#author("2018-08-12T15:05:22+09:00","","")
#author("2020-01-13T02:22:31+09:00","","")
*ビーストフォーク(種族) [#j2f9731b]

デッキとしてのビーストフォーク→[[【ビーストフォーク】]]

[[デュエル・マスターズ]]黎明期から存在する、[[自然]][[文明]]の[[種族]]の一つ。

獣人の姿をしており、言語や道具を扱える程度の知能を持つ。
世界樹のもたらす超重力の下で生活しているため、非常に屈強な肉体を備えているという設定。
[[進化クリーチャー]]になると四本腕になり、体躯も得物も強力なものになる。

命名ルールは「〜の〜」となり(得物としている武器の名であることが多い)、英語の読み仮名が入る。
[[進化クリーチャー]]の場合は「大勇者」を[[冠詞]]に異名のような名前が入る。[[多種族]][[クリーチャー]]の[[冠詞]]は「無頼」である。

全[[種族]]でも非常に数が多い方で、[[自然]][[文明]]の代表的な[[種族]]の一つ。

|青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ) C 自然文明 (3)|
|クリーチャー:ビーストフォーク 1000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

|スーパー大番長「四つ牙」(クワトロ・ファング) SR 自然文明 (6)|
|進化クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 9000|
|進化−自分のビーストフォーク1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を自分のマナゾーンに置いてもよい。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置いてもよい。|
|W・ブレイカー|

|無頼勇騎タイガ P 火/自然文明 (2)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/ビーストフォーク 2000|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|スピードアタッカー|

基本的に[[軽い]][[種族]]であり、[[マナブースト]]できる[[クリーチャー]]も豊富なことから、序盤をしっかり支えてくれる。
特に[[《青銅の鎧》]]は[[自然]]が入る[[デッキ]]ならば非常に幅広く採用されてきた。2マナと[[軽い]][[《幻緑の双月》]]も使いやすい。

他には小型ながら[[パンプアップ]]値が大きい[[《怒髪の豪腕》]]や、[[シールド]]を[[ブレイク]]する時に[[サーチ]]できる[[《誕生の祈》]]などが有名。

[[多色]]には[[ステロイド]][[【速攻】]]の定番[[《無頼勇騎タイガ》]]と[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や、[[コストパフォーマンス]]の良い[[《無頼聖者スカイソード》]]や[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]が存在。[[《無頼封魔アニマベルギス》]]も[[【墓地進化速攻】]]でよく見かける1枚。
[[多色]]には[[【赤緑速攻】]]の定番[[《無頼勇騎タイガ》]]と[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や、[[コストパフォーマンス]]の良い[[《無頼聖者スカイソード》]]や[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]が存在。[[《無頼封魔アニマベルギス》]]も[[【墓地進化速攻】]]でよく見かける1枚。

[[進化クリーチャー]]は[[マナ]]の扱いに長け、一気に10マナ圏まで届かせてくれる[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]や、[[cip]]で大量に[[マナ回収]]が可能な[[《大勇者「鎖風車」》]]などがいる。

特に[[《大勇者「ふたつ牙」》]]は代表的なビーストフォークの[[進化クリーチャー]]。[[マナブースト]]できるアタッカーということで、[[牙サファイア]]や[[【牙デルフィン】]]などで活躍した。現在は[[上位互換]]の[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]が存在するので、持ちあわせが無い時以外はそちらを使うといい。
特に[[《大勇者「ふたつ牙」》]]は代表的なビーストフォークの[[進化クリーチャー]]。[[マナブースト]]できるアタッカーということで、[[【牙サファイア】]]や[[【牙デルフィン】]]などで活躍した。現在は[[上位互換]]の[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]が存在するので、持ちあわせが無い時以外はそちらを使うといい。

この[[マナブースト]][[能力]]が、[[ドリームメイト]]や[[アーク・セラフィム]]などの[[自然]]の新たな主力[[種族]]に比べて勝っている点である。

[[マナ]]にかけては[[ジャイアント]]や[[スノーフェアリー]]と並んで一級品なので、それらと使い分けていくといい。

-[[マナブースト]]から[[ドローソース]]を使って大量に展開したり、[[進化]]させて更なる大型に繋いでいく事が出来るため、初心者にも使いやすい[[種族]]である。

