#author("2019-02-13T19:40:31+09:00","","")
#author("2019-06-30T22:37:53+09:00","","")
*《「&ruby(りそう){理想};」の&ruby(きわみ){極}; シャングリラ・エデン》 [#n9cda29c]

|「理想」の極 シャングリラ・エデン SR 無色 (12)|
|進化クリーチャー:ガーディアン/ゼニス 17000|
|進化GV・Ω−自分の墓地、マナゾーン、バトルゾーンからクリーチャーを1体ずつ選び、その3体を重ねた上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを自身の山札に加えてシャッフルする。|
|このクリーチャーがタップしている時、相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|
|エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)|

[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で登場した[[無色]]の[[進化>進化クリーチャー]][[ガーディアン]] /[[ゼニス]]。
[[アタックトリガー]]による[[山札送り]]と、[[タップ]]時相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]と[[ブロック]]を不可能にする[[常在型能力]]を持つ。

[[進化元]]は[[墓地]]・[[マナゾーン]]・[[バトルゾーン]]から必ず1体ずつ選択する必要があることに注意する。したがって、例えば、[[バトルゾーン]]に自分の[[クリーチャー]]がいない時などにはこの[[クリーチャー]]を[[召喚]]などすることはできない。

反面、本家と違い[[進化元]]は3体用意さえできれば何でもいいので、大量の[[マナ]]を確保できる、もしくは何らかの方法で踏み倒せる[[デッキ]]であれば何にでも入りうる可能性を秘めている。まともに[[コスト]]を払って出す場合、それぞれの[[ゾーン]]に[[クリーチャー]]が1体も存在しないなどという事は少ないだろう。

そうそう追い越されることのない高い[[パワー]]と、[[攻撃]]そして[[ブロック]]さえも封じる[[常在型能力]]があるため、[[制圧]]力は非常に高い。[[攻撃]]する度に[[クリーチャー]]を[[除去]]され、[[タップ]]状態ならば一切の[[攻撃]]そして[[ブロック]]さえも封じられる。
[[呪文]]や[[cip]]などによる[[除去]]への耐性がないのが気がかりだが、それでも[[フィニッシャー]]としては極めて優秀な性能であると言って良いだろう。

仮に[[除去]]されても、[[ゼニス]]の御多分にもれず[[エターナル・Ω]]を持つので、[[進化元]]ごと[[手札]]に戻る。そのため、[[進化クリーチャー]]としては再度[[召喚]]するのは比較的容易である。

また[[ガーディアン]]以外からも[[進化]]できるおかげで、本家では[[進化元]]にできない[[クリーチャー]]を[[エターナル・Ω]]で擬似的に[[墓地]]・[[マナ回収]]する事ができ、[[バトルゾーン]]の[[進化元]]からは[[cip]]の再利用を狙える。
[[《斬隠オロチ》]]などを重ねて出せば、相手としても迂闊に[[除去]]はできなくなるだろう。

重大な欠点は12と非常に[[重い]][[マナコスト]]と、3つの[[ゾーン]]に確保せねばならない[[進化元]]の存在だろう。
[[【ゲイル・ヴェスパー】]]であれば初動に使った[[《霞み妖精ジャスミン》]]を[[墓地]]からの[[進化元]]にすることができる上に、[[《天風のゲイル・ヴェスパー》]]による[[コスト軽減]]を活かして早出しができる。この場合は比較的緩い条件で[[【速攻】]]に睨みを効かせることができるため、[[【ゲイル・ヴェスパー】]]における実用性は決して低くない。

-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]と異なり、[[進化元]]を[[ガーディアン]]にする必要がなくなり[[ブロック]]までも封じることができるようになった反面、[[マナコスト]]が上昇していること、[[進化元]]を3つの[[ゾーン]]に確保せねばならなくなったこと、[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]の[[アタック・チャンス]]も使えないほか[[山札送り]]が[[強制]]になっている。あちらとはかなり異なる[[デッキ]]の構築が要求されることになるだろう。
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]との違いは以下の通り。総じて、あちらとはかなり異なる[[デッキ]]の構築が要求されることになるだろう。
--長所
---[[進化元]]を[[ガーディアン]]にする必要がなくなった
---[[ブロック]]までも封じることができるようになった
--短所
---[[マナコスト]]が12に上昇
---[[進化元]]を3つの[[ゾーン]]に確保せねばならなくなった
---[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]の[[アタック・チャンス]]が使えない
---[[山札送り]]が[[強制]]

-前述の通り[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]の[[アタック・チャンス]]は発動できないが、そちらの[[効果]]でこの[[クリーチャー]]そのものをいち早く[[リアニメイト]]することと、追加[[効果]]の[[山札送り]]を発動させる事自体は可能であり、相性は決して悪いわけではない。

-[[進化クリーチャー]]であることを利用し[[《貴星虫ヤタイズナ》]]で[[リアニメイト]]するのも手。どちらも[[墓地]]に関する[[能力]]を持つので、比較的組み合わせるのは難しくないだろう。

-開発主任の川崎氏のTwitterアカウント上において、「[[《氷河妖精アイス》]]の[[フレーバーテキスト]]などに見られる、[[オラクル]]教団などによって語り継がれるうち偶像化・理想化・神格化された[[《「無情」の極 シャングリラ》]]像が[[クリーチャー]]として顕現したものではないか」と考察されている。

**関連カード [#geebffbd]
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]

**収録セット [#x8dc4686]
-illus.[[Eel]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]

**参考 [#m4a34c60]
-[[ガーディアン]]
-[[ゼニス]]
-[[無色]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[進化GV・Ω]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札送り]]
-[[タップ]]
-[[攻撃できない]]
-[[ブロックできない]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[【シャングリラ】]]