#author("2019-01-21T06:57:18+09:00","","")
//2015/07/15の裁定変更前の条件を前提とした記述となっています。適切に変更してください。
*墓地送り [#wd642966]

ある[[ゾーン]]の[[カード]]を[[墓地]]へ送る[[効果]]の総称。主に相手側のゾーンで起こる[[効果]]として使われることが多い。

+[[シールドゾーン]]→[[墓地]](>[[シールド焼却]])
+[[手札]]→[[墓地]](>[[ハンデス]]・[[捨てる]])
+[[山札]]→[[墓地]](>[[山札破壊]])
+[[マナゾーン]]→[[墓地]](>[[ランデス]])
+[[バトルゾーン]]→[[墓地]](>[[破壊]]または墓地送り)

ここでは狭義的に用いられる、5の中の[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]などによる[[バトルゾーン]]にある相手の[[カード]]を[[カード指定除去]]として[[墓地]]に移動させるものについて挙げる。他については、それぞれのゾーン毎にある用語のページを参照のこと。

|英雄奥義 バーニング銀河 P 火文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|
|マナ武装7:自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のコスト12以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|

対象が1枚構成の[[クリーチャー]]であれば「[[破壊]]」と同義になるが、2枚以上で構成される場合は仮に対象となっている[[カード]]が[[カードタイプ]]として「クリーチャー」を有していなければ[[破壊]]とは扱われない場合がある。[[セル]]と[[進化元]]がそれに該当する。詳しいルールは[[カード指定除去]]を参照。

-2015年7月15日以前では、[[破壊]]と扱うためにはクリーチャーという一つの塊のオブジェクトが[[除去]]の対象になる必要があり、見かけ上[[pig]]が発動しそうな場面であっても、2枚以上ある中の1枚として直接選ばれて[[墓地]]に移動する場合は[[破壊]]ではないため[[pig]]は発動しないという裁定になっていた。[[進化クリーチャーの一番上]]を選んでも[[破壊置換効果]]も使えず、プレイヤー間での混乱を招いていた。現在は[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]の整備に伴い、上記に統一されている。

-[[カード]]として選んだ墓地送りが[[破壊]]にならない場合でも、選んでいることには変わりないので、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]等の「選ばれたとき〜」能力は発動する。ただし[[進化クリーチャー]][[の下]]で[[特性]]を失っている場合は、この限りでない。

-このようにややこしいルールとなってしまったのは、2014年1月中旬に[[《トンギヌスの槍》]]や[[《時空の封殺ディアス Z》]]の「カードを○枚選び〜」という表記のカードについて」のルールが変更されたためである。以前はカード指定の[[除去]]の対象を2枚以上で構成される[[クリーチャー]]に取る場合でもそのクリーチャーオブジェクト1体の[[除去]]として扱われていた。しかし[[エラッタ]]後は、文字通り1枚のカードを指定することとなり、2枚以上で構成されるものを対象に取る場合はその中の1枚を直接引き抜くこととなった。これに伴い、同じような[[テキスト]]である[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]の裁定も変更された。《シャイニング・ノヴァ》は[[除去]]できる範囲も狭く、使用率も低い[[カード]]だったのでさほど問題にはならなかったが、より広い範囲を[[除去]]でき[[汎用性]]にも優れる[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]の登場によって一気に問題が表面化したのである。上記の経緯もあり、現在は比較的簡便で、直感的にも理解しやすい裁定に改められている。

-初期のアニメでは[[破壊]]のことも墓地送りと呼ばれていた。この頃は[[テキスト]]に「破壊」の表現が使われる前であり、クリーチャーが墓地へ送られるという意味でも、あながち間違ってはいない。

**参考 [#a907958f]
-[[用語集]]
-[[カード]]
-[[クリーチャー]]
-[[除去]]
-[[カード指定除去]]
-[[破壊]]
-[[墓地]]
-[[バトルゾーン]]
-[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]