#author("2019-04-02T20:44:10+09:00","","")
#author("2019-04-07T19:28:43+09:00","","")
*ネタカード [#t033cb77]

[[プレイヤー]]の間で話や笑いの[[種]]になりやすいカードのこと。
[[プレイヤー]]の間で話や笑いの種になりやすいカードのこと。

以下の特徴を持つカードはネタカードと呼ばれやすい。
-[[フレーバーテキスト]]の内容と[[ゲーム]]での強さが一致しない。
-非常に[[オーバーキル]]、または[[カードパワー]]が低いために使いどころがない。
-何らかの作品とコラボレーションしている。もしくは露骨にパロディしている。
-特徴的な[[カード名]]、[[カードイラスト]]、[[フレーバーテキスト]]を持つ。
-[[能力]]を使う際に何らかの言葉を発する必要がある。
-香りが付いている。
-ゲーム中で[[効果]]のない[[能力]](使用しても何ら影響がない)を持っている。
-[[テキスト]]に誤植がある。
-完成度の高い[[ジョークカード]]である。

ネタカードには大きく3つのパターンに分かれる。

**ネタにするしかない場合 [#r0af6bc9]
**公式ネタカードの場合 [#o4175d8b]
いわゆる「狙ったネタカード」のこと。
詳細は[[ジョークカード]]を参照。

**対戦カードゲームとして適した性能ではない場合 [#r0af6bc9]
例えば、[[《メテオレイジ・リザード》]]、[[《アクア・マスター》]]、[[《ガウレザル・ドラゴン》]]などの[[ゲーム]]での実用性の低さは言うまでもないが、逆にその弱さが愛され、ネタとして人気を博してしまう場合がある。

[[フレーバーテキスト]]で強そうに書かれている[[《暗黒の騎士ザガーン》]]や[[《残虐覇王デスカール》]]も同様で、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]でわざわざ[[再録]]されるという、ネタカードとしての厚遇を受けた。

弱小[[バニラ]]の代表格である[[《シザー・アイ》]]に至っては、なんと[[【シザー・愛】]]なる[[ファンデッキ]]まで作られるようになった。まさしく弱さが愛された代表格と言えるだろう。(こちらについては後に、派生カードの[[《シザー・ラヴ》]]も登場している。)

逆に言えば、そうでもしなければ[[カードイラスト]]と[[フレーバーテキスト]]以外に存在価値はほぼないため、ネタカード扱いは、弱いカードに残された数少ない楽しみ方と言える。

これらに含まれるカードは大体が[[ハズレア]]か[[下位互換]]の[[バニラ]]・[[準バニラ]]である。
そうではない場合は不安定・不確実・[[オーバーキル]]が原因でのロマンカードである。

**ネタ扱いされることが前提の場合 [#k02542e8]
金属で作られた[[メタルカード]]や、香り付き[[プロモーション・カード]]として登場した[[《遊びだよ!切札一家なう!》]]などは、他のカードゲームでも類を見ないギミックとして、[[プレイヤー]]の注目を浴びた。
-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]や[[《天海の精霊シリウス》]]など、発売当初はサポートが乏しくネタ扱いされていたカードでも、相性のいいカードの出現が評価が見直されることもある。そのようなこともカードゲームの醍醐味と言えるだろう。

これらは明らかに話題性を狙った仕様であり、作られたネタカードと言えるだろう。

似たような例に、他作品の明らかなパロディである[[《熱血戦士バギャーン》]]や[[《光線人形ストリウム》]]や[[《大冒犬ヤッタルワン》]]などが存在する。パロディ元を知っている人にとっては思わずニヤリとさせられるカードであり、たびたび[[エキスパンション]]の中に紛れ込んでくる、このようなカードに期待する[[プレイヤー]]もそれなりに存在する。これを公式的に採用されたカードを[[コラボカード]]と呼ばれる。

[[デュエル・マスターズ]]は歴史が長いカードゲームである為、中には''他作品のパロディカードが出た後、その元ネタとのコラボカードが出てしまったなんて例まである。''
(例:[[《常勝ディス・オプティマス》]]→[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]/[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]])

-ネタカードの一部にはネタのためだけに作られた[[能力]]などの[[特性]]を持つものが存在する。例えば、[[U・ソウル]]、[[C・ソウル]]、[[D・ソウル]]([[ソウル]])、[[デンジャラス・カード]]([[カードタイプ]])など。&br;一方、実戦で[[ゲーム]]を左右するようなネタ[[特性]]もある。[[ガチャ]]関連能力や[[でんぢゃらスイッチ]]などがその例。

