#author("2018-10-04T23:33:26+09:00","","")
#author("2018-11-12T01:10:14+09:00","","")
*デッキ [#fcb34fe9]

[[ゲーム]]を行うための[[カード]]の束。

[[デュエマ]]を始めるにはお互いの[[プレイヤー]]がデッキを1つずつ用意する必要がある。
これがなくては始まらないほどのゲームの基本である。

構築にはいくつかのルールがあり、それらを守らなければならない。
当然ながら、ゲーム中はデッキに入れたカードしか使用できないため、慎重に使用するカードを選びたいところである。

代表的なデッキタイプについては[[デッキ集]]や[[デッキ・カードプールの変遷]]を参照のこと。
代表的なデッキタイプについては[[デッキ>デッキ集(一覧)]][[集>デッキ集(分類)]]や[[デッキ・カードプールの変遷]]を参照のこと。

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**デッキを組む際のルール [#ac88b298]
-1つのデッキに入れられる[[カード]]の合計枚数はルールによって定められている。
:''メインデッキ……40枚''|デッキを構成する[[カード]]の総枚数は、''過不足なく40枚。''それより多くても少なくてもいけない。
勘違いされがちだが、[[禁断]][[カード]]は、両面カードなどであっても必ずメインの[[デッキ]]枚数に含まれるので注意。
ただし、以下に挙げる特殊なカードを使用するか否かによって、一人のプレイヤーがゲームで使用するカードの枚数は異なってくる。
:''[[超次元ゾーン]]……0〜8枚''|メインのデッキとは別に、[[サイキック・クリーチャー]]か[[ドラグハート]]を合計8枚まで用意できる。もちろん1枚も用意しなくてもいい。
:''[[最終]][[禁断]][[カード]]……0枚or5枚''|メインのデッキとは別に、5枚1組の[[最終]][[禁断]][[カード]]を用意できる。用意しなくてもいいが、投入する際は5種すべての[[カード]]を1枚ずつ用意しなければならない。
最終禁断ではない[[禁断]][[カード]]は、両面カードなどであっても必ずメインの[[デッキ]]枚数に含まれる。

-同じ[[カード名]]を持つ[[カード]]は1つのデッキに4枚まで入れられる。これは[[超次元ゾーン]]でも同様。
ただし[[殿堂入り]]したカードは1枚までしか入れられない。[[プレミアム殿堂]]、[[使用禁止カード]]は1枚も入れられない。[[殿堂レギュレーション]]はよく確認しておくこと。
//[[プレミアム殿堂コンビ]]、あるいは
--[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]に指定されているカードは、どちらか片方のみ[[デッキ]]か[[超次元ゾーン]]に4枚まで加えることができる。
--逆に[[4枚以上デッキに入れることができる]][[カード]]も存在する。こちらは[[能力]]の形で[[カード]]に記載されている。一覧は「[[4枚以上デッキに入れることができる]]」のページを参照。
--[[ツインパクト]]カードに関しては、[[クリーチャー]]面と[[呪文]]面が全く同じものは4枚まで入れることができる。まったく同じ[[カード名]]を持っていても、カードに含まれるクリーチャー・呪文に差異がある場合は別々のカードとして扱う。例えば、デッキに[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]と[[《ホーリー・スパーク》]]を入れる場合、二つ合わせて4枚ではなく''それぞれ4枚づつ合計8枚入れることができる''。
--[[ジャンボカード]]や[[3D龍解]][[カード]]など、通常のサイズと異なるカードも1枚としてカウントされる。[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]の[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]も[[3D龍解]][[カード]]であり、3枚1組の[[カード]]が1枚分としてカウントされる。

上記の[[ルール]]さえ守っていれば、あとは好きなようにカードを選んで組むことができる。

-[[殿堂ゼロデュエル]]や[[メガデッキデュエル7]]など、上記の[[ルール]]が当てはまらない[[レギュレーション]]もある。[[公式大会]]や[[公認大会]]に出る際は、[[デュエル・マスターズ公式HP]]や[[コロコロコミック]]で事前に確認するべきだろう。
-
特に、[[最終]][[禁断]][[カード]]はあくまで[[殿堂レギュレーション]]によって枚数が制限されているため、一見デッキの枚数が変わらない[[レギュレーション]]でも、[[殿堂入り]]に対する扱いが通常と異なるものであればデッキの最大枚数は変わってくる。なお、その場合でも5枚1セットの扱いである点は基本的に変わらない。

