#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
#author("2018-09-29T14:06:19+09:00","","")
*神王 [#ta92d19f]

[[DM-33>DM-33 「神化編 第2弾 太陽の龍王(ライジング・ドラゴン)」]]で登場した[[ゴッド]]の[[サイクル]]。DM-33の時点では[[火]]と[[自然]]に存在し、[[神帝]]と同じく縦と横に[[G・リンク]]する。
それらを[[切札]]に据えた[[デッキ]]はこちら→[[【神王】]]

それぞれがリンク時に得られる能力の他に、単体でも別の能力を持つ。

|神王タイタス R 火文明 (5)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 4000|
|G・リンク《神王マクベス》の右横、《神王リア》の上側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|

#hr
|神王リア UC 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 2000|
|G・リンク《神王オセロー》の右横、《神王タイタス》の下側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|

#hr
|神王マクベス R 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 6000+|
|G・リンク《神王タイタス》の左横、《神王オセロー》の上側|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが4体神になったとき、ゴッドを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに置いてもよい。|

#hr
|神王オセロー R 火文明 (3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 2000+|
|G・リンク《神王リア》の左横、《神王マクベス》の下側|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、そのターン中、このクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|

4体がリンクすると次のようになる。

|神王マクベス/神王タイタス/神王リア/神王オセロー  火文明/自然文明 (6+5+4+3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 14000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーは、闇のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|
|このクリーチャーは、光のクリーチャーから攻撃またはブロックされない。|

-このサイクルのカード名は作家「ウィリアム・シェイクスピア」の悲劇作品が元ネタのようである。&br;[[《神王タイタス》]](タイタス・アンドロニカス)&br;[[《神王リア》]](リア王)&br;[[《神王マクベス》]](マクベス)&br;[[《神王オセロー》]](オセロー)

-[[ケングレンオー]]と同じく、1つの[[エキスパンション]]ではパーツが全て揃わない。右側2枚は[[DM-33]]で、左側2枚は[[DM-34]]で収録された。

-同じく縦横に[[G・リンク]]する[[神帝]]と比べると、[[4体神]]の完成自体が目的でないのが大きな違い。ブレイク数の増加で序盤から[[シールド]]を積極的に殴っていくことができる。

-[[神帝]]と同じく[[G・C]]が存在する。ただし、[[アンコモン]]の[[《神王リア》]]はともかく[[《神王タイタス》]][[《神王マクベス》]][[《神王オセロー》]]はいずれも[[レア]]なので[[デッキ]]内の神王を全て[[G・C]]で統一するのは骨が折れる。

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*神王(デッキ) [#w5268195]

神王[[サイクル]]を中心とした[[デッキ]]。[[《神帝アージュ》]]をリンクしてから攻めに移る[[神帝]]と違い、序盤から積極的に攻めて行けるのが特徴。

必須である[[火]]と[[自然]]に、[[手札補充]]の[[水]]を加えた[[青赤緑]]で組まれることが多い。
[[闇]]のサルベージやリアニメイトを入れるのも考えられる。やや燃費は悪いが[[《大地と永遠の神門》]]で格段に粘り強さが増す。

どのように組むとしても、神王の効果を最大限に生かすためには過剰なマナブーストや大量の手札補充が必須となる。そのためのエンジンを組み込むことを念頭に置きたい。

以下には最もオーソドックスな[[青赤緑]]のタイプを紹介する。

**主要カード [#gfb8f0e4]
|[[《神王オセロー》]]|左下。[[G・リンク]]で[[パンプアップ]]とブレイク数増加|
|[[《神王リア》]]|右下。[[G・リンク]]で[[マナブースト]]。[[闇]][[クリーチャー]]の[[ブロック]]と[[殴り返し]]を防ぐ|
|[[《神王タイタス》]]|右上。[[G・リンク]]で2000[[火力]]。[[光]]クリーチャーのブロックと殴り返しを防ぐ|
|[[《神王マクベス》]]|左上。[[4体神]]になると[[マナゾーン]]からゴッドを一体踏み倒し|
|[[《未来設計図》]]|軽量疑似[[サーチ]]|
|[[《ストリーミング・チューター》]]|強力[[ドローソース]]|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|疑似[[サーチ]]&[[バウンス]]。[[S・トリガー]]で守りも|

