#author("2018-09-11T17:33:56+09:00","","")
*ワールド・ブレイカー [#ec235a71]

1回の[[攻撃]]で[[シールド]]をすべて[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]。

|超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+|
|進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。|
|T・ブレイカー|
|メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。|
|相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。|

|破壊神デス P 闇/火文明 (10)|
|クリーチャー:ゴッド 11000+|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間|
|このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。|
|このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|

[[W・ブレイカー]]→[[T・ブレイカー]]→[[Q・ブレイカー]]から続く単純な上位能力ではなく、何らかの理由で[[シールド]]が6枚以上になっていてもすべて[[ブレイク]]できる。

まさに一撃必殺の[[能力]]で、決まると非常に壮観。だがその他の[[ブレイカー]]と同じく、[[ブロッカー]]には簡単に止められてしまうのが弱点。

またいくら[[シールド]]がなくなっても、最後に[[もう一撃>ダイレクトアタック]]与えないと勝利できない点、そもそも[[T・ブレイカー]]程度で十分な場合が多い点など、実際の[[デュエル]]での実用度・[[汎用性]]は意外と低い。

実用性があるとすれば、[[S・トリガー]]などで何枚[[シールド追加]]されようが[[ブレイク]]できる点だろうか。

[[2017年3月25日ルール改訂]]と[[スーパー・S・トリガー]]の登場で、実質弱体化したと言える。この能力はなるべく、相手のシールドが沢山ある状態で使いたい能力だが、それをしてしまうと[[スーパー・S・トリガー]]を誘発してしまう可能性が格段に高くなってしまうためである。

**ルール [#p8e37dbb]
-過去のルールでは、他の[[ブレイク]][[能力]]の処理と同じく、[[ブレイク]]する[[シールド]]は1枚ずつ指定していた。

-現在は全て同時に[[ブレイク]]されるので順番を指定する必要はない。

-[[S・トリガー]]で[[ブレイク]]中に[[シールド]]が増えた場合、その[[シールド]]は[[ブレイク]]できない。

-裁定変更により、ワールド・ブレイカーと[[G・ブレイカー]]は、選択した[[シールド]]が[[シールド・セイバー]]などで[[ブレイク]]されなかった場合、同じ[[シールド]]を再び選択することはできなくなった。&br;[[T・ブレイカー]]などは同じ[[シールド]]を何回でも選択できるので、相手の[[シールド]]枚数が少ない場合はあえて[[T・ブレイカー]]などを指定した方がいい場合もある。
--これについては、ワールド・ブレイカーがそれぞれの[[シールド]]に1回ずつ干渉する[[能力]]であるのに対し、旧ルールにおける[[T・ブレイカー]]が[[シールド]]という目標に対して3回分干渉する[[能力]]だと捉えると分かりやすい。
--しかし[[2017年3月25日ルール改訂]]により全てのブレイク処理がワールドブレイカーの様に同じ[[シールド]]を選べなくなった。
--ちなみに、文面上は同じような[[効果]]に思われる[[∞ ブレイカー]]はワールド・ブレイカーの実質的な上位能力と言える。

-[[バトルゾーン]]に[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]、[[手札]]に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が2枚があると、[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]の[[能力]]で[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が[[場>バトルゾーン]]と[[手札]]を延々往復し、結果[[シールド]]は1枚も[[ブレイク]]されなくなる。&br;同じように、条件を満たした[[《夜露死苦 キャロル》]]2枚を捨てた場合も[[ブレイク]]を全て防げる。

-同じように、[[《守護すぎる守護 鋼鉄》]]で[[《不死身のブーストグレンオー》]]に[[シールド・セイバー]]を与えた場合も[[ブレイク]]をすべて防げる。《不死身のブーストグレンオー》の[[能力]]は[[置換効果]]ではないため、[[シールド・セイバー]]と併用できるためである。

**その他 [#z330d313]
-基本的にはCOLOR(blue){''攻撃時にパワーが24000を超えるクリーチャーにはデメリットなしで与えられる''}。

-初版の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のみ「ワールドブレイカー」(中点なし)と表記されているが、恐らく誤植。それ以外の[[クリーチャー]]は全て「ワールド・ブレイカー」(中点あり)と表記されており、[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]で[[再録]]された[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]も中点が付いた。

-他の「〜[[ブレイカー]]」と異なりアルファベットが充てられていないのは、「W」が既に[[W・ブレイカー]]で使用されているためだろう。

**参考 [#ic31197a]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
-[[《破壊神デス》]]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[追加ブレイク]]
-[[ブレイカー]]
--[[W・ブレイカー]]
--[[T・ブレイカー]]
--[[Q・ブレイカー]]
--[[クルー・ブレイカー]]
--''ワールド・ブレイカー''
--[[文明ブレイカー]]
--[[G・ブレイカー]]
--[[∞ ブレイカー]]
--[[エイジ・ブレイカー]]