**何らかの原因でネタ扱いされてしまう場合 [#n9a6231d]
**ゲーム中の強さ・弱さ以外の何らかの原因でネタ扱いされてしまう場合 [#n9a6231d]
[[環境]]で活躍した[[グッドスタッフ]]でも、何らかの要素があればネタ扱いされることもあり、いくつか例がある。

-[[《超竜バジュラ》]]
《バジュラ》はパワー13000もあるにもかかわらず、パワー9000の[[《英霊王スターマン》]]に背景ストーリーでやられてしまっているため、ネタにされる。バジュラは殿堂入りを果たした知名度の高いカードだけあって、多くのプレイヤーにネタにされる。
-[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
背景ストーリーでは敵対関係の2体だったが、実際のデュエルでは同じデッキに入るほどかなり相性が良く、バトルゾーンで普通に共闘することもあるため、ネタにされる。背景ストーリーでは、《ボルシャック・ドギラゴン》が禁断解放した《ドキンダムX》によって封印された同士を救うために駆け付けたとされるが、実際のデュエルでは《ボルシャック・ドギラゴン》は《ドキンダムX》の禁断解放を手伝っている。そのため、背景ストーリーで《ドキンダムX》が禁断解放されたのは、《ボルシャック・ドギラゴン》が駆け付けたためではないかという推測を交えて、ネタにされる。
背景ストーリーでは敵対関係の2体だったが、実際のデュエルでは同じデッキに入るほどかなり相性が良く、バトルゾーンで普通に共闘することもあるため、ネタにされる。背景ストーリーでは、《ボルシャック・ドギラゴン》が禁断解放した《ドキンダムX》によって封印された同士を救うために駆け付けたとされるが、実際のデュエルでは《ボルシャック・ドギラゴン》は《ドキンダムX》の禁断解放を手伝っている。そのため、背景ストーリーで《ドキンダムX》が禁断解放されたのは、《ボルシャック・ドギラゴン》が駆け付けたためではないかという推測を交えて、ネタにされる。
-[[《封魔ヴィレ・アポストロ》]]
また、誤植で[[グランド・デビル]]ではなく、グラン・[[ドデビル]]と書かれてしまった[[《封魔ヴィレ・アポストロ》]]もよく話題にされる。
これについては[[エラッタ]]が出されたが、この誤植で[[ドデビル]]という愛称が定着し、現在でも使用されている。

他にも実用性はあるが、ネタにされたカードは沢山ある。

[[プレイヤー]]が集まれば会話が付きものあり、その時にちょっとしたネタを提供してくれるようなカードは、ありがたい存在と言える。

[[公認グランプリ]]や[[チャンピオンシップ]]、店舗大会等での競技性を重視した真剣勝負以外にも[[デュエル・マスターズ]]を楽しむ要素はいくらでもあるため、時には[[ゲーム]]に関係ない点に注目してみるのも楽しいだろう。

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**その他 [#v0e11ff9]
-ネタカード扱いと言ってもほとんどは軽い冗談の類であり、そのカードを悪く言うものではないことが多い。ただし、過剰なネタ扱いを嫌う[[プレイヤー]]もいるので注意。

-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]や[[《天海の精霊シリウス》]]など、発売当初はサポートが乏しくネタ扱いされていたカードでも、相性のいいカードの出現が評価が見直されることもある。そのようなこともカードゲームの醍醐味と言えるだろう。

-[[エピソード1]]には[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]など非常にユニークかつエキセントリックな[[カード名]]の[[カード]]がいくつか登場した。強力なものも多いが、そのギャップも相まってしばしばネタカード扱いされる。

-ジョークエキスパンションとしての要素も持つ[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]と[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]は、まさしくネタカードの宝庫である。

-ネタカードのみで組まれた[[ファンデッキ]]も存在する。基本的に実戦を想定していないため、友人同士での[[カジュアル]]戦に使うのが無難だろう。


**参考 [#vb50cdc1]
//上位項目、関連する項目などへのリンクを各自で追加してください。
-[[用語集]]
-[[ファンデッキ]]
-[[地雷]]
-[[コラボカード]]
-[[ジョークカード]]