#author("2019-11-24T15:16:03+09:00","","") *差別化 [#vc3dc1c0] 同類の他のものと違いを際立たせること。 **差別化例:[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と[[《偽りの王 ナンバーナイン》]] [#h014df4e] ともに[[コスト9]]、相手が呪文を唱えられなくする[[ドラゴン]]である。 ***《光神龍スペル・デル・フィン》側の差別化要素 [#w0d27c4c] -[[手札]][[ピーピング]]により[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]、[[革命0トリガー]]などを持っていないかの確認を行うことができる。 -相手の手札にある呪文の枚数次第で、[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]のパワーを上回ることができる。 -素の[[パワー]]が低いため、[[《死神の蘇生者シュタイナー》]]や[[《ドンジャングルS7》]]などで[[コスト踏み倒し]]を図ることができる。 ***《偽りの王 ナンバーナイン》側の差別化要素 [#g8ea6b1c] -[[アンノウン]]および[[コマンド]]の恩恵を受けることができる。 -素のパワーが[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]より高く、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]などに耐性がある。 -[[ツインパクト]]版([[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]])と併用することで[[墳墓避け]]をしたり、デッキに5〜8枚の採用を行ったりすることができる。 **差別化例:[[ツインパクト化]]したクリーチャーとツインパクト版 [#gd8013f4] ***[[ツインパクト化]]したクリーチャー側の差別化要素 [#b41de3cf] -[[《マインド・リセット》]]などの[[呪文メタ]]の影響を受けない。 ***ツインパクト版側の差別化要素 [#b6721bce] -呪文面も利用することで運用の幅が広がる。 -[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]などにより呪文としてクリーチャーを回収することができる。 **差別化が重要な理由 [#s7f29aaf] 差別化が重要であるのは、いくら実用性のあるカードであっても他のカードとの差別化点が無ければ、結局「それは[[上位互換]]に挿し替えればもっと強くなるのでは?」という結論になってしまうためである。 例えば[[《“罰怒”ブランド》]]と共に使って3ターン目に6[[打点]]で[[1ショットキル]]できるからといって[[《轟車 “G-突”》]]の実質的な[[下位互換]]に近い[[《“E-闘”ララッタ》]]を使ってはならないということである。この場合、[[《“E-闘”ララッタ》]]を[[《轟車 “G-突”》]]に替えればそちらの方が1[[コスト]]軽く[[パワー]]も3000上回るため、より召喚しやすくなり、より場持ちが良くなる。 ただ、5枚目以降の数合わせ採用、[[殿堂入り]]カードの[[リペア]]の場合はその限りではない。 勘違いしてはならないのは、必ずしも「差別化できるから」といってそのカードが「より有利である」ことではないということである。上記の[[ツインパクト化]]したクリーチャーの例で挙げるなら、「[[《マインド・リセット》]]などの[[呪文メタ]]の影響を受けない。」というのは特筆すべき差別化点ではあるが、だから有利であるとは言い切れない。何故ならばツインパクト版では非ツインパクト版とは異なり、逆に呪文サポートの恩恵を受けられるという逆方面でのメリットがあるからである。つまり差し引きで言うならどっこいどっこいだということ。基本的には幅広い戦術性を有するツインパクト版の方が有利となる。 つまり纏めると「別のカードを採用した方が明らかに有利であるにもかかわらず、何故そのカードを採用するのかの理由」ということだろう。例えば呪文サポートカードも進化クリーチャーの踏み倒しも一切期待しないデッキなら[[《幻緑の双月/母なる星域》]]を使うのは不利となる。この理由から唯の[[《幻緑の双月》]]を採用した[[【サンマックス】]]は多い。 **その他 [#heee0696] -本来は差別化が難しく単なる[[下位互換]]になるようなカードであっても、[[ブロック構築]]など限られた[[カードプール]]下で上位互換のカードが使えない場合はそれが差別化要素となりえる。 -必ずしも差別化を図らず、[[墳墓避け]]として同類のカードを複数種デッキに採用する[[デッキビルディング]]も考えられる。 **参考 [#oa3d3215] -[[用語集]] -[[特殊な条件下で差別化]] //見出し - リンク [[]] カード用 [[《》]] コピーして使ってください