#author("2018-08-11T21:02:57+09:00","","")
*革命ファイナル環境 [#ue1a20d9]


*BEFORE⇒[[革命編環境]] [#ha6dae20]


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***[[メタゲーム]] [#i5757964]

*スタート・デッキ期 [#q2256b85]

4月に[[革命ファイナル]]の新ギミックである[[革命チェンジ]]が使える[[構築済みデッキ]]の[[DMD-29>DMD-29 「革命スタート・デッキ 勝太の疾風速攻」]]、[[DMD-30>DMD-30 「革命スタート・デッキ ルシファーの時間停止」]]が発売。5月に同じく新ギミックの[[D2フィールド]]が使える[[DMD-31>DMD-31 「フィールド・スタート・デッキ バサラの禁断」]]が発売された。

[[【サンマッドモルト】]]は[[マナブースト]]しつつ[[《S級原始 サンマッド》]]にすぐに[[侵略]]可能な[[《風の1号 ハムカツマン》]]を手に入れ、[[【赤単レッドゾーン】]]は[[《轟速 ザ・レッド》]]に[[ハンデス]]がついた[[《轟音 ザ・ブラックV》]]の登場により[[赤黒レッドゾーン>>【赤単レッドゾーン】]]へと姿を変え、それぞれ強化された。

[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]発売直前の環境で行われた「デュエル・マスターズグランプリ-2nd」は優勝が[[マークロループ]]、準優勝が[[【緑単サソリス】]]という結果となった。

*[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]期 [#w0f68ac5]

今弾から[[革命軍]]の[[友好色]]の[[多色]]推しが始まる。

[[革命]]の使いにくさと革命が使えなければ[[準バニラ]]と散々な評価を受けていた[[《燃える革命 ドギラゴン》]]が、[[革命チェンジ]]と[[レジェンドカード]]だけに許された[[ファイナル革命]]を身に付け、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]になって登場。

これまで見向きもされなかった多色クリーチャーのサーチ呪文である[[《次元の霊峰》]]や、《蒼き団長 ドギラゴン剣》の能力で[[スピードアタッカー]]になれる多色[[サイキック・クリーチャー]]を呼び、[[セイバー]]で身代わりになれる[[《勝利の道標レティーシャ》]]、[[cip]]と[[pig]]で[[多色]][[サイキック・クリーチャー]]を呼ぶ[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]などが大器晩成を果たした[[【ドギラゴン剣3キル速攻】]]が誕生し、かつての[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[【赤単レッドゾーン】]]ばりの勢いで瞬く間に環境トップにのし上がる。

後に[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]を主軸に堅実な勝利を狙う[[赤黒ドギラゴン剣]]も誕生し、こちらも環境トップを飾る。

[[ドレミ団]]からは、最速2ターン目に[[革命チェンジ]]し、[[《フェアリー・ライフ》]]等の呪文を紙くずにする[[《タイム3 シド》]]、ブレイクする時に相手の呪文を逆利用する[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]、[[cip]]で1ターンの間、相手の[[呪文]]詠唱を一切封じる[[《音精 ラフルル》]]といった呪文メタが多く登場。

これらの採用により、白青[[サザン・ルネッサンス]]は環境上位にまで押し上げられ、一方、[[超次元デッドゾーン]]は[[超次元呪文]]はおろか、守りのキーカードである[[《目的不明の作戦》]]すら唱えられなくなり、環境トップから退く形になった。

[[禁断]]サイドのカードはというと、[[封印]]を6枚まで外す[[Dスイッチ]]を持ち、クリーチャーがバトルゾーンを離れると[[封印]]する[[D2フィールド]]、[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]が環境入り。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の最大の弱点であるバトルゾーンを離れたら負けという[[特殊敗北条件]]を克服した事に加え、[[D2フィールド]]が全てのデッキに採用される訳でもない環境であったのが功を奏したと言えるだろう。

同じく[[D2フィールド]]からは、クリーチャーが出ると[[マナブースト]]でき、[[マナゾーン]]からクリーチャーを[[コスト踏み倒し]]できる[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]が[[【イメンループ】]]の新たな[[キーカード]]となっている。

