#author("2019-03-08T22:55:29+09:00","","")
*&ruby(しゅぞく){種族};カテゴリ [#uc8bb8c0]

異なる[[種族]]同士に存在する共通の単語によって分類される、[[種族]]の上位概念、総称。

該当する共通語句「○○」がテキスト中に現れた場合、表記はどうであれ、「○○」という語句が含まれる[[種族]]全体を指す。

注意すべき点は、原則として[[種族カテゴリ]]は[[種族]]ではないという点である。例えば、何か[[種族]]を1つ指定する場合に、[[ドラゴン]]を宣言して、[[アーマード・ドラゴン]]と[[レッド・コマンド・ドラゴン]]とに股をかけて、[[効果]]の及ぶ範囲を広げることはできない。ましてや、「メカ」を宣言して[[グレートメカオー]]と[[メカ・デル・ソル]]に股をかけて、ということもできない。

ただし、[[種族カテゴリ]]と同一名となる[[種族]]が存在する場合は、その[[種族]]を選択することで、[[種族カテゴリ]]内の全[[種族]]に[[効果]]の及ぶ範囲を拡大することができる。例えば、[[《光器ペトローバ》]]で[[アウトレイジ]]を指定した場合、[[アウトレイジ]]のみならず[[アウトレイジMAX]]の[[パワー]]も上昇する。

また、あくまで適用されるのは[[種族]]であって名称ではない。例えば、名称に「[[ドラゴン]]」や「龍」を含む[[《スリーアイズ・ドラゴンフライ》]]や[[《黒龍王ダーク・ジオス》]]は[[ドラゴン]]として扱われない。

-[[種族]]が[[種族カテゴリ]]ではないことを明確にするため、''[[種族]]に「○○」とある〜''、''「△△」と種族にある〜''、などとわざわざ明記されていた時代もある。多くは、テキストの簡略化のために[[種族カテゴリ]]単独表記に移行しつつある。

-単一[[種族]]ではないという点を除けば、使い勝手は[[特殊種族]]に似る。[[特殊種族]]同様、サポートを受けやすく、簡単に[[シナジー]]を形成できるが、その分[[メタ]]も受けやすくなっている。

-以前は、共通語句を含みながら、[[種族カテゴリ]]として扱われない例外として、[[ジャイアント]]([[ジャイアント・インセクト]])、[[フィッシュ]]([[ゲル・フィッシュ]])、[[ヒーロー]]([[キカイヒーロー]])、[[リキシ・コマンド]]([[リキシ・コマンド・ドラゴン]])の4つがあった。[[背景ストーリー]]上の繋がりがないため、古参[[プレイヤー]]にとっては理解でき、無理もないと思われる裁定だった。しかし新参[[プレイヤー]]への配慮のためか、新たな[[エラッタ]]により、共通語句「○○」を含む[[種族]]の場合は、''例外なく「○○」という語句が含まれる[[種族]]全体を指す''ことになった。従って、[[ジャイアント・インセクト]]から[[ジャイアント]]を[[進化元]]とする[[進化クリーチャー]]に[[進化]]できるようになった。これにより、[[ジャイアント]]を[[進化元]]とする[[進化クリーチャー]]の最軽量[[進化元]]は[[《戊辰の超人》]]から[[《スナイプ・モスキート》]]となった。
--この[[エラッタ]]により、[[《剛撃鎧冑カマキリ・ソード》]]は非常に面倒な[[カード]]となった。[[ジャイアント・インセクト]]の単独表記でほぼ同じ意味を持つためである。違いは[[《口寄の化身》]]等、''[[種族]]の数をカウントする''場合においてのみ生じる。

-「同じ種族『を持つ』」というテキスト表記である(つまり、具体的な語句が使用されていない)場合は、その種族名を一部に持つ[[クリーチャー]]全般が、つまり所属する種族カテゴリ全般が対象となる(2015/9/25正式回答)。
--例: [[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]は[[種族]]に[[ナイト]]を持ち、[[テキスト]]は「このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば」という表記になっている。したがって、[[サルベージ]]した[[進化クリーチャー]]が[[種族]]に[[ダーク・ナイトメア]]しか持たない[[《夢幻騎士 ヴィシャス・デスラー》]]であっても、擬似[[リアニメイト]]は可能。

