#author("2018-08-12T15:14:04+09:00","","")
#author("2018-08-12T15:16:29+09:00","","")
*極神編環境 [#m98c352d]

*BEFORE⇒[[不死鳥編環境]] [#q659876b]

***[[メタゲーム]] [#db6187fb]
*[[DM-24>DM-24 「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」]]期 [#o8540bc2]
[[不死鳥編]]後半の流れをそのまま受け継いでメタゲームが形成されていくことになる。
主なデッキタイプとしては、

-ボルバル&サファイアの系譜に連なる[[【青赤緑ビートダウン】]]や[[青赤緑ランデス]]及びその派生デッキ([[【牙デルフィン】]]、[[牙バジュラズ]]、[[ドラゴンランデス]]、[[黒ランデス]]、[[グールジェネレイド]]など)
-[[【白青黒】赤ライブラリアウト]]に連なる[[【除去コントロール】]]([[除去ガーディアン]]、[[【ボルメテウスコントロール】]]など)
-[[白青黒赤ライブラリアウト]]に連なる[[【除去コントロール】]]([[除去ガーディアン]]、[[【ボルメテウスコントロール】]]など)
-前回のプレミアム殿堂で一切被害を受けなかった[[【速攻】]]デッキ([[【赤単速攻】]]、[[【緑単速攻】]]、[[【パシフィック青単】]]、[[【準黒単】]]など)
-不死鳥編で[[《インフィニティ・ドラゴン》]]を始めとする強力なドラゴンを獲得した[[連ドラ]]、[[不死鳥編環境]]でもそこそこの戦績を残している[[グランド・デビル]]

などが挙げられる。

これらのデッキに加え、[[ウェーブストライカー]]など、ボルバル&サファイア環境で淘汰されていたデッキも再び活躍の場を広げている。

DM-24は不死鳥編のエキスパンションに比べるとなかなか強力なカードも多く、[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]や[[《機動聖霊ムゲン・イングマール》]]などの多色カードが主にこれらのデッキで活躍した。
前回の[[プレミアム殿堂]]でトップメタが弱体化したため、全体として前2年に比べれば、メタを争える強さを持つデッキに幅が生まれた。2007年春のサムライリーグではこれらが中心となって各地で活躍した。

そんな中、[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]と[[《アクア・パトロール》]]を使った[[即死コンボ]]が考案される。
これらを扱った[[ラストパトロール]]は台風の目となったが、実際には上記のデッキタイプが完全に駆逐されるほどの凶悪さではなく、また、すぐに《アクア・パトロール》のプレミアム殿堂入りが発表されたため、騒動は1ヵ月ほどで終わった。

*[[DM-25>DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」]]期 [#ib680c84]
DM-25にて脅威の[[マナブースト]]カードである[[《龍仙ロマネスク》]]が登場する。これにより[[ターボロマネスク]]という[[デッキタイプ]]が[[環境]]を染め上げた。

当初のターボロマネスクは未完成な風合いが強く、他のデッキでも切り込む余地があったが、[[マナブースト]]の比重を強めた改良版が有名になると、その強さは手に負えないほどになっていった。
2ヵ月ほどロマネスクは環境を荒らしたが、その後[[プレミアム殿堂コンビ]]という新しい殿堂ルールが施行され、次の[[エキスパンション]]が出るまでの間にこの[[デッキ]]は姿を消した。

11月にはこれと同時に凶悪な[[《炎槍と水剣の裁》]]がプレミアム殿堂入り。そして[[《予言者マリエル》]]と[[《クローン・バイス》]]が殿堂入りに。
《予言者マリエル》の殿堂入りは[[除去ガーディアン]]に打撃を与えた。《クローン・バイス》が実質の禁止措置をとられたことにより、[[ハンデス]]は一枚制限の[[《スケルトン・バイス》]]にかかる比重が大きくなった。これにより[[《解体人形ジェニー》]]や[[《パクリオ》]]が以前に増して使われるようになる。