一方で[[D2フィールド]]の領主である[[マスター・イニシャルズ]]からは環境入りしているものはない。

*[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]期 [#s9523222]

関西初開催となる、「デュエル・マスターズ[[グランプリ>公認グランプリ]]3rd」開催2日前に[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]が発売。発売直後であるにも関わらず多くの新規カードが大会で活躍した。

優勝したのは[[赤黒ドギラゴン剣]]。新規カードである[[《スクランブル・チェンジ》]]から[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]を早出し、最低でも2マナフリーズして《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジするという猛威を振るった。

第2位はまさかの[[ラララオプティマス]]。ループの潤滑剤である《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》に加え、防御札と除去と[[ライブラリアウト]]を兼ねる[[《アルカディア・スパーク》]]の登場したのが大きいところ。

第3位は[[DMR-22>DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」]]のレジェンドカードである[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を軸とする[[NEXミラダンテ]]がランクインした。
このデッキの核となったのは新規カードではなく、懐かしの[[DMC-62 「ウルトラ・NEX」]]に収録された[[《コッコ・ルピア》]]、[[《ボルシャック・NEX》]]、そして[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]である。
《コッコ・ルピア》さえ除去されなければ最速で4ターン目に《ボルシャック・NEX》を《凰翔竜機バルキリー・ルピア》に進化、ファイナル革命を持った《時の法皇 ミラダンテXII》を確実にサーチして、革命チェンジ、更に《時の法皇 ミラダンテXII》の能力で[[《超次元シャイニー・ホール》]]を唱えて[[《時空の雷龍チャクラ》]]を呼び出して追い討ちを掛けるという流れるような動きができる。
特に[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]は[[DMC-62>DMC-62 「ウルトラ・NEX」]]以来、再録されていないので、この結果を受けて当然のように[[シングル>シングルカード]]価格が高騰した。

この他、これまで地雷デッキだった[[ジョバンニスコール]]が環境に見事に適応。メタゲームでの相性の良さを買われて大躍進を果たした。

逆に長年、トップメタに居座り続けた[[カイザー「刃鬼」]]は環境の異常なまでの高速化に追いつけずベスト64入りを逃した。

グランプリ後は[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の覚醒の条件と相性が良い[[《禁断機関 VV-8》]]を投入した[[ドロマー超次元]]も暗躍している。

また、[[赤黒レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]の[[《轟音 ザ・ブラックV》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]等といった[[ハンデス]]が横行する環境に対するメタとして、[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]、[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]といった革命チェンジのチェンジ元にもなれる[[マッドネス]]のドラゴンの評価が見直された。

[[【緑単サソリス】]]は[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の不採用の流行を受け、[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]を主戦力とした[[緑単ループ]]に出番を奪われ、復権の時を狙っていた。

*[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]期 [#a4f7e8ab]

例年とは異なり、次世代への移行に伴いデュエル・マスターズでは初めて3弾で終了したエキスパンションになった。
主人公の[[切札 勝太]]の最後のエキスパンションということもあり、強力な面々が揃っていて、特にレジェンドカードの[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]は2つのカードは大きな影響を与えた。

《龍の極限 ドギラゴールデン》は《終焉の禁断 ドルマゲドン》メタの能力が目立つが、革命チェンジを行いつつ、除去を行える大型ドラゴンである為、[[【モルト NEXT】]]などのドラゴンデッキを大幅に強化させた。

《終焉の禁断 ドルマゲドン》は[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と比較すると[[禁断爆発]]させるまでの制約が厳しくなっているが、禁断爆発させた後は封印を外せない、除去を2回まで耐えるなどスペックが大幅に向上している上、同時に強力なサポートカードが登場したために、専用のデッキが生まれることになった。禁断爆発する前もコマンドであれば攻撃できる為、フィニッシュ力の増強として同じく[[【モルト NEXT】]]などのドラゴンデッキにも投入されることもある。

他には、マッドネスで呪文をまとめて回収できる汎用カードである[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]や、[[緑単ループ]]を易化させた[[《ベイB ジャック》]]などが注目された。

そんな中、1月に殿堂発表が成される。
[[《天雷王機ジョバンニX世》]]と[[《奇跡の精霊ミルザム》]]のプレミアム殿堂入りにより、[[ジョバンニスコール]]は全滅、[[天門ループ]]はこれまで通りの運用は不可能になった。

