#author("2018-07-10T17:48:41+09:00","","")
*パシフィック青単 [#x8dc1884]

言わずと知れた軽量強力[[進化クリーチャー]]、[[《パシフィック・チャンピオン》]]を軸にした[[青単速攻]]。

2[[ターン]]目に[[進化]]されると非常に対処されにくく、[[速攻]]の中でも厄介な[[デッキタイプ]]として知られていた。

2008年4月15日から2016年2月1日までは[[《パシフィック・チャンピオン》]]は[[殿堂入り]]していたため、この[[デッキ]]を組むことはできなくなっていた。

|パシフィック・チャンピオン R 水文明 (2)|
|進化クリーチャー:マーフォーク 5000|
|進化−自分のマーフォーク1体の上に置く。|
|このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーから攻撃されない。|
|このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーにブロックされない。|

1ターン目に[[《フィスト・ブレーダー》]]を召喚し、2ターン目の[[《パシフィック・チャンピオン》]]を狙う。

速攻に似つかない粘り強さが最大の売りだった。

**マーフォーク [#le2b4419]
|[[《パシフィック・チャンピオン》]]|ビートダウンの中心|
|[[《フィスト・ブレーダー》]]|マーフォーク進化元|
|[[《パシフィック・ドミネイター》]]|~|
|[[《タイム・スカウト》]]|~|
|[[《ディープ・ジャグラー》]]|水単色で強化されるマーフォーク|

**リキッド・ピープル [#o736db9e]
|[[《アクア・ガード》]]|リキッド・ピープル進化元|
|[[《アクア・ハルカス》]]|ドロー持ちリキッド・ピープル|
|[[《クリスタル・ブレイダー》]]|ビートダウンの中心|
|[[《クリスタル・パラディン》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《アクア・サーファー》]]|S・トリガーのリキッド・ピープル|

**その他 [#ja0824e3]
|[[《エメラル》]]|[[S・トリガー]]を仕込む|
|[[《コーライル》]]|除去[[cip]]クリーチャー|
|[[《フォーチュン・ボール》]]|ドロー持ちアタッカー|
|[[《弾丸透魂スケルハンター》]]|攻撃もブロックもされないウィニー|

**呪文 [#v5250237]
|[[《ストリーミング・シェイパー》]]|水単色専用ドローソース|
|[[《スパイラル・ゲート》]]|バウンス|
|[[《サイバー・ブレイン》]]|ドローソース [[プレミアム殿堂]]|

**基本戦術 [#y333bd38]
1[[ターン]]目に[[《フィスト・ブレーダー》]]を出し、次の[[ターン]]に[[《パシフィック・チャンピオン》]]に[[進化]]して殴りかかっていく。[[進化]]できない[[クリーチャー]]には[[攻撃]]も[[ブロック]]もされないため、[[ブロッカー]]や[[スレイヤー]]など、多くの敵を無視することができる。

早い段階で[[召喚]]できた場合、[[除去]]できるカードは限られており、それだけで序盤のイニシアチブを握ることができる。[[チャンプブロック]]や[[スレイヤー]]による除去もほぼ不可能な上、軽量[[火力]]では[[焼く]]ことが難しい。

他にも[[《クリスタル・ブレイダー》]][[《アストラル・リーフ》]]など、優秀な進化クリーチャーを使って[[攻撃]]をする。
それに加え[[《ストリーミング・シェイパー》]][[《フォーチュン・ボール》]]などによるドローで戦線を拡大することができるのが最大の利点。

軽量の[[ブロッカー]]も多く擁しているため、同じ速攻でも[[火]]や[[闇]]の[[速攻]]に対して有利に戦える。反面、1マナクリーチャーで攻めていくことができないため、他の速攻に比べやや速度に欠けると言えなくもない。

また[[マーフォーク]]は長らく不遇の時代を過ごしており、優秀な[[進化元]]も少ないことから、[[デッキ]]としての総合力は他の[[速攻]]に一歩劣るといった印象である。

これについてはその他の[[種族]]の[[クリーチャー]]も採用することで戦力を増強してやるといい。

**その他 [#p9565dd5]
-このデッキを中心に、[[《ストリーミング・シェイパー》]]などの代わりに[[火]]のブロッカー破壊と[[スピードアタッカー]]を投入した[[準青単]]という速攻デッキも考案された。そちらはブロッカーを扱うデッキに対してより強くなっていた。一長一短だが、どちらもハイレベルなデッキであった。

-もちろん、水の十八番である[[バウンス]][[呪文]]も強力。様々なカードを搭載できるため、速攻デッキにしては[[メタゲーム]]上での対応性が高いのもポイント。

-このデッキは[[転生編]]以降の各地の大会で猛威を振るい、[[《アストラル・リーフ》]]以来となる[[水]]主体の[[トップメタ]]デッキとなった。しかし、こちらも[[《パシフィック・チャンピオン》]]の[[殿堂入り]]に伴い、力を失うこととなった。

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**環境において [#t248ca7a]
[[聖拳編環境]]の末期、[[DM-13>DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]にて[[《パシフィック・チャンピオン》]]が登場。
[[DMC-21>DMC-21 「双龍誕生(ドラゴン・インパクト)ザキラエディション」]]の[[《フィスト・ブレーダー》]]に加え、[[転生編]]で獲得した[[《ディープ・ジャグラー》]]などを採用した新たな[[青単速攻]]として成立した。

その後、[[《パシフィック・チャンピオン》]]の場持ちの良さを生かし、[[火]]の[[カード]]を[[タッチ]]した[[準青単]]とともに長らく活躍。

[[転生編環境]]、[[不死鳥編環境]]、[[極神編環境]]で暴れ回るも、2008年4月15日付けであえなく[[《パシフィック・チャンピオン》]]は[[殿堂入り]]。[[マーフォーク]]を軸とした[[青単速攻]]は一時消滅していた。

[[革命編]]では、2016年2月1日に主軸となる[[《パシフィック・チャンピオン》]]が殿堂入り解除となり、無制限となった。だが、[[侵略]]による[[進化クリーチャー]]が多用される[[赤単レッドゾーン]]が台頭する[[環境]]では、以前ほど猛威を振るわない事が予想される。

**参考 [#r800bc82]
-[[デッキ集]]
-[[青単]]
-[[青単速攻]]
-[[準青単]]
-[[マーフォーク]]
-[[リキッド・ピープル]]