-[[自然]]の獣型[[種族]]としては、[[ドリームメイト]]と双璧を成す。[[マナブースト]]が得意なこちらに大して、向こうは爆発的な展開力が魅力である。

-[[マナブースト]]の得意な[[種族]]ということで、[[闘魂編環境]]にはよくビーストフォーク軸の[[【白緑ビートダウン】]]が組まれた。[[聖拳編]]で[[多色]]ビーストフォークが出現すると、それを組み込んだ[[【マナソース】]]も考案され、広く使われた。

-やたらと[[コモン]]に環境級の[[クリーチャー]]、またはかつて環境で使われていたクリーチャーが目立つ。というのも、[[マナブースト]]や[[サーチ]]を行いつつ[[クリーチャー]]を残して盤面を潤すというゲーム運び[[コモン]]のビーストフォークとの相性が良く、公式ガイドブックでもたびたび紹介されるようにそのような動きが初心者に推奨されていたためである。

-[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]でフィーチャーされた[[種族]]の1つ。「桜吹雪一家」という勢力が[[ゴールデン・エイジ]]が加わり、名前に「桜」が入ることが多い。また新能力「[[ガードマン]]」の主な使い手となった。

-エピソード1以降は、[[ハンター]]を[[種族]]に含むことが多くなり、名前や姿のモチーフに不良のツッパリ文化や極道が用いられるようになった。

-[[ビーストフォーク]]は直訳で「野獣の民族」。特に[[《青銅の鎧》]]や[[《大勇者「ふたつ牙」》]]はそれらしい姿である。

**関連カード [#q7143a34]
*ビーストフォークに関連する効果を持つカード [#t4672c0f]
**ビーストフォークに関連する効果を持つカード [#t4672c0f]
-[[《大勇者「大地の猛攻」》]]
-[[《鼓舞の化身》]]
-[[《無双恐皇ガラムタ》]]
-[[《強襲の長》]]
-[[《大群の桜》]]
-[[《聖帝ソルダリオス》]]
*ビーストフォークの進化 [#o5826275]
-[[《イメンズ・サイン》]]

**ビーストフォークを進化元とするカード [#e9876898]
-[[《大勇者「大地の猛攻」》]]
-[[《大勇者「ふたつ牙」》]]
-[[《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]
-[[《大勇者「猛虎の怒り」》]]
-[[《大勇者「鎖風車」》]]
-[[《大勇者「密林の剣」》]]
-[[《諸肌の桜吹雪》]]
-[[《大勇者「銀河の誘発」》]](ビーストフォーク/[[オリジン]][[進化]])
-[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]([[火]]/[[自然]][[進化]])
-[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]
-[[《機神勇者スーパー・ダッシュ・バスター》]]([[火]]/[[自然]][[進化]])
-[[《大勇者「銀河の誘発」》]]([[ビーストフォーク]]or[[オリジン]])

**参考 [#s56737e4]
-[[種族リスト]]
-[[【ビーストフォーク】]]
-[[《青銅の鎧》]]
-[[《大勇者「ふたつ牙」》]]
-[[《無頼勇騎ゴンタ》]]

----

&anchor(tribe_category)
*ビーストフォーク(種族カテゴリ) [#v7da8814]

テキストに登場する「ビーストフォーク」という語は、名前に「ビーストフォーク」とつく[[種族]]全体を指す。元々は「[[ビーストフォーク]]」という[[種族]]のみを指す用語だったが、[[アウトレイジ]]の[[エラッタ]]の影響と[[ビーストフォーク號]]の登場によりカテゴライズされ、新たな概念として生じた。

-含まれる[[種族]]の中に、[[種族カテゴリ]]とまったく同一の語となるものが存在する[[種族カテゴリ]]である。従って、[[ビーストフォーク號]]を含めずに[[ビーストフォーク]]だけを指定する場合には、&bold(){[[種族]]が「[[ビーストフォーク]]」である[[クリーチャー]]}、といった具合にわざわざ長々と明記する必要性が生じる。
-含まれる[[種族]]の中に、[[種族カテゴリ]]とまったく同一の語となるものが存在する[[種族カテゴリ]]である。従って、[[ビーストフォーク號]]を含めずに[[ビーストフォーク]]だけを指定する場合には、''[[種族]]が「[[ビーストフォーク]]」である[[クリーチャー]]''、といった具合にわざわざ長々と明記する必要性が生じる。