殿堂入りも[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、[[《復讐 ブラックサイコ》]]、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]の殿堂入りによって、[[赤黒ドギラゴン剣]]の墓地戦略を活かしづらくなり、マナロックによる時間稼ぎもできなくなった為、大幅な弱体化がされた。[[《S級不死 デッドゾーン》]]も《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》の消失は勿論、ハンデスで相手の行動を狭めることが難しくなってしまった。
また[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]と[[《常勝ディス・オプティマス》]]も殿堂入りし、多くのループデッキが弱体化を受けることになった。
[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を主軸とした相手の戦略の妨害と素早いスピードでのダイレクトアタックを両立させる戦略が困難になったことから、速さに特化した[[レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]や[[成長バスター>ドギラゴン剣3キル速攻]]が復権することになった。
[[【モルト NEXT】]]はこの殿堂入りにより[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が[[殿堂入り]]したものの、主に《メガ・マナロック・ドラゴン》に使われていた《スクランブル・チェンジ》を[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]等に割り当てられる余裕ができたこと、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と[[革命チェンジ]]の相性もあって躍進を遂げることになる。

その後[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]、[[DMX-26>DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]といった2つのメモリアルパックが発売され、登場から長く環境入りしている[[【モルト NEXT】]]や[[カイザー「刃鬼」]]などの多くのパーツが再録されたことによって、デッキが少しばかり組みやすくなった。とはいえ、流通量は少なく、再録により安くなったのは基本的に1枚で済み、流用もしやすい[[ドラグハート]]ぐらいであり、4枚積みが必須である[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]などのシングルカードは全体的に見ても未だ高い傾向にある。

新殿堂施行の当日に行われた革命ファイナルカップ全国大会2016では、[[《モルト NEXT》>《超戦龍覇 モルト NEXT》]]入りの[[【モルト「王」】]]が優勝。光抜きの4色[[ビッグマナ]]が準優勝となった。

*NEXT⇒[[新章デュエル・マスターズ環境]] [#pf50c5a8]

***主流デッキ(通常環境) [#tae3afe8]
-[[赤黒ドギラゴン剣]]
-[[ヘブンズ・ゲート]]
--[[【白単天門】]]
--[[天門ループ]]
-[[サザン・ルネッサンス]]
-[[【黒単ドラグナー】]]
-[[赤黒レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]
-[[黒赤デッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]
-[[マークロループ]]
-[[【モルト NEXT】]]
-[[【ボアロアックス】]]
--[[【イメンループ】]]
--[[【緑単サソリス】]](コントロール型)
-[[緑単ループ]]
-[[ドロマー超次元]]
-[[【緑単ベアフガン】]]
-[[超次元デッドゾーン]]
-[[NEXミラダンテ]]
-[[ジョバンニスコール]]
-[[ラララオプティマス]]
-[[5色ジャックポット・エントリー]]
-[[【青黒】退化]]
-[[5色ドギラゴン剣]]
-[[【ドギラゴン剣3キル速攻】]](別名:成長バスター)
-[[ロージアミラダンテXII]]
-[[知新ジャスティス]]

***新戦力カード [#z8991e30]
-[[《轟音 ザ・ブラックV》]]
-[[《百族の長 プチョヘンザ》]]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]
-[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]
-[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]
-[[《タイム3 シド》]]
-[[《アルカディア・スパーク》]]
-[[《禁断機関 VV-8》]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]
-[[《スクランブル・チェンジ》]]

**既存の有力カード [#xdd3353b]
-[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]
-[[《龍覇 サソリス》]]
-[[《次元の霊峰》]]
-[[《調和と繁栄の罠》]]
-[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]
-[[《勝利の道標レティーシャ》]]
-[[《勝利のガイアール・カイザー》]]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]
-[[《オリオティス・ジャッジ》]]
-[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]
-[[《コッコ・ルピア》]]
-[[《ボルシャック・NEX》]]
-[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]
-[[《天雷王機ジョバンニX世》]]
-[[《常勝ディス・オプティマス》]]

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**参考 [#o8ebbcc8]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[革命ファイナル]]
-[[革命編]]