-逆に「同じ種族」というテキスト表記だけでは、全く同じ種族でなければ対象にならない(2015/9/25暫定回答)。「同じ種族」という表記の[[テキスト]]のカードを使用する場合は、「持つ」という表記の有無に注意しなければならない。
--例: [[《雷炎賢者エイジス》]]が[[ブロック]]して[[バトル]]に勝ち、負けた側が[[種族]]に[[ヒューマノイド]]しか持っていない場合、[[ヒューマノイド爆]]は[[破壊]]対象に含まれない。

-[[ドラゴン・サーガ]]〜[[革命ファイナル]]は[[ドラゴン]]と[[コマンド]]の2大[[種族]]カテゴリ、そして[[コマンド・ドラゴン]]を[[侵略]]や[[革命チェンジ]]等で猛プッシュした[[種族]]カテゴリシリーズである。既存の種族を[[コマンド]]や[[ドラゴン]]に押し上げた新[[種族]]が登場した([[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]、[[ガーディアン・コマンド・ドラゴン]]、[[アウトレイジ・ドラゴン]]等)他、初めて特定の[[種族]]カテゴリがルールに作用する[[封印]]システムが追加された。他にも、[[ヒューマノイド爆]]や[[ダーク・ナイトメア]]等過去の種族を種族カテゴリとする新種族はこれらのシリーズで多数登場している。

-[[種族]]の上位概念ではあるものの、生物分類学における科、属、種などとは異なり、[[種族カテゴリ]]に属さない[[種族]]も存在する。加えて、[[種族]]の数で言えば、属さない[[種族]]のほうが圧倒的に多い。

**種族カテゴリの一覧 [#n508a17f]
※印は種族カテゴリの中に同一名となる種族が存在するもの
-[[ジャイアント]]→[[ジャイアント・インセクト]]

-[[フィッシュ]]→[[ゲル・フィッシュ]]

-[[ヒーロー]]→[[キカイヒーロー]]

-[[リキシ・コマンド]]→[[リキシ・コマンド・ドラゴン]]

-[[アウトレイジ]]→[[アウトレイジMAX]]、[[アウトレイジOMG]]、[[アウトレイジ犬]]、[[アウトレイジ猫]]、[[アウトレイジ・ドラゴン]]

-[[ゴッド]]→[[ゴッド・ノヴァ]]、[[ゴッド・ノヴァ OMG]]
--[[ゴッド・ノヴァ]]→[[ゴッド・ノヴァ OMG]]

-[[ワールド・コマンド]]→[[ワールド・コマンド・ドラゴン]]

-[[ヒューマノイド]]→[[ヒューマノイド爆]]、[[ヒューマノイド邪]]

-[[リキッド・ピープル]]→[[リキッド・ピープル閃]]

-[[ビーストフォーク]]→[[ビーストフォーク號]]

-[[ナイト]]→[[ファンキー・ナイトメア]]、[[ダーク・ナイトメア]]

-[[エンジェル・コマンド]]→[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]

-[[デーモン・コマンド]]→[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]

-[[ファイアー・バード]]→[[ファイアー・バード炎]]

-[[サイバー・ウイルス]]→[[サイバー・ウイルス海]]

-[[スノーフェアリー]]→[[スノーフェアリー風]]

-[[侵略者]]→[[S級侵略者]]、[[侵略者ZERO]]

-[[アイドル]]→[[ワールドアイドル]]

-[[イニシャルズ]]→[[マスター・イニシャルズ]]、[[イニシャルズX]]

-[[ガーディアン]]→[[ガーディアン・コマンド・ドラゴン]]

-[[革命軍]]→[[マスター革命軍]]

-[[ソニック・コマンド]]→[[禁断ソニック・コマンド]]

-[[ジョーカーズ]]→[[ジョーカーズ・ドラゴン]]

-[[ドルスザク]]→[[マスター・ドルスザク]]

-[[グランセクト]]→[[グランセクト・ハザード]]

-[[にゃんこ]]→[[アウトレイジ猫]]

**参考 [#i7ed4086]
-[[種族]]
-[[カテゴリ]]