**「ビーストフォーク」とある[[種族]] [#c836ed2d]
-[[ビーストフォーク]]
-[[ビーストフォーク號]]

**参考 [#q15eba9b]
-[[種族カテゴリ]]

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&tag(種族,自然文明);

&anchor(deck)
*ビーストフォーク(デッキ) [#g88ce2c0]

各種ビーストフォークで[[マナブースト]]しながら殴る[[ビートダウン]]。

[[デュエル・マスターズ]]初期から組まれており、様々なタイプが組まれた。デッキの自由度は高く、ビーストフォークの得意な[[マナブースト]]や[[クリーチャー]]戦を生かし、それらと[[シナジー]]を形成する[[カード]]で構成される。

**主要なビーストフォーク [#t24db885]
|[[《駱駝の御輿》]]|1マナで3000の[[ガードマン]]。[[進化]]の[[種]]に|
|[[《青銅の鎧》]]|[[cip]]で1マナブースト|
|[[《幻緑の双月》]]|[[cip]]で[[手札]]からブースト|
|[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]|[[マナ武装]]。[[cip]]で1マナブースト、[[ガードマン]]も|
|[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]|[[マナ武装]]。ATまたは[[pig]]でブースト|
|[[《誕生の祈》]]|[[シールド]][[ブレイク]]時に[[サーチ]]|
|[[《怒髪の豪腕》]]|[[クリーチャー]]が出ると[[パンプアップ]]|
|[[《大群の桜》]]|ビーストフォークの数に応じて[[パンプアップ]]|

|[[《次元流の豪力》]]|コスト6以下の[[サイキック]]を呼ぶ。[[殿堂入り]]|
|[[《陰陽の舞》]]|[[マナ爆誕]]0持ち。[[殿堂入り]]|
|[[《化召の術士》]]|[[進化クリーチャー]]を出すと[[コスト踏み倒し]]|
|[[《獣王の手甲》]]|[[デメリット]]持ち軽量[[W・ブレイカー]]|
|[[《駿足の政》]]|[[手札補充]]できる[[S・トリガー]]|
|[[《特攻の菊》]]|[[攻撃]]を防ぐ[[S・トリガー]]|
|[[《龍覇 サソリス》]]|[[ドラグハート]]を呼び出す。|
|[[《龍覇 マリニャン》]]|~|

|[[《無頼勇騎ゴンタ》]]|2マナ4000[[バニラ]]|
|[[《無頼勇騎タイガ》]]|2マナ[[スピードアタッカー]]|
|[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]][[破壊]]と[[マナブースト]]|
|[[《無頼王機スケル・アイ》]]|[[攻撃]]時に[[サーチ]]|
|[[《無頼聖者スカイソード》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]と[[シールド追加]]|
|[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]と[[ハンデス]]|
|[[《無頼封魔アニマベルギス》]]|[[cip]]で味方1体の[[ブレイク]]数を増やす|

**ビーストフォークの進化 [#q100273c]
|[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]|[[マナブースト]]付き大型進化|
|[[《大勇者「ふたつ牙」》]]|5枚目以降の↑|
|[[《大勇者「大地の猛攻」》]]|2マナ5000の進化。味方を[[パンプアップ]]|
|[[《大勇者「鎖風車」》]]|[[cip]]で大量[[マナ回収]]|
|[[《諸肌の桜吹雪》]]|味方を守る|

|[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]|[[cip]]で5マナ以下を[[マナ送り]]|
|[[《機神勇者スーパー・ダッシュ・バスター》]]|[[cip]]で5マナ以下を2体[[マナ送り]]|

**相性のいいカード [#b893e262]
|[[《鼓舞の化身》]]|他の[[クリーチャー]]を出すとビーストフォークを[[W・ブレイカー]]化|
|[[《無双恐皇ガラムタ》]]|ビーストフォークで[[コスト軽減]]の[[S・トリガー]]封じ|
|[[《強襲の長》]]|他のビーストフォークを[[W・ブレイカー]]化|
|[[《大神秘イダ》]]|[[マナ進化]][[W・ブレイカー]]|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|[[マナ進化]]。[[チャンプブロック]]を阻止|
|[[《ベル・ザ・エレメンタル》]]|緩い[[進化元]]からの[[マナブースト]]|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]|[[マナゾーン]]から大量展開な[[ドラグハート・ウエポン]]|
|[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]|[[自然]][[クリーチャー]]の[[召喚]][[コスト軽減]]。[[ドラグハート・フォートレス]]|

