#author("2018-08-17T03:46:32+09:00","","")
#author("2018-08-22T13:57:05+09:00","","")
*聖拳編 [#r2b4fee4]

BEFORE:[[闘魂編]]
NEXT:[[転生編]]

[[デュエル・マスターズ]]3番目のシリーズ。「エターナル・アームズ」と読む。
新機軸カードを多数収録し、その多くが現在でも様々な[[デッキタイプ]]で使用されているという人気シリーズである。
しかし、その反面[[カードパワー]]のバランスが微妙で、極端に強すぎるカードも多い。悪名高き[[《無双竜機ボルバルザーク》]]も[[《炎槍と水剣の裁》]]も[[《母なる大地》]]も[[《魂と記憶の盾》]]も[[《英知と追撃の宝剣》]]も[[《パシフィック・チャンピオン》]]も全てこのシリーズのカード。
「エターナル・アームズ」というのは「永遠の武器」という意味で、あらゆる時代を通してこのシリーズのカードが活躍できるようにと名づけられた。その試みは成功したといえるが、同時にこの名称は皮肉なものとなってしまった。

シリーズ固有の特徴は、なんと言っても複数の色を持つ[[レインボーカード]]。
それに併せて多種族の[[クリーチャー]]や、場の[[文明]]の総数をチェックするカードなども初登場。

このシリーズに当てはまる[[エキスパンション]]は、

[[多色]]カードが初登場。[[メタゲーム]]を席捲する数多の強力カードを収録した大人気120枚セット
-[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」]]
多色の[[呪文]]に加え、新勢力[[ウェーブストライカー]]が登場した
-[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」]]
新たな[[進化]]システム[[進化V]]が生まれ、多色進化獣とその[[進化元]]を主体とした
-[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」]]
[[対抗色]]の多色カードが初登場、[[種族]]同士で助け合う[[シンパシー]]能力も生まれた
-[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]
-[[多色]]カードが初登場。[[メタゲーム]]を席捲する数多の強力カードを収録した大人気120枚セット
[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」]]
-多色の[[呪文]]に加え、新勢力[[ウェーブストライカー]]が登場した
[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」]]
-新たな[[進化]]システム[[進化V]]が生まれ、多色進化獣とその[[進化元]]を主体とした
[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」]]
-[[対抗色]]の多色カードが初登場、[[種族]]同士で助け合う[[シンパシー]]能力も生まれた
[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]

の4つ。

明らかなオーバー[[スペック]]凶悪カードの他にも、新たな[[デッキ]]タイプを想起させてくれるような面白い能力を持ったカードも多く、その点もこのシリーズが大きな人気を得た要因と言える。特に[[DM-12]]、[[DM-13]]はその傾向が強く、どちらかと言えば玄人好みのセット。
明らかなオーバー[[スペック]]凶悪カードの他にも、新たな[[デッキ]]タイプを想起させてくれるような面白い能力を持ったカードも多く、その点もこのシリーズが大きな人気を得た要因と言える。特に[[DM-12>DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」]]、[[DM-13>DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]はその傾向が強く、どちらかと言えば玄人好みのセット。

*このシリーズより、能力テキストに変化が見られた。 [#ib68755c]
-「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」→省略
-「[[バトルゾーン]]に出たとき」→「バトルゾーンに出した時」
-「(バトルゾーンからクリーチャーを)持ち主の墓地に置く」→「[[破壊]]する」
-「(手札から)持ち主の墓地に置く」→「捨てる」
-能力テキストに書かれているクリーチャー名→《》の使用
-[[スレイヤー]]の括弧内説明&br;このクリーチャーとバトルした相手クリーチャーは、勝っても持ち主の墓地に置かれる&br;→このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する
--「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」→省略
--「[[バトルゾーン]]に出たとき」→「バトルゾーンに出した時」
--「(バトルゾーンからクリーチャーを)持ち主の墓地に置く」→「[[破壊]]する」
--「(手札から)持ち主の墓地に置く」→「捨てる」
--能力テキストに書かれているクリーチャー名→《》の使用
--[[スレイヤー]]の括弧内説明&br;「このクリーチャーとバトルした相手クリーチャーは、勝っても持ち主の墓地に置かれる」→「このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する」

-このシリーズの序盤の[[メタゲーム]]は[[闘魂編]]の流れを受け継いで[[《アクアン》]]を中心に動いていた。&br;しかしそれが[[殿堂入り]]すると、そこからは[[《無双竜機ボルバルザーク》]]をトップに展開していくことに。その後、ボルバルザークは[[殿堂入り]]しても[[環境]]にのさばり続け、ついに[[プレミアム殿堂]]で禁止化される。

-現在は全て絶版。[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」]]は、このシリーズを中心にカードが[[再録]]されている。

-「多色を扱った[[エキスパンション]]は人気が出る」というジンクスが初めて実現した例である。

-原型は[[Magic:The Gathering]]のエキスパンション「インベイジョン・ブロック」。そちらも歴代のカードセットの中でトップクラスの人気を誇る。
--共通点として、シリーズの途中まで[[二色>多色]]カードが全て[[友好色]]の組み合わせであり、[[シリーズ最終エキスパンション>DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]のみ[[二色>多色]]カードが全て[[対抗色]]の組み合わせであることが挙げられる。

**参考 [#q1aa8fdc]
-[[エキスパンションリスト]]
#include(シリーズリスト,notitle)
-[[聖拳編環境]]