#author("2018-12-22T01:36:30+09:00","","") *ターボ [#zc7ac961] [[マナ]]を大量に増やす行為のこと。 語源は「出力強化装置」を意味する「turbo」。 -[[《龍仙ロマネスク》]]、[[《セブンス・タワー》]]や[[《ガチンコ・ルーレット》]]のように、[[殿堂入り]]となったターボ[[カード]]はいくつもある。ゲームの根幹を支える[[マナゾーン]]に関係するため、強力なものは規制されやすい。 -ターボしたターン中の追加[[プレイ]]を抑制するため、ターボ[[カード]]には[[マナ]][[タップイン]]の制限が加えられているものが多い。 **デッキ名としての「ターボ」と「ビッグマナ」の関係性[#m0333db4] [[デッキ]]名としての『ターボ』と『[[ビッグマナ]]』この2つの用語は同じ意味で使われているように思うがどのような違いがあるのだろうか、と疑問に感じたことのあるプレイヤーは多いだろう。 ここではその疑問に答えておきたい。 まず端的に言ってこの2つの用語が指す[[デッキ]]名としての意味にはほとんど違いがない。 違うのはそのニュアンスと登場順、使用時期である。 かつては、「[[マナ]]を大きく伸ばし、それを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとする[[デッキ]]」は『ターボ』という名称で呼ばれていた。 これは「[[マナ]]を大量に増やす」という「行為」を指す用語[[ターボ]]を、その元の意味から派生させた呼び方であった。 その後『[[ビッグマナ]]』という「[[マナ]]が大量にある」「状態」を指す言葉が登場したことで、[[デッキ]]名としてはより直接的なそちらに世代交代した。 この変遷は長いデュエマの歴史の中で表現が洗練された好例だと言える。 詳しく説明すると、上のように分類してこれら2つの用語を比較した時、『ターボ』は「手段・途中経過」、『[[ビッグマナ]]』はその「目的・結果」だということができ、[[デッキ]]タイトルとしてはー同じコンセプトを指す場合でもー手段より目的、途中経過より結果を掲げる方がふさわしい。 よって「[[マナ]]を大きく伸ばし、それを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとする[[デッキ]]」の名称としてどちらがふさわしいか、といえばやはり『[[ビッグマナ]]』の方だと言えるわけである。 実際、[[デッキ]]タイプの名称として残ったのは『[[ビッグマナ]]』の方である。 **ターボデッキの変遷 [#m0333db4] [[基本セット環境]]〜[[闘魂編環境]]では、当時4枚使えた[[《アストラル・リーフ》]]に[[《メビウス・チャージャー》]]を使用して一気に3マナ加速する[[【ターボメビウス】]]が