|[[《光器ペトローバ》]]|選んだ[[種族]]を[[パンプアップ]]|
|[[《ハッスル・キャッスル》]]|[[置きドロー]]の[[城]]|
|[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]|[[殿堂入り]][[置きドロー]]|
|[[《超電磁コスモ・セブΛ》]]|殴り手を兼ねた[[ドローソース]]|
|[[《ストリーミング・チューター》]]|5マナの大量[[手札補充]]|
|[[《トレジャー・マップ》]]|[[自然]]クリーチャーを呼び込む|
|[[《カンクロウ・ブラスター》]]|全体[[ブレイク]]数増加|
|[[《フェアリー・ギフト》]]|1マナで3マナの[[コスト軽減]]|
|[[《海底鬼面城》]]|[[ドロー]]を加速させる[[城]]|
|[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]]|[[S・トリガー]]。[[マナ武装]]5で2体[[マナ送り]]|

//**バニラビートにする場合の候補
//|[[《駱駝の御輿》]]|[[バニラ]]を[[コスト軽減]]|
//|[[《番長大号令》]]|↑を[[サーチ]]|
//|[[《炎のたてがみ》]]|2マナ2000[[バニラ]]|
//|[[《無頼妖精スノー・シュンケン》]]|~|
//|[[《無垢の面 ラニヴ》]]|3マナ4000[[バニラ]]|
//|[[《白銀の牙》]]|3マナ3000[[バニラ]]|
//|[[《蓮根の槌》]]|~|
//|[[《純白設計図》]]|[[バニラ]]を[[手札]]に加える|
//|[[《ナメナメ・ナメコー》]]|[[バニラ]]を強化する[[フィニッシャー]]|
[[闘魂編]]から[[聖拳編]]では[[光]]と組んで[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]による[[ドロー]]補強や優秀な[[ブロッカー]]を使う[[白緑コントロール]]の形が主流。代表的なものは[[【牙デルフィン】]]など。

もちろん[[種族デッキ]]なので[[《光器ペトローバ》]]がよく使われることも多かった。このタイプは構成される[[カード]]が[[【白緑ビートダウン】]]や[[【マナソース】]]に近いが、ここではビーストフォーク[[種族]]をメインの[[アタッカー]]に据えて組んだものを[[ビーストフォーク]](デッキ)として扱う。

手札補充に乏しく、[[《ハッスル・キャッスル》]]などの[[ドローソース]]を設置できない場合、展開が一気に停滞しかねず多少脆い一面もある。しかし、一度波に乗って回り始めれば、もとより戦闘面では強力であるし、増えた[[マナ]]を使って様々な行動を起こすことが可能。

他の[[火]]と[[水]]、[[闇]]の文明との組み合わせで組まれることもある。この場合、[[【青赤緑ビートダウン】]]や[[除去ボルバル]]に近い構成を取ることが多い。

年々優秀なカードに恵まれ、[[ステロイド]]や[[緑単]]の中速ビートダウン型も組めるようになった。[[エピソード2]]では[[【バニラビート】]]軸、[[エピソード3]]では[[ガードマン]]軸の[[デッキタイプ]]を獲得。

-[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[《龍覇 サソリス》]]と[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を使った[[コンボ]]が登場した。詳細は「[[【緑単サソリス】]]」を参照。

-[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]の存在から、[[ビートダウン]]しながら10マナ圏の大台に乗せられることも強みである。[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]、各種[[ゼニス]]や[[《超銀河弾 HELL》]]とも組み合わせやすい。

-ビーストフォークの[[ハンター]]にも優秀なものが多い。[[《若頭 鬼流院 刃》]]で[[マナゾーン]]から大量に[[ハンター]]を出したり、[[《桜舞う師匠》]]で[[ガードマン]]を踏み倒しすることも可能。

**参考 [#u4b07985]
-[[デッキ集]]
-[[緑単]]
-[[牙サファイア]]
-[[【牙デルフィン】]]
-[[【緑単サソリス】]]
-[[ハンター]]
-[[【バニラビート】]]
-[[ガードマン]]