#author("2018-08-17T03:46:32+09:00","","")
#author("2018-08-18T02:21:49+09:00","","")
*ニンジャ・ストライク [#p7e69cf9]

[[キーワード能力]]の一つ。
[[DM-29>DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」]]で[[シノビ]][[種族]]とともに登場した。
シノビのみが持つもので、踏み倒し能力と、この能力によって召喚したターンの終わりに山札の下に戻す能力の二つから成る。

|威牙の幻ハンゾウ VR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/シノビ 5000|
|ニンジャ・ストライク7(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-6000される。|
|このクリーチャーが破壊される時、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、このクリーチャーのかわりに自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。|
|&bold(){※殿堂入り}|
|''殿堂入り''|

|光牙忍ハヤブサマル C 光文明 (3)|
|クリーチャー:ガーディアン/シノビ 3000|
|ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。|
|&bold(){※殿堂入り}|
|''殿堂入り''|

この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、相手が[[攻撃]]、または[[ブロック]]を宣言した時に、決められた枚数の[[マナ]]が貯まっていれば、[[マナコスト]]を払わずに[[召喚]]できる。

また、このように[[召喚]]した場合、[[デメリット]]としてその[[ターン]]の終了時に[[山札の下]]に送られる。

[[S・トリガー]]や[[S・バック]]に続く相手[[ターン]]中での[[プレイ]]を許可する[[能力]]であり、相手の[[攻撃]]時や、自分が[[攻撃]]して相手が[[ブロック]]した時に[[コンバット・トリック]]として使える。

一瞬の[[能力]]だけあって、[[cip]][[能力]]を持つものが多い。そのため、[[クリーチャー]]ながら[[呪文]]のような感覚で使用できる。

[[コスト踏み倒し]]の例に漏れず、かなり強力な[[能力]]である。
[[マナゾーン]]の枚数さえ揃っていれば[[マナ]]を支払う必要はなく自由に使用できるため、かなり扱いやすい。

非常に画期的かつ強力な能力であり、特に[[《光牙忍ハヤブサマル》]]の採用率が高い。その他には[[《怒流牙 佐助の超人》]]、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]がよく使われている。

[[手札]]から突然現れて、相手を掻き乱して去っていく様は、まさに忍者の動きそのものと言えるだろう。

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**ルール [#o3b9144a]
実際の[[テキスト]]は以下の通り。[N]には[[マナゾーン]]に必要な[[カード]]の枚数が記してある。
|ニンジャ・ストライク[N](相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが[N]枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)|

-[[テキスト]]からはわかりにくいが、『攻撃中に〜使っていなかった場合』という制限はそれぞれの[[プレイヤー]]にかかる。つまり、相手がニンジャ・ストライク[[能力]]を使ってしまったからといって、自分が使えなくなるということはない。また、同一ターンに何度も[[攻撃]]されれば、その度にニンジャ・ストライク[[能力]]で召喚できる。

-この[[効果]]は「バトルゾーンに出す」ではなく「[[召喚]]」である。[[《侵革目 パラスラプト》]]で[[マナゾーン]]から、自分の[[ターン]]に[[《死皇帝ハデス》]]で[[墓地]]からストライクする事もできる。また、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]などの[[能力]]が誘発し、[[《暴走龍 5000GT》]]、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]によって規制される。

-相手プレイヤーの[[アタックトリガー]]などによって、[[マナ]]が減ったり、使用したい[[シノビ]]が[[ハンデス]]された場合は当然だがストライクすることはできない。詳細は「[[攻撃]]」の項を参照。

-ニンジャ・ストライクで[[召喚]]した[[クリーチャー]]がその[[ターン]]中に[[バトルゾーン]]を離れた場合、[[山札の下]]に置く能力は参照されるクリーチャーがいないので解決時に何もしない。&br;また、[[《父なる大地》]]や[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]で出し直した場合も同様で、[[ゾーン]]を移動したことで[[効果]]がリセットされるため、[[山札の下]]に送る処理は無効となる。

-この能力が[[トリガー]]するのは[[相手]]の[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、この能力を持つ[[カード]]が[[山札]]にあっても、[[シールド]]にあっても、[[マナゾーン]]にあっても、[[バトルゾーン]]にあっても[[トリガー]]条件を満たす。

-よって、相手の[[クリーチャー]]が[[攻撃]]、または[[ブロック]]を宣言した後に、何らかの方法で持って来た[[シノビ]]でもニンジャ・ストライクを使用することができる。例えば、[[《R.S.F.K.》]]の[[アタックトリガー]]で[[《光牙忍ハヤブサマル》]]が[[手札]]に加わった場合、その《ハヤブサマル》をニンジャ・ストライクで[[召喚]]して[[ブロック]]させることができる。
//事務局確認済み

-あくまで[[相手]]の[[攻撃]]によって[[トリガー]]するので、その攻撃[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]を離れるなどして攻撃が事実上中止されても[[ニンジャ・ストライク]]はトリガーする(2017/08/02事務局正式回答)。

-能力は原則としてその能力を持つカードが特定のゾーンにある場合に機能するが、このキーワード能力を成す踏み倒しの方の能力(山札に戻る能力ではない方)は例外的に複数のゾーンで機能するという裁定が出ている。(※手札以外のゾーンからの召喚が許可されている必要がある)

-この能力の[[解決]]は[[手札]]から[[召喚]]し、必要な[[マナ]]を参照とするのは、[[ニンジャ・ストライク]]の[[召喚]]の時。

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**ゲームにおいて [#u3bdba58]
-[[シノビ]]専用の[[デッキ]]で無くても投入できるため、[[シノビ]]の影が見えないからといって油断していると思わぬ反撃を食らうといった事も起こりうる。その為、以前より[[ピーピング]]の重要性が上昇したと言える。