**候補カード [#cf84beb3]
|[[《セブンス・タワー》]]|[[メタモーフ]]で爆発的[[マナブースト]]。殿堂入り|
|[[《再誕の社》]]|墓地から2枚まで[[マナブースト]]。殿堂入り|
|[[《神誕の大地ヘラクレス》]]|[[マナ回収]]と[[コスト軽減]]を行う[[ファッティ]]|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|大型[[マナブースト]]。[[除去]]としても使える|
|[[《ダンシング・フィーバー》]]|大型[[マナブースト]]。[[マナゾーン]]に神王を集めやすい|
|[[《強欲の開拓》]]|[[手札]]から同じ種族の[[クリーチャー]]を何枚でもマナゾーンに置く。ヘラクレスで即座に回収できるのは便利|
|[[《再誕の聖地》]]|大量[[マナブースト]]。墓地のカードを全てマナに|
|[[《モビル・フォレスト》]]|[[クロスギア]]。コスト軽減|
|[[《サーガ・レオシェルター》]]|クロスギア。神王に無料クロス、除去耐性を付加|
|[[《炎晶バクレツ弾》]]|5000[[火力]]+[[マナ回収]]|
|[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]|4コスト以下の呪文かクロスギアを踏み倒す[[オリジン]] 殿堂入り|
|[[《オリジナル・ブレイン》]]|[[オリジン]]デッキ専用[[ドローソース]]|
|[[《プロジェクト・ゴッド》]]|[[デッキ]]から[[ゴッド]]を踏み倒せる可能性がある。最悪でも[[墓地肥やし]]|
|[[《ゴッド・シグナル》]]|[[ゴッド]]を[[トップデック]]に。1マナと軽い|
|[[《蒼世神 ADAM》]]|[[オリジン]]の[[進化クリーチャー]]。マクベスでも出せる除去要員|

**闇を入れる場合の候補カード [#k0f8e009]
|[[《大地と永遠の神門》]]|[[リアニメイト]]か[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]]|
|[[《ゾンビ・カーニバル》]]|選んだ種族の[[クリーチャー]]を3体まで[[サルベージ]]|
|[[《破壊神デス》]]|[[4体神]]完成時に[[マナゾーン]]から呼べる[[スピードアタッカー]]。[[多色]]なので敬遠されがち|
|[[《カラフル・ダンス》]]|大量[[墓地肥やし]]。[[殿堂入り]]|
|[[《プライマル・スクリーム》]]|[[手札]]の減らない[[墓地肥やし]]|
|[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]|[[城]]。[[デッキ]]から[[ゴッド]]を踏み倒せる可能性|

**このデッキの基本的な流れ [#bebcf0af]
-2ターン目、[[《未来設計図》]][[《ゴッド・シグナル》]]で神王をサーチ
-3ターン目、オセローを召喚。
-4ターン目、リアを召喚。オセローとリンクし、[[マナブースト]]しつつ[[W・ブレイク>W・ブレイカー]]。
-5ターン目、タイタスまたはマクベスを召喚。小型獣[[除去]]か[[T・ブレイク>T・ブレイカー]]。
-6ターン目、残りのパーツとリンク。[[マナゾーン]]からゴッドを[[コスト踏み倒し]]。

ただし、2体リンクしたばかりでは[[殴り返し]]や[[S・トリガー]]であっさりリンクを崩されることが多い。また、[[サーチ]]や[[ドロー]]を多めに投入しても、それでも神王がうまく手札に揃わないこともしばしばある。
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**《神誕の大地ヘラクレス》を使う場合 [#tee2d5f9]

