#author("2019-09-24T17:29:51+09:00","","")
#author("2020-01-12T23:20:50+09:00","","")
*パワー固定 [#y8ac948e]

[[クリーチャー]]の[[パワー]]を特定の数値に固定する[[効果]]のこと。
テキストで「〜のパワーは○○''になる''」「〜のパワーを○○''にする''」と書かれたものが該当する。

この能力を持ったクリーチャーの初出は、[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]。

|超神龍イエス・ヤザリス R 光文明 (5)|
|進化クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 5500|
|ブロッカー|
|進化−自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、バトルゾーンにある相手の進化ではないクリーチャーすべてのパワーは500になる。|
#hr

|武闘(カンフー)将軍 カツキング VIC 火文明 (8)|
|エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 11000+|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、このクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。|
|∞パワーアタッカー(攻撃中、このクリーチャーのパワーは無限大になる)|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、シールドを1枚ブレイクする。|
|ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《武闘》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|自分の他の、名前に《武闘》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。|
#hr

|零 P 闇文明 (5)|
|クリーチャー:ドラゴンズ・ゼロ 5000+|
|パワード・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのパワーをこのクリーチャーに追加し、選んだクリーチャーのパワーを0にする。|
|自分のターンの終わりに、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|
|バトルゾーンに自分の零龍があれば、自分の闇のカードのコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。|
#hr
|絶頂神話 カツムゲン VIC 火文明 (9)|
|エグザイル・クリーチャー:アウトレイジOMG 13000+|
|クライマックス・ドロン・ゴー:自分の、コスト7以上の火のエグザイル・クリーチャーが破壊された時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|自分の他の、名前に《絶頂神話 カツムゲン》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。|
|相手のカードがシールドゾーンに加えられた時またはシールドゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|
|ゴッドとバトル中、このクリーチャーは無限のパワーを得る。|
|T・ブレイカー|

パワーを特定の数値にし、効果が継続している間、その数値を維持すること。テキストには基本的に「パワーを○○""にする""」と書かれたものが該当する。[[《絶頂神話 カツムゲン》]]の「無限のパワーを得る」も無限というパワーになるという意味なので、パワー固定能力に該当する。

パワーが固定されたクリーチャーは、効果が継続している間は、[[パンプアップ]]や[[パワー低下]]の効果を一切受け付けず、パワーは固定された数値を維持する。
-つまり、[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]の能力でパワー''500に固定された''[[クリーチャー]]を[[《ローズ・キャッスル》]]や[[《邪装 コウモリック・チェーン》]]の[[パワー低下]]を利用して[[破壊]]する、という[[コンボ]]は不可能ということであり、相手の[[《光器ペトローバ》]]等の[[パンプアップ]]も無意味になるということである。
(なお、このパワー低下については[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]の一般発売前から事務局への質問が絶えなず、その際の受け答えも一貫的でなく二転三転していた。最終的には最も分かりやすいように「''この効果を受ければもうターン終了までパワーは変化しない''」という例外裁定に統一したのだと思われる。なお、[[《零》]]の登場によって、別のパワー固定でのみ更新できるものと裁定変更された。)

-同じクリーチャーに、複数のパワー固定効果が適用されている時、パワーが低い方に合わせる。
--[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]の能力でパワー500になる効果を受けたクリーチャーを、[[《零》]]の[[アタックトリガー]]でパワー0になる効果を与えた場合、パワー0の方が優先される。
--[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]の能力でパワー500になる効果を受けた[[《絶頂神話 カツムゲン》]]が[[ゴッド]]とバトルしても、パワーは無限にならず、500のままである。
-パワー固定が適応されているクリーチャーに、別のパワー固定が与えられた場合は、後からかかったもので上書きされる([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32365/]])。
--[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]の能力でパワー500になる効果を受けたクリーチャーに、[[《零》]]の[[アタックトリガー]]でパワー0になる効果を与えた場合、後からかかったパワー固定である0になる。

-[[《零》]]登場前の裁定では、パワー固定が一度発動すれば、その効果が解けるまで一切パワー変更できない=[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]後の[[《武闘将軍 カツキング》]]の[[∞パワーアタッカー]]ではパワーを上書きすることはできなかった。

-[[無限]]も有限の[[パンプアップ]]や[[パワー低下]]では変化しないため、一種のパワー固定と言える。
--「無限のパワーを得る/失う」というテキストの場合、ルール的にもパワー固定に該当するのか、つまり[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]および[[《零》]]のパワー固定を上書きできるのかという点については事務局確認待ちとなる。

-[[パワー低下]]は通じなくなるが、[[火力]]や[[バトル]]でならば問題なく破壊できる。[[火力]]が[[パワー低下]]に勝る数少ない状況を作り出すことができる。

**参考 [#m0dd6812]
-[[用語集]]
-[[パワー]]
-[[パンプアップ]]
-[[∞パワーアタッカー]]
-[[無限]]
-[[パワー低下]]

-[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]
-[[《武闘将軍 カツキング》]]
-[[《零》]]