クリーチャー]]の[[パワー]]が0以下になった場合、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と同じ処理を行う。つまり、[[バトルゾーン]]にとどまった状態で[[ゲーム]]を続行する。

-[[カードイラスト]]には巨大な女性の姿が描かれているが、どう[[クロス]]するのか分かりにくい。おそらく、この[[クロスギア]]は武器というよりは守護霊のような存在なのだろう。下記の漫画ではクリーチャーがドレス部分を着るという方法をとっていたが、流石にいかついクリーチャーが女性物のドレスを着るのは違和感がある。

-漫画「FE」では[[勝舞>切札 勝舞]]vs[[T(トト)]]戦でトトが[[《風撃の求道者ラ・バイル》]]に、アニメ「デュエル・マスターズ チャージ」では[[W(ホワイト)>白凰]]vs[[黒城>黒城 凶死郎]]戦でホワイトが[[《聖霊王アルファディオス》]]にクロスしている。

-漫画「フラッシュ」ではハヤテが使用。[[《予言者マリエル》]]にクロスし、F・B不死身マリエルの胴体を担当した。
--F・Bとはフォー・ブレイク(four break)の略であり、その名の通り[[シールド]]を四枚[[ブレイク]]する[[Q・ブレイカー]]である。この名前が使われたのは、単体で[[Q・ブレイカー]]をもつ[[クリーチャー]]がまだ登場していなかったからだろう。

-「破壊されるかわりにとどまる」というわかりやすく強力な[[能力]]なためか[[進化]][[クロスギア]]の中では群を抜いてメディアでの出番が多く、サイクルの中では知名度も高めである。
--だが、実際のデュエルでは[[進化クロスギア]]なので出しにくく、出しても[[クロス]]した[[クリーチャー]]が[[破壊]]以外の手段であっけなく退場してしまうことが多い。
--登場当時とは[[カード指定除去]]のような[[クロスギア]]への対抗手段も増えている点に注意。[[クロス]]した[[クリーチャー]]自身が対象の場合、[[カード指定除去]]による[[墓地]]送りであれば[[破壊]]扱いでとどまることもできる。
--登場当時とは異なり[[カード指定除去]]のような[[クロスギア]]への対抗手段も増えている点に注意。[[クロス]]した[[クリーチャー]]自身が対象の場合、[[カード指定除去]]による[[墓地]]送りであれば[[破壊]]扱いでとどまることもできる。


-[[カードイラスト]]をよく見てみると丁度女性のおへそ辺りに小さく人影を確認することが出来る、またこの小さな人影はこのサイクルのカード全てにおいて確認出来る。

-グランドクロス(Grand Cross)とは、西洋占星術で黄道十二宮上で4つの惑星が十字型に並ぶ配列を指す。不吉の星の並びとされ、災害や破滅の前兆として考えられていた。


**[[サイクル]] [#re98ae9a]
[[DM-17>DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]で登場した[[進化クロスギア]]。
すべて〜カタストロフィーになっている。カタストロフィー(Catastrophe)とは、大損害や不幸をもたらす出来事という意味。
-[[《ネオウェーブ・カタストロフィー》]]
-[[《ツナミ・カタストロフィー》]]
-[[《エクスプロード・カタストロフィー》]]
-[[《プロミネンス・カタストロフィー》]]
-''《グランドクロス・カタストロフィー》''

**収録セット [#h4311918]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」]]

**参考 [#gc7540fd]
-[[進化クロスギア]]
-[[タップイン]]
-[[進化]]
-[[光]]
-[[自然]]
-[[クロスギア]]
-[[クロス]]
-[[クリーチャー]]
-[[ブロッカー]]
-[[破壊置換効果]]
-[[バトルゾーン]]
-[[ターンエンド]]
-[[アンタップ]]