#author("2019-07-05T08:45:17+09:00","","") *DMS-05 「ベスト・チャレンジャースターターセット」 [#f074e796] -''PREV'':[[DMS-04 「転生編(ジェネレート・ギア)スターターセット」]] 何ともいえない収録カード群である。[[《青銅の鎧》]]4枚と[[《テレポーテーション》]]1枚以外の旨みは無いに等しい。 切札は[[《ハンドレッドバレル・ドラゴン》]]。が、これも実用に耐えうるスペックとは言い難い。限定カードなのでコレクションする価値はあるが。 とにかく執拗なまでに[[バニラ]][[クリーチャー]]及び[[準バニラ]]クリーチャーが収録されている。その数なんと16種で25枚! 一方で[[除去]]カードと言えるものはたったの3種で4枚。[[ブロッカー]]も3種で6体。マナ加速の方は2種で6枚。 これなら[[DMS-04 「転生編(ジェネレート・ギア)スターターセット」]]の方が相当強いセットと見なせるだろう。 スターターセットは初心者にルールを覚えてもらうためのものであるので、複雑な効果を持つカードは収録されないのが望ましい。が、大半のカードが4マナ以下で、デッキとしてはあまりにも弱すぎる。特に切札の[[《ハンドレッドバレル・ドラゴン》]]がコスト論的に明らかに損をしているのはいかがなものか。 入っているもの -構築済みデッキ(2セット/合計40枚) -クイックスタートガイド(1冊) -プレイマット(2枚) -ルールブック(1冊) -限定ホイルカード(1枚) --型番が「DMS」から始まるスターターセットは今回で一区切りとなる。その後時期はだいぶ離れているが、初心者向けのセットとして[[スターターデッキシリーズ>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]が発売されており、そちらは本セットの半年後に発売された[[DMC-32>DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」]]に近く、より実践的な内容になっている。 --本シリーズ共通の問題だがデッキとしてはあまりにも弱すぎるため、[[デュエル・マスターズ]]でより長く遊ぶことを考えるなら半年後に発売された[[DMC-32>DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」]]を購入するべきだろう。[[構築済みデッキ]]は[[DMC-32>DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」]]と[[DMC-33>DMC-33 「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」]]を境に格段に完成度が上がっているため、こちらにお呼びがかかることは少ない。 --[[S・トリガー]]は[[《幻竜砲》]]がたったの2枚しか収録されておらず、デュエル・マスターズの魅力の一つである「逆転」要素すらも感じられない。S・トリガーがこれ程少ないデッキは[[DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」]]まで登場しなかった。 ---- **収録カード [#q918aac2] |■収録カード|文明|枚数|h |~ホイルカード|~ |~(1)| |[[《ハンドレッドバレル・ドラゴン》]]|火|1| |~[[レア]]|~ |~(4)| |[[《テレポーテーション》]]|水|1| |[[《ドラグライド》]]|火|1| |[[《群れを守るトライ・ホーン》]]|自然|1| |[[《オーラ・ブラスター》]]|自然|1| |~[[アンコモン]]|~ |~(6)| |[[《超砲手ボルカノドン》]]|火|1| |[[《ピコット・ミサイル》]]|火|1| |[[《激闘するフェザー・ホーン》]]|自然|2| |[[《樹界を守るパラダイス・ホーン》]]|自然|2| |~[[コモン]]|~ |~(30)| |[[《シザー・アイ》]]|水|1| |[[《アクア・シューター》]]|水|2| |[[《キャンディ・ドロップ》]]|水|1| |[[《マドリオン・フィッシュ》]]|水|2| |[[《アクア・ビークル》]]|水|3| |[[《ゼピメテウス》]]|水|2| |[[《掃討兵バーニング・ヘル》]]|火|1| |[[《爆炎野郎ジョー》]]|火|2| |[[《不死身男爵ボーグ》]]|火|2| |[[《喧嘩屋タイラー》]]|火|1| |[[《幻竜砲》]]|火|2| |[[《白銀の牙》]]|自然|2| |[[《ソード・バタフライ》]]|自然|2| |[[《無敵の咆哮》]]|自然|2| |[[《青銅の鎧》]]|自然|4| |[[《炎のたてがみ》]]|自然|2| **参考 [#p8b4e81b] -[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」]] -[[エキスパンションリスト]] -[[構築済みデッキ]] -[[基本セット]] -[[闘魂編]]