-この[[能力]]の登場以前は、[[シールド]]と[[ブロッカー]]が無くなったら負けが確定となっていたが、ニンジャ・ストライクは[[ダイレクトアタック]]時にも打てるため、最後の最後まで勝敗がわからないようになった。

-[[手札]]に用意しておかなければならないので、[[ハンデス]]には注意。[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が[[マッドネス]]を持つのはそれに対抗するためだろう。

-マナゾーンに規定の枚数が必要なため、[[ランデス]]にも注意。逆に[[S・トリガー]]の[[《フェアリー・ライフ》]]で[[マナ]]が間に合うこともある。

-[[山札の下]]に送られるので[[ライブラリアウト]]防止になり、[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]の際、確実に[[カード名]]を言い当てることができるようになる。

-相手クリーチャーの[[攻撃]]時にシノビをニンジャ・ストライクで召喚し、そのシノビの[[cip]]能力で[[攻撃クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]から動かすことで[[攻撃]]を止めることができる。ただし[[ブロック]]時はすでに[[ブロック]]が成立しているので[[ブロッカー]]を[[バトルゾーン]]から動かしても[[攻撃]]は止められてしまう。

-[[《セイント・キャッスル》]]を[[要塞化]]しておけばストライクしつつ[[ブロック]]して[[攻撃]]を止めることができる。[[《斬隠オロチ》]]などで相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を2体分止めることも可能。

-この能力を持つクリーチャーは、[[カードパワー]]の低い[[《轟火シシガミグレンオー》]]を除くとコスト7以下のクリーチャーであるため[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[ファイナル革命]]による[[ロック]]に引っかかる。また、[[カードパワー]]の低い[[《土隠龍ジライヤ》]]を除いてこの能力を持つクリーチャーは[[ドラゴン]]でないため[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の[[置換効果]]による[[ロック]]に引っかかる。

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**その他 [#c3570db2]
-「この[[能力]]によって召喚したターンの終わりに[[山札の下]]に移動する」という性質から、この[[能力]]を持つ[[カード]]は[[サーチ]]などを使って[[山札]]が[[シャッフル]]されない限り[[山札の下]]にどんどんたまっていく。そのため、次に[[デュエル]]を開始した際に同じ[[シノビ]]が[[手札]]に何枚も来たり、[[山札]]の中身が偏るなどのトラブルが起こりかねない。そのため、この[[能力]]を多用する[[デッキ]]は[[デュエル]]が終わった後には念入りに[[シャッフル]]しておくべきである。

-[[ドラゴン・サーガ]]では久しぶりに通常[[エキスパンション]]で[[シノビ]]が登場した。[[戦国編]]ぶりに新たなニンジャ・ストライク持ちが登場するのではないかと期待されている。
--そして[[革命編]]に入り、新たなニンジャ・ストライク持ちとして満を持して[[《超越男》]]が登場した。ニンジャ・ストライク持ちとしては初の[[多色]][[クリーチャー]]である。[[汎用性]]が高いわけではないが、戦略の幅に広がりをもたせるものとしては十分だろう。

-[[自然]]のニンジャ・ストライク持ちは、なぜか味方を[[パンプアップ]]させるものしかおらず、利用価値が低い。
--後に登場した[[《超越男》]]、[[《怒流牙 佐助の超人》]]、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]は[[自然]][[文明]]を含みながら[[パンプアップ]]以外の能力を持つニンジャストライク持ちクリーチャーである。

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]の「忍術」。あちらはクリーチャーがプレイヤーを攻撃してブロックされなかった場合、そのクリーチャーを戻すことを[[起動コスト]]に忍者を出すという[[起動型能力]]になってる。
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***ニンジャ・ストライクを持つカード [#l26394d5]
[N]はマナゾーン要求値。
[[《超越男》]][[《怒流牙 佐助の超人》]][[《怒流牙 サイゾウミスト》]]を除き、すべて[[戦国編]]のカードである。

*光文明 [#g5442777]
-[[《光牙王機ゼロカゲ》]][7]
-[[《光牙忍ハヤブサマル》]][4]([[殿堂入り]])
-[[《光牙忍ライデン》]][1]
-[[《光牙忍ソニックマル》]][4]
*水文明 [#ra3d6a85]
-[[《斬隠オロチ》]][7]([[殿堂入り]])
-[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]][4]
*闇文明 [#r792981c]
-[[《威牙の幻ハンゾウ》]][7]([[殿堂入り]])
-[[《威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン》]][2]
-[[《威牙忍クロカゲ》]][4]
-[[《威牙忍ヤミノザンジ》]][4]
*火文明 [#e4e78e80]
-[[《轟火シシガミグレンオー》]][8]
-[[《不知火グレンマル》]][6]
*自然文明 [#v7a38554]
-[[《土隠風の化身》]][3]
-[[《土隠の式神センプーン》]][5]
-[[《土隠龍ジライヤ》]][4]
-[[《旋風 カゼマルネイチャー》]][2]
*多色 [#sf60abbf]
-[[《超越男》]][5]
-[[《怒流牙 佐助の超人》]][5]
-[[《怒流牙 サイゾウミスト》]][7]

***ニンジャ・ストライクに関連する能力を持つカード [#ac3f9c33]
-[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]

**参考 [#i5906913]
-[[シノビ]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[《威牙の幻ハンゾウ》]]
-[[《光牙忍ハヤブサマル》]]
-[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]
-[[用語集]]
-[[能力]]
-[[キーワード能力]]
-[[コンバット・トリック]]