#author("2018-08-11T17:21:01+09:00","","")
#author("2018-08-12T14:59:54+09:00","","")
*事故 [#eb68f6ce]

ゲーム中思い通りの[[手札]]が来ず、デッキが機能しない状態のこと。
「事故る」というような動詞として使う場合もある。

具体的には、序盤に[[コスト]]が高い[[カード]]しか引けなかったり、[[コンボ]]のパーツが揃わなかったり、[[マナ]]の[[色]]が足りない(>[[色事故]])などの状況を指す。『事故って負けた』などの表現をされることもある。

また、[[《解体人形ジェニー》]]等で相手の重要なカードを[[ハンデス]]することで相手の思い通りにゲームをさせないことを『相手を事故らせる』と表現することがある。 [[コントロール]]では相手をうまく事故らせることが重要である。

-一般に[[ウィニー]]ばかりで構成される[[【速攻】]]のようなデッキは事故が起こりにくいが、[[重量級]]ばかりで構成される[[連ドラ]]などは事故が起きやすい。勝率が重要となる大会では、使用デッキの事故率の高さも考慮に入れておきたい。

-[[コンボデッキ]]の場合、[[コンボ]]に必要な枚数が増えるほど事故の確率も上昇する。&br;[[進化]]もまた[[進化元]]と[[進化]]先の両方が揃わないと動けないため、事故の起こりやすいシステムである。これが[[究極進化]]や[[進化GV]]などになるとさらに事故率が高くなる。

-対戦相手の[[カット]]によって事故が起きてしまった場合、故意、無作為に拘らずそれを[[デスカット]]と呼ぶことがある。

-デッキAにとっての事故手札がデッキBにとっての事故手札とは限らない。&br;たとえば[[除去コントロール]]で手札が重量[[S・トリガー]]ばかりなのは動きとして想定内なので事故とカウントされにくい。&br;また通常[[多色]]カードばかりの手札は事故だが、[[5色デッキ]]においては[[《フェアリー・ミラクル》]]の存在ゆえに事故ではなく理想に近い動きだったりする。
-デッキAにとっての事故手札がデッキBにとっての事故手札とは限らない。&br;たとえば[[【除去コントロール】]]で手札が重量[[S・トリガー]]ばかりなのは動きとして想定内なので事故とカウントされにくい。&br;また通常[[多色]]カードばかりの手札は事故だが、[[5色デッキ]]においては[[《フェアリー・ミラクル》]]の存在ゆえに事故ではなく理想に近い動きだったりする。

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]は、[[ゲーム]]開始時から[[バトルゾーン]]に存在することが約束されるため、それ自体は100%事故の起こらない確実な切り札である。だが一方で[[ゲーム]]開始時に特定の枚数が[[デッキ]]から[[封印]]として置かれ使用不可能となるため、他の[[カード]]の事故率を高めることになる。構築の際は注意。

-事故が起きる確率もそのデッキの性能の一部である。デッキの選択が個人の裁量に任されているカードゲームでは、ゲームに敗北した際、感想として「事故ったからうんぬん」と言うのは相手を不快にさせるおそれがある。また、「プレイングミスで敗けた」、というのも同様に注意が必要。相手の目の前で言うと「本当は俺のほうが強い。敗けたのはマグレ。」と勘違いさせる場合もある。

**参考 [#l3b5ed27]
-[[用語集]]
-[[色事故]]
-[[事故防止]]