神王と同じ[[エキスパンション]]で登場した[[《神誕の大地ヘラクレス》]]の能力を活かすパターン。大量の[[マナブースト]]後、ヘラクレスの[[マナ回収]]と[[コスト軽減]]で一気に神王を展開する。

神王が全てリンクすると、[[《神王マクベス》]]の[[W・ブレイカー]]に[[《神王オセロー》]]の能力が合わさって5枚[[ブレイク]]出来るため、そのままとどめを刺すことができる。[[《神王リア》]]と[[《神王タイタス》]]の能力で[[光]]と[[闇]]のブロッカーを無視できるので、ほぼ確実に五枚ブレイクを決めることができる。

[[ビートダウン]]型と同じく、必須の[[火]]と[[自然]]を中心に[[青赤緑]]で組まれる。[[コスト軽減]]で一度に何体も神王を並べる都合上、[[水]]のカードは9枚前後に抑えるのが望ましい。また、[[多色]]は[[《神王リア》]]でブーストした直後にはすぐに使えないため、1枚も入れられない。

**戦い方 [#l24026b4]
[[《再誕の聖地》]][[《強欲の開拓》]]などを利用し、積極的にマナブーストを行う。もちろん[[《神王リア》]]の[[能力]]でブーストするのもいい。7マナまで貯めれば[[《セブンス・タワー》]]で爆発的な[[マナブースト]]が可能になる。

12マナ前後の十分な[[マナ]]が揃ったら[[《神誕の大地ヘラクレス》]]を[[召喚]]し、マナゾーンの神王をほとんど全て[[手札]]に戻す。
後は、ヘラクレスにより[[コスト]]が大幅に下がった神王を、[[《神王オセロー》]]と[[《神王リア》]]の二体からリンクさせる。
[[4体神]]が完成したら、[[《神王マクベス》]]の[[能力]]で[[マナゾーン]]からさらなる神王もしくは[[《破壊神デス》]]などを出す。

最も重要なパーツは[[《神王リア》]]である。リンクしたときの[[マナブースト]]能力により、手札の神王を片っ端から召喚出来るようになる。ゆえに[[《神誕の大地ヘラクレス》]]で神王を手札に戻すときは、このことを計算に入れて多めに戻してもよい。

この[[マナブースト]]に期待するなら、[[レインボーカード]]を投入しないほうが賢明である。タップ状態でマナに置かれるため、計算を裏切られるからだ。そして、神王の召喚のために、デッキのカードの八割は火と自然にすべきである。

-マナの枚数によっては「1ターンで[[4体神]]が二体出現する」という事態も十分おこりえるため、爆発力は高い。しかし、ヘラクレスを返しのターンに破壊されると十分な展開が行えないまま負けたりもする。

-オセロー+リアにマクベスがリンクすれば、[[T・ブレイカー]]で[[シールド]]を3枚割りつつ、[[《セブンス・タワー》]]の[[メタモーフ]]の条件を満たせる。ヘラクレスは非常に重いため、状況によってはヘラクレスを出すことにこだわらず、神王のビート性能とブーストを普通に活かして戦うプレイも大切。

-[[G・リンク]]しつつ[[マナブースト]]して[[シールド]]まで殴るという挙動は、神王でしか味わえない独特なものである。そこにヘラクレスも絡めれば更にアグレッシブなプレイ感覚となる。もっとも、神王の素の[[カードパワー]]は低めなので、[[ファンデッキ]]として楽しむのがいいだろう。

**参考 [#n193f539]
-[[ゴッド]]
-[[オリジン]]
-[[G・リンク]]
-[[【神王】]]
-[[《神王タイタス》]]
-[[《神王リア》]]
-[[《神王マクベス》]]
-[[《神王オセロー》]]
-[[青赤緑]]
-[[黒赤緑]]
-[[用語集]]