*[[DM-26>DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」 [#r56865d6]
]]期 [#v74a378a]
DM-26は「52枚が多色カード」という思い切った構成のエキスパンションで、特にDM-10以来の5コスト2000サイクルは注目された。DM-10の[[【マナソース】]]や[[ボルバルステロイド]]の流れから始まる3⇒5⇒7マナ圏の動きにさらに多様性が増す。[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]や[[《ロスト・ソウル》]]の重要度も増した。

これにより、今まであまり類を見なかったカラーである[[白黒緑コントロール]]が台頭し、[[ネクラガーディアン]]と[[聖鎧亜キング・アルカディアス]]がコントロールデッキのトップに躍り出た。
不死鳥編後期からややガーディアンに比べ外野に追いやられていた[[イニシエート]]は、[[《光陣の使徒ムルムル》]]による防御力と、聖鎧亜キング・アルカディアスデッキでの居場所を獲得する。

その他にも従来の[[【パシフィック青単】]]に火を加えた[[【準青単】]]や、それに大きな耐性のある[[【ジャック・ヴァルディビート】]]なども台頭。DM-24からのメタゲームがさらに洗練されて展開していった。

*[[DM-27>DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」]]期 [#x2396140]
2008年4月には、これまで長らくメタデッキにおいて活躍を続けた多くのカードが[[殿堂入り]]した。[[《魂と記憶の盾》]]、[[《アクア・ハルカス》]]、[[《パシフィック・チャンピオン》]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]、[[《超竜バジュラ》]]、[[《母なる大地》]]、[[《呪紋の化身》]]の8枚である。

特に[[《母なる大地》]]の殿堂入りは自然が絡んだデッキ全てに影響を与えたと言える。これにより、前エキスパンションで出てきたネクラガーディアンは失墜し、旧式の[[除去ガーディアン]]がまたガーディアンの主流となる。
次に影響が大きかったのは[[《パシフィック・チャンピオン》]]の殿堂入りで、これにより[[【パシフィック青単】]]は[[《アストラル・リーフ》]]を失った時と同様、その意義を消失させられた。

しかしながら、依然一枚制限で事足りるタイプのカードも多く、[[ネクラガーディアン]]、[[【パシフィック青単】]]、[[【準青単】]]以外のメタデッキは存在が危うくなるほど弱体化することはなかった。

DM-27では初めて明確にメタゲームに絡んできた[[ゴッド]]デッキ「[[五元神]]」や、[[《エンペラー・マルコ》]]を主力においた[[【マルコビート】]]なども登場。
度重なる殿堂入りでも青単・青赤以外の【速攻】は全く弱体化しなかったことや、全体的にコントロール寄りのカードが主に制限になっていったこともあり、ビートダウンデッキがコントロールデッキにやや勝る勢力を保ちながら、メタゲームが展開していった。
*NEXT⇒[[戦国編環境]] [#ceaed61c]
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***当時の主流デッキ [#sefbc78a]
-[[【青赤緑ビートダウン】]]&[[青赤緑ランデス]]
--[[黒ランデス]]
--[[【牙デルフィン】]]
--[[牙バジュラズ]]
--[[ドラゴンランデス]]
--[[【マルコビート】]]
-[[【速攻】]]
--[[【赤単速攻】]]
--[[【緑単速攻】]]
--[[【パシフィック青単】]]
--[[【準青単】]]
-[[【除去コントロール】]]
--[[除去ガーディアン]]
--[[【ボルメテウスコントロール】]]
-[[白黒緑コントロール]]
--[[ネクラガーディアン]]
--[[聖鎧亜キング・アルカディアス]]
-その他
--[[ラストパトロール]]
--[[ターボロマネスク]]
--[[【ジャック・ヴァルディビート】]]
--[[五元神]]

***主なカード [#c3a40199]
-[[《バジュラズ・ソウル》]]
-[[《パシフィック・チャンピオン》]]
-[[《アクア・パトロール》]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]
-[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]
-[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]
-[[《地神エメラルド・ファラオ》]]
-[[《エンペラー・マルコ》]]
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**参考 [#rf2f781e]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[DM-24 「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」]]
-[[DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」]]
-[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」]]
-[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」]]