#author("2019-02-28T17:06:18+09:00","","")
*ターン [#abebd915]

[[デュエル・マスターズ]]では、[[プレイヤー]]はターンと呼ばれる一連の流れにそって行動する。

各ターンは一人の[[プレイヤー]]によって進行され、ターンにおける行動は基本的に自分のターンにしか行えない。(自分のターンを進行する[[プレイヤー]]を[[アクティブ・プレイヤー]]と呼ぶ。)

ターンが終了したら[[アクティブ・プレイヤー]]を交代し、新しいターンを始める。このようにしてターンを繰り返し、どちらかが勝利するまでゲームを進行する。

交互に[[プレイヤー]]が交代することから、野球などのように自分と相手とを合わせてひとつのターンだと誤解しやすいが、自分のターンで1ターン、相手のターンで1ターンであり、自分のターンの次のターンは相手のターンである。

ターンは以下の流れで行われる。

+''[[ターン開始ステップ]]''
++[[バトルゾーン]]にある自分の[[クリーチャー]]の[[召喚酔い]]をすべて解消する。
++自分のすべての[[カード]]を[[アンタップ]]する。(旧[[アンタップステップ]])
++「ターンのはじめに」何らかの[[能力]]が誘発する[[カード]]をすべて参照し、1つずつ[[解決]]する。参照時点で該当[[ゾーン]]にいなかった[[カード]]はすべて処理されない。
+''[[ドローステップ]]''&br;[[カード]]を1枚[[ドロー]]する。&br;[[強制]]。[[山札]]が無くなった場合、[[ドロー]]の瞬間にその[[プレイヤー]]は敗北する。
+''[[チャージステップ]]/マナチャージステップ''&br;[[マナゾーン]]に[[手札]]から[[カード]]を1枚[[チャージ]]する。&br;任意。行わなくてもかまわない。
+''[[メインステップ]]''&br;[[クリーチャー]]を[[召喚]]する、[[呪文]]を[[唱える]]、[[クロスギア]]の[[ジェネレート]]・[[クロス]]をする、[[城]]を[[要塞化]]する。&br;任意。上記の行動を[[手札]]や[[マナ]]が許す限り好きな順番で何度でも行える。([[マナ]]を支払う行動は基本的にここで行う)
+''[[アタックステップ]]/攻撃ステップ''&br;[[クリーチャー]]で[[攻撃]]する。またはこのタイミングで使用できる[[能力]]を使う。&br;任意。[[攻撃]]や[[能力]]を使用できる[[クリーチャー]]がいる限り、好きな順番で何度でも行える。攻撃ステップ中の行動によって以下のサブステップが発生する。
++攻撃クリーチャー指定ステップ
++ブロッククリーチャー指定ステップ
++バトルステップ
++ダイレクトアタックステップ
++攻撃終了ステップ
+''[[ターンエンド]]''&br;ターンを終了する。&br;[[強制]]。このタイミングで、「ターンの終わりに」何らかの[[能力]]が誘発する[[カード]]をすべて参照し、1つずつ[[解決]]する。参照時点で該当[[ゾーン]]にいなかった[[カード]]はすべて処理されない。
+ターンが完全に終わり、[[アクティブ・プレイヤー]]を交代する。

ターンは必ず上記の順番に処理され、それより前のステップに戻ることは出来ない。たとえば[[ドローステップ]]の後に[[クリーチャー]]による[[攻撃]]を行った場合、[[チャージステップ]]と[[メインステップ]]は何もしないまま終了させた事になり、各[[ターン]]一度のマナチャージやカードの[[プレイ]]を改めて行うことはできない。
なお[[アンタップステップ]]の[[アンタップ]]や[[ドローステップ]]の[[ドロー]]は[[強制]]行動のため、もしも飛ばしてしまった場合でも可能な限り巻き戻して処理することになる。

-1ターン目の[[先攻]][[プレイヤー]]は、[[ドローステップ]]でカードを引く事ができない。

-このように[[クリーチャー]]の[[召喚]]、[[呪文]]の使用、[[アタック]]などは基本的に自分のターンにしか行えず、相手のターンには相手の[[アタック]]に対する[[ブロック]]や[[ニンジャ・ストライク]]などや、相手が自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]したことに対する[[S・トリガー]]や[[S・バック]]など相手の行動に対するリアクションとしてしか行動できない。

-[[《死皇帝ベルフェギウス》]]など、ターン中に[[強制]]的に行われる行動を任意のものにしたり、[[《聖剣炎獣バーレスク》]][[《無双竜機ボルバルザーク》]]をはじめ、「自分のターンの次は相手のターンである」原則を破らせるような[[効果]]を持った[[カード]]も存在する。

-[[ターンの残りをとばす]]効果を処理した場合、強制である[[ステップ]]も含めすべてスキップされる。

-紛らわしいが、「ターンのはじめに」あるいは「ターンの終わりに」ではじまる[[能力]]は、その後に条件が書いてある場合、参照タイミングで条件を満たしていなくても、解決のタイミングで条件を満たしてば使う事が可能。
--例として、[[《不死身のフッシッシ》]]がターンの終わりに出た場合、そのターン他にも[[クリーチャー]]を出していれば[[《時空の探検家ジョン》]]は[[覚醒]]できる。

**参考 [#p8ee5f07]
-[[用語集]]
-[[エクストラターン]]
-[[ターンの残りをとばす]]