#author("2019-06-10T08:51:10+09:00","","")
#author("2019-07-23T22:03:27+09:00","","")
*《エール・ライフ》 [#lce66a77]

|エール・ライフ C 火/自然文明 (2)|
|呪文|
|自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、破壊する。|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[呪文]]。

[[《フェアリー・ライフ》]]の新たなバリエーションのひとつで、[[火]][[文明]]を持って[[多色]]化。[[マナブースト]]と同時に[[ブロッカー]][[除去]]を放つ。
要するに[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]の[[呪文]]版である。初動にも使えるたった2コストで同じことができると言えば、この[[呪文]]の[[コストパフォーマンス]]の高さが分かるだろう。

[[ビートダウン]]戦略を取る[[デッキ]]にとって、初動の[[マナブースト]]が[[ブロッカー]][[除去]]を兼ねるのは便利を超えてもはや万能である。デッキスロットの圧縮にもつながり戦略が広がった。

また、強力な[[コスト踏み倒しメタ]]である[[《制御の翼 オリオティス》]]を焼きながら同時に[[マナブースト]]できるというのは大きなメリット。[[【ドミティウス】]]をはじめとして、[[《制御の翼 オリオティス》]]が刺さる[[デッキ]]にも積極的に採用される。

2[[コスト]][[マナブースト]]という時点で数多の競合相手がいるが、特に全く同じ[[文明]]を持つ[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]がライバルか。運用や性質の違いを軽く述べるならば

《エール・ライフ》
-[[呪文]]である。
--[[呪文]]とシナジーを形成する[[カード]]でさらなる飛躍が期待できるが、単体では比較的腐りやすく[[呪文]]メタに引っかかりやすい。
-効果が[[ブロッカー]]破壊であり、2つの効果は両方使える。
--[[ブロッカー]]であれば[[ファッティ]]でも焼くことが出来る。純粋に[[カードパワー]]が高い。
--[[《制御の翼 オリオティス》]]を破壊できる。半面で非[[ブロッカー]]の[[ウィニー]]は破壊出来ない。

[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]
-[[クリーチャー]]である。
--[[呪文]]より汎用性が高く、[[サルベージ]]や[[リアニメイト]]しやすい。[[進化]]や[[革命チェンジ]]の種に活用できる。単体で腐りにくく、[[呪文]]メタの影響を受けない。
-効果が[[パワー]]2000以下の[[火力]]であり、2つの効果は選択制である。
--効果が片方しか使えないのも相まって[[カードパワー]]は控えめ。
--[[《制御の翼 オリオティス》]]を破壊出来ない。半面で、[[ウィニー]]の[[システムクリーチャー]]や[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]、打点や起点を破壊出来る。

性質は異なるため、[[デッキ]]や[[環境]]に合わせて、使い分けたり組み合わせたりすれば共に高い運用性を発揮してくれるだろう。

総じて、2[[コスト]]にてかなりの[[カードパワー]]を誇る強力な初動[[マナブースト]][[カード]]である。[[ブロッカー]]に弱い[[デッキ]]であったり、[[ブロッカー]]を持つ厄介な[[システムクリーチャー]]がいるなら、是非とも頼るとよいだろう。
ただし2[[ターン]]目に[[多色]][[カード]]を安定して使うにはそれなりの色調整が必要なので、ビルディングの際には気を付けたい。

-[[フレーバーテキスト]]にて、[[イラスト]]に描かれているのは《応援妖精エール》という[[クリーチャー]]であることがわかるが、本人はまだ[[カード]]化されていない。彼女は[[《レインボー・ライフ》]]にも登場している。
--同じ立場のキャラクターとして[[《透明妖精リリン》>《ピクシー・ライフ》]]や[[《悪魔妖精ベラドンナ》>《ダーク・ライフ》]]がいる。[[《フェアリー・ライフ》]]から[[《霞み妖精ジャスミン》]]が派生したように、彼女達の[[クリーチャー]]版も大いに期待されるところである。
--同じ立場のキャラクターとして[[《透明妖精リリン》>《ピクシー・ライフ》]]や[[《天体妖精エスメル》>《フェニックス・ライフ》]]や[[《忍者妖精ユリカマ》>《トレジャー・マップ》]]がいる。[[《フェアリー・ライフ》]]から[[《霞み妖精ジャスミン》]]が、[[《ダーク・ライフ》]]から[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]が派生したように、彼女達の[[クリーチャー]]版も大いに期待されるところである。

//-[[革命ファイナル環境]]で突如[[トップメタ]]に躍り出た[[《天雷王機ジョバンニX世》]]、及びその[[デッキ]]である[[【ジョバンニスコール】]]の[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として設計されたのではないかと噂される[[カード]]。少ない[[コスト]]でそちらを[[除去]]した上で、[[ランデス]]された[[マナ]]も元に戻すことが可能。&br;この説は[[フレーバーテキスト]]からも判断できる。「どれだけ崩壊しても」という一文は、おそらく[[【ジョバンニスコール】]]の[[ランデス]][[ループ]]の事であろう。通常の[[マナブースト]][[呪文]]による「成長」のイメージではなく「よみがえる」と表現されているのも、失った[[マナ]]を取り戻すという動きと合致している。

**関連カード [#s16876a0]
-[[《フェアリー・ライフ》]]
-[[《ダーク・ライフ》]]
-[[《メテオ・チャージャー》]]

-[[《レインボー・ライフ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#vd41b668]
-[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]&br;'''どれだけ崩壊しても、よみがえる、それが勇気の力よ!がんばれ、フレーフレー! ---応援妖精エール'''

**収録セット [#f866f831]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]

**参考 [#aa5701be]
-[[呪文]]
-[[多色]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[ブロッカー]]
-[[除去]]