***ゲーム中のデッキの扱い [#y901afc5]
[[ゲーム]]を行う際、各[[プレイヤー]]は[[デッキ]]を[[シャッフル]]して[[山札]]に置き、その上から[[シールドゾーン]]に5枚、[[手札]]に5枚をそれぞれ配置して開始する。
ただし、[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]は[[超次元ゾーン]]に置き、それ以外の両面を持つ[[カード]]の扱いはそれぞれのテキストの指示に従う。

[[ブースターパック]]を用いる一部の[[能力]]によって、[[ゲーム]]中の[[デッキ]]の中身や枚数が変動する場合があるが、仮にこの[[能力]]で[[デッキ]]の40枚または[[超次元ゾーン]]の8枚を超過したり、同名[[カード]]が5枚以上([[殿堂入り]]は2枚以上、[[プレミアム殿堂]]は1枚以上)になったとしても、ゲームは続行される。
-ただし、ゲームが終了した後は上記のデッキを組む際の規定通りに再調整しなければ再びゲームを行う事はできない。

[[4枚以上デッキに入れることができる]][[能力]]が[[封印]]などにより無効化される場合もあるが、これも[[ゲーム]]中は影響はない。

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**デッキタイプの大まかな区分 [#j4a6f0f1]
:''[[ビートダウン>ビートダウン#deck]]''|序盤から積極的に[[シールド]]を[[ブレイク]]し、早期に勝利を狙う[[デッキ]]。その中でも、特にスピードが速いものは「[[【速攻】]]」と言う。

:''[[コントロール>コントロール#deck]]''|相手を妨害しながらじっくり腰を据えて戦っていく[[デッキ]]。大まかに[[【除去コントロール】]]・[[【クリーチャーコントロール】]]・[[【ランデス】>ランデス#deck]]に分けられる。

:''[[コンボデッキ]]''|何らかの[[コンボ]]で大きな[[アドバンテージ]]を得ることで勝利する[[デッキ]]。特に、決まればほぼ確実に勝利できる[[コンボ]]は[[即死コンボ]]と呼ばれる。

どのデッキも個性的なので、自分の好みで選択しよう。詳しくは[[デッキタイプ]]・[[デッキ集]]を参照されたし。
どのデッキも個性的なので、自分の好みで選択しよう。詳しくは[[デッキタイプ]]・[[デッキ>デッキ集(一覧)]][[集>デッキ集(分類)]]を参照されたし。

-[[ゲーム]]に勝利することを第一義とするデッキは「[[ガチデッキ]]」、それよりも[[プレイヤー]]の趣味や好みを重視したデッキは「[[ファンデッキ]]」と言う。

-[[環境]]で活躍するデッキや、それに対抗して作られたデッキは「[[メタデッキ]]」と言う。

-[[メタデッキ]]ではないが、それに勝ちうるだけの強さを持つデッキは「[[地雷]]」と言う。

-何らかの[[種族]]の[[シナジー]]を利用する[[デッキ]]は「[[種族デッキ]]」と言う。[[【ハンター】]]や[[【ゴッド・ノヴァ】]]などがこれに該当する。

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**その他 [#xb56f5d7]
-デッキを組むことを「デッキ構築」「[[デッキビルディング]]」と呼ぶ。

-著しく完成度の低いデッキは「[[ジャンクデッキ]]」と呼ばれる。[[デッキビルディング]]の際はこのような構成にならないように注意。また、基本的に蔑称なので気軽に使わないようにしたい。

-海外版のルールではデッキの枚数に制限はない。100枚や200枚のデッキを組むことも可能だが、デッキの枚数が増えるとその分狙ったカードを引ける確率が下がるので、可能な限り40枚に近づける方がよい。

-[[超次元ゾーン]]や[[ガチャ]]を用意し忘れた場合でも、メインの40枚のカードがあれば一応[[デッキ]]として成立し、ゲームを行うことができる。

-「デッキからカードを[[ドロー]]する」などと、よく[[山札]]と同じ意味で使用されるが、厳密には意味合いが違う。[[山札]]とはデッキから[[手札]]や[[シールド]]を差し引いた未使用のカードの束であり、デッキというまとまりの一部である。
--とはいえ[[デッキ進化]]では完全に[[山札]]の意でデッキという単語が使われているため、誤解さえ生じなければどのような言い回しでも大した問題はないだろう。

**参考 [#h382f1b3]
-[[デッキタイプ]]
-[[デッキ集]]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集(分類)]]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[ガチデッキ]]
-[[ファンデッキ]]
-[[メタデッキ]]
-[[種族デッキ]]
-[[メガデッキデュエル7]]
-[[デッキタイプ]]
-[[デッキビルディング]]