#author("2018-09-11T14:38:06+09:00","","")
*進化クリーチャーの下 [#n76598b3]

[[バトルゾーン]]にある([[進化]])[[クリーチャー]]の下のこと。[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]として存在する[[カード]]の下には別の[[カード]]が置かれうる。

この領域は[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]のようなゾーンとは異なる。
他の進化クリーチャー下を参照する場合にこの表現が用いられ、自身の下を参照する場合は「この[[クリーチャー]]の下」と書かれる。
「[[進化元]]」と呼ばれることもあるが、こちらは場所を差し、進化元はカードを差す。

[[進化クリーチャー]](オブジェクト)は一番上の[[進化クリーチャー]]([[カード]])の[[特性]]しか持たない。なので、結果的にここにある[[カード]](=[[進化元]])の[[特性]]は無視される。
[[進化元]]はオブジェクトの''構成要素''であり、オブジェクトそのものではない 。そのため、[[進化元]]と[[進化クリーチャー]]([[カード]])を合わせて1つのオブジェクトとしてカウントされる。

ここにある[[カード]](=[[進化元]])を参照するのは[[メテオバーン]]や[[《死神アトミック・デストロイヤー》]]の[[能力]]のような特殊な場合に限定される。


|超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン SR 水文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス 15000|
|進化GV−自分のグレートメカオー、グランド・デビル、ポセイディア・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。|
|自分の他のクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりにこのクリーチャーの下に置いてもよい。|
|メガメテオバーン6:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを6枚、墓地においてもよい。そうした場合、相手はバトルゾーンにある自分自身のクリーチャーすべてとマナゾーンにあるカードすべてを手札に戻す。|
|T・ブレイカー|

|死神アトミック・デストロイヤー R 闇文明 (6)|
|呪文|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーに含まれるカード1枚につき、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。|

|霊騎幻獣コライオン C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:アーク・セラフィム/ドリームメイト/オリジン 1000|
|このカードが墓地に置かれた時、それが墓地に置かれる直前に進化クリーチャーの下にあった場合、カードを1枚引いてもよい。|

|時空男 UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ヘドリアン/オリジン 1000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは攻撃することができない。|
|このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに、バトルゾーンにある自分の進化クリーチャーの下に置いてもよい。|

オブジェクトは進化元の特性を持たないので、進化元が[[進化クリーチャー]]ともども他のゾーンに置かれた場合、「[[バトルゾーン]]から離れた時」という能力は一番上の進化クリーチャー(カード)のものしか誘発しない。
また、''[[破壊]]''効果はクリーチャー・オブジェクトに対して適用されるので、進化元は破壊されたという扱いにならない。
例:上記の[[《霊騎幻獣コライオン》]]は「墓地に置かれた」とされるが「[[破壊]]」とはならない。

[[進化クリーチャー]]が登場した当初は、「進化クリーチャーが[[バトルゾーン]]を離れるとき、その下のカードは同じ場所に移動する」「何らかの方法で進化クリーチャーの下のカードが[[墓地]]に置かれた場合、一番上のカードも[[破壊]]される」などのルールだけであったが、[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の登場や、[[不死鳥編]]、[[神化編]]の進化クリーチャーをサポートする新システムの登場などによって、進化クリーチャーの下に関する考え方はどんどん変わっていった。

また、[[進化クリーチャー]]の下から[[クリーチャー]]を出す場合や、一番上のクリーチャーを[[バトルゾーン]]から離して、進化クリーチャーの下にあったクリーチャーをバトルゾーンに並べる場合なども挙動が特殊なので注意。(→[[進化クリーチャー]])

[[進化クリーチャー]](オブジェクト)の一番上の[[進化クリーチャー]](カード)が移動した場合([[《太陽王ソウル・フェニックス》]])や進化元が[[進化クリーチャー]](オブジェクト)から独立して別のオブジェクトになった場合([[《超神星ジュピター・キングエンパイア》]][[《超神星イクシオン・バーニングレイブ》]])、ゾーンを移動しているわけではないので[[cip]][[能力]]は誘発しない。

-ここはゾーンではないので[[サイキック・クリーチャー]]の「バトルゾーン以外のゾーンに行ったとき、そこ(超次元ゾーン)に戻す」というルールの影響を受けない。当然、バトルゾーンから離れて解体された時や、メテオバーンで消費された場合は超次元ゾーンに戻る。

-以前は[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]等の能力で「バトルゾーンにあるカードを1枚選ぶ」とき、ここにあるカードは選択できなかった。&br;ここで言うカードとはオブジェクトを指すためであり、このような記述が採られた理由は、バトルゾーンを含む複数のゾーンの中から1つのオブジェクトを選ばせるために、''クリーチャーを数える単位=体''が使えなかったからである。
--2014/01/17の裁定変更によって、これらの「カードを選ぶ」能力でここにあるカードも選択できるようになった。

-[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[呪文能力]]により進化クリーチャーを選んで手札に戻す場合は、当然「進化クリーチャーの下にあるカード」も一緒に[[バウンス]]する事になる。しかしその後に手札からカードを1枚選んで捨てる時は進化クリーチャーの方を引き当てないと、追加効果の[[シールド焼却]]はできない。[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[シールド焼却]]は対象として選んだクリーチャー(オブジェクト)を参照しており、進化元は対象に取れないためである。

-「クリーチャーに含まれるカード」で参照するカードは、ここのカードの他に[[ゴッド]]関連が含まれる。

-[[クリーチャー]]に[[クロス]]した[[クロスギア]]は、ここに置かれるわけではない。視覚上の表現として「[[クリーチャー]]の下の見えるような位置に置く」という方法が採用されているだけである。なので[[クロスギア]]は「クリーチャー(オブジェクト)を構成するカード」として扱われない。
--ちなみに、[[進化クロスギア]]の下にも当然クロスギア・カードが存在できるが、[[クロスギア]]の下を参照する能力は存在しない。
-[[ドラグハート・ウエポン]]についても同様。

-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が進化した場合、一枚一枚の[[サイキック・セル]]としてそのクリーチャーの下に置かれる。他の何らかのカードによって、そのクリーチャーの「下にある''カード''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]も含まれるが、「下にある''クリーチャー''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]は含まれないので、よくテキストを確認してから使用したい。より詳しいルールは[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の項を参照。

-「[[クリーチャー]](オブジェクト)に含まれる[[カード]]」の数は、[[進化クリーチャー]]の場合、ここに存在するカード+1になる。

-[[カード]]を下に置く事ができるのは長らく[[進化クリーチャー]]のみであったが、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[NEOクリーチャー]]の登場により、カードを下に置くのは[[進化クリーチャー]]だけの特権ではなくなってきた。現在ではこの領域の呼び名は「''[[クリーチャーの下]]''」の方が妥当だろう。&br;なお、それ以前にも[[《超時空ストーム G・XX》]]が自身の[[メテオバーン覚醒]]以外の方法で裏返ったり、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を[[進化クリーチャー]]にしてから下に[[カード]]を仕込み、その後変身が解けるなど、進化でないクリーチャーの下にカードが置かれることは「進化クリーチャーであったはずのクリーチャーが何らかの理由で進化クリーチャーでなくなってしまう」という形で存在していた。
--これについては当初は現在の裁定と同じであったが、一時期は[[進化]]ではない[[カード]]の下に[[カード]]が置かれることは不適切として、[[進化クリーチャー]]でなくなった瞬間に下の[[カード]]が全て[[墓地]]へ置かれるという裁定になっていた。現在の裁定になったのはまさに上記の[[NEOクリーチャー]]が登場した時期である。

**参考 [#j19f6c72]
-[[進化クリーチャー]]
-[[進化元]]
-[[バトルゾーン]]
-[[メテオバーン]]
-[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]
-[[《時空男》]]
-[[Evoチャージャー]]
-[[クリーチャーの下]]