#author("2019-12-24T14:21:49+09:00","","")
#author("2019-12-24T18:23:42+09:00","","")
*ミッツァイル・マスターズ [#y4d5944f]


[[超天篇環境]]があまりにも[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]に支配されていたことを皮肉って作られた言葉。

ミッツァイルは非常に汎用性が高く、更にゲーム終了までのターンが非常に早いため、[[ビートダウン]]だろうが[[コントロール]]だろうが非常に多くのデッキで採用することが可能だった。
逆に、余りにも手軽に使用できることから、[[【ミッツァイル】]]に不利な初動の遅い[[デッキタイプ]]の多くは、軒並み環境から姿を消してしまった。[[【ミッツァイル】]]に不利な初動の遅い[[ビッグマナ]]系のデッキはその遅さをカバーするために[[S・トリガー]]を多めに積む事が少なくないが、厄介な事に[[【ミッツァイル】]]は[[《音精 ラフルル》]]等のカウンターケアを持ち合わせている事も多かったため、尚更対策が困難だった。
逆に、余りにも手軽に使用できることから、[[【ミッツァイル】]]に不利な初動の遅い[[ビッグマナ]]系のデッキの多くは軒並み環境から姿を消してしまった。それらのデッキはその遅さをカバーするために[[S・トリガー]]を多めに積む事が少なくないが、厄介な事に[[【ミッツァイル】]]は[[《音精 ラフルル》]]等のカウンターケアを持ち合わせている事も多かったため、尚更対策が困難だった。

また、ミッツァイルの主軸である[[GR召喚]]は[[メタ]]カードが非常に少ない上に、肝心の数少ないメタカードも使用する前に殴り切られてしまう事が多く、更にそのメタカードも[[【ミッツァイル】]]のミラーマッチ対策に取り込まれていった。代表的な例には、[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]がある。

その上、《ミッツァイル》は[[GR召喚]]で大量にクリーチャーを展開するが、そのクリーチャーの[[cip]]解決に時間がかかる事が多く、しかも[[《夢のジョー星》]]等を絡めればこの時に[[GR召喚]]したクリーチャーをコストにしてもう一度《ミッツァイル》を召喚する事も可能であり、尚更[[ソリティア]]を助長していた。延々と[[GR召喚]]で[[ソリティア]]した挙句、早いターンで過剰打点やカウンター封じによってほとんど何もできずにそのままゲームが終わってしまう事が多かったため、使われた側の理不尽感は相当なものであった。「ゲーム開始から《ミッツァイル》が着地するまでの時間よりも[[ループ]]時間の方が遥かに長かった」という事例も多い。

最終的に[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]は2020年1月1日付での[[殿堂入り]]が決定したため、[[【ミッツァイル】]]一強の時代は幕を閉じた。

-デッキタイプの豊富さ、[[スピードアタッカー]]を自軍に[[付与]]できる点、バトルゾーンへの出しやすさ、単体の展開力はかの[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と共通している。
--[[ソリティア]]は[[《エンペラー・キリコ》]]、味方[[クリーチャー]]を[[コスト]]にする点は[[《ベイB ジャック》]]や[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]、メタカードを吸収する汎用性、拡張性は[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と、往年の凶悪フィニッシャーを思い起こすプレイヤーは多かった。

-ちなみに、[[【ミッツァイル】]]のメタカード兼主要パーツとして挙げた[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]も《ミッツァイル》と同時に[[殿堂入り]]した。

**参考 [#uad74f98]
-[[用語集]]
-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]
-[[ボルバル・マスターズ]]
-[[デュエル・ロマスターズ]]
-[[デュエル・マーシャルズ]]