#author("2018-07-09T00:19:22+09:00","","")
*攻撃できない [#t462374e]

相手[[プレイヤー]]や相手の[[クリーチャー]]への[[攻撃]]を制限する[[継続的効果]]。
この効果を生成する能力は[[デメリット]]能力として扱われることが多い。
[[水]]と[[闇]]の[[ブロッカー]]は「攻撃できない」、[[光]]のブロッカーは「相手プレイヤーを攻撃できない」を持つことが多い。

|アクア・ガード C 水文明 (1)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 2000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは攻撃することができない。|

|蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ C 光文明 (1)|
|クリーチャー:ガーディアン 2000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|

|神拳の超人(アヴァランチ・ジャイアント) SR 自然文明 (6)|
|クリーチャー:ジャイアント 8000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーは、クリーチャーを攻撃できない。|
|このクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1枚ブレイクする。|

これらの能力を持つ[[クリーチャー]]は、通常より[[パワー]]が大きい傾向がある。
その特性を活かして、[[《エグゼズ・ワイバーン》]]のように[[殴り返し]]に特化した[[カード]]もある。

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特定の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を制限する[[カード]]もある。

|予言者マリエル R 光文明 (4)|
|クリーチャー:ライトブリンガー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンにある間、パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。(パワー3000未満のクリーチャーが、攻撃中にパワーが追加された場合、攻撃することができる)|

|ノーブル・エンフォーサー R 水文明 (4)|
|クロスギア|
|これをクロスしたクリーチャーは、パワー2000以下のクリーチャーに攻撃またはブロックされない。|
|このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、パワー2000以下のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。|

これらの[[能力]]を持つ[[カード]]は特殊な防御手段として重宝される。
強力な[[能力]]であり、状況によっては[[攻撃]]を[[ロック]]したまま[[ライブラリアウト]]にまで持ち込むことも可能である。
-これを利用した[[デッキ]]として、[[マリエルエンフォーサー]]が有名である。
--現在は[[《予言者マリエル》]]が[[殿堂入り]]しているため、この[[デッキ]]を見かけることはあまりなくなった。

主な物として、以下の[[カード]]がある。
-[[《予言者マリエル》]]
-[[《ノーブル・エンフォーサー》]]
-[[《スローリー・チェーン》]]
-[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]
-[[《流星のフォーエバー・カイザー》]]

また[[《封魔ガルマジアス》]]のように、自分の[[クリーチャー]]のみを攻撃できなくする[[デメリット]]能力を持つ[[カード]]も存在する。

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一部の[[カード]]は「攻撃できない」[[効果]]を無効にする[[能力]]を持つ。(→[[ダイヤモンド状態]])

|ダイヤモンド・ソード R 光文明 (3)|
|呪文|
|このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃することができない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃することができない」または「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならない)|

|白騎士の開眼者ウッズ R 光文明 (7)|
|進化クリーチャー:メカサンダー 10500|
|ブロッカー|
|進化−自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない効果は無効になる。|
|自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の、名前に《白騎士》とあるクリーチャーをすべてアンタップする。|

[[光]]文明に多く存在し、ブロッカーデッキなどで多用される。
また、[[《予言者マリエル》]]などの[[カード]]による[[攻撃]][[ロック]]も無効化できるため、使い勝手が良い。無効化できる効果範囲はそれぞれ異なるため注意したい。

主な物として、以下の[[カード]]がある。
-「相手プレイヤーを攻撃できない」効果を無効
--[[《ダイヤモンド・ソード》]]
--[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]
--[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]
-「攻撃できない」効果を無効
--[[《森の指揮官コアラ大佐》]]
--[[《白騎士の開眼者ウッズ》]]
--[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]](召喚酔いは除く)
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-「攻撃することができない」というのは「攻撃が不可能」という意味なので、[[《超神龍アバス・ノナリス》]]などが持つ「可能であれば攻撃する」といった[[攻撃]][[強制]]を受け付けず、特攻を免れられる。「相手プレイヤーを攻撃できない」と比較した場合、これが唯一の利点といえるだろう。

-「[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]は[[攻撃]]できない」という、[[ルール]]による[[攻撃]]制限もある。これを「[[召喚酔い]]」と言う。
--[[スピードアタッカー]]や[[進化クリーチャー]]、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]、[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]など、一部の[[クリーチャー]]は[[召喚酔い]]しない。
--[[召喚酔い]]も「攻撃できない」に含まれるため、[[《ダイヤモンド・ソード》]]などで無効化できる。(例外もあるため、[[注釈文]]には注意が必要。)

-似た言葉に「[[攻撃されない]]」があるが、まったくの別物である。

-誤解されやすいが「相手プレイヤーを攻撃できない」能力はトドメの直接攻撃だけでなくシールドをブレイクすることもできない。シールドはあくまでプレイヤーへの直接攻撃を強制的に防いでいるのであり、シールドそのものが攻撃対象となっているわけではないためである。

**参考 [#w87d681e]
-[[用語集]] 
-[[攻撃]]
-[[《アクア・ガード》]]
-[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]
-[[《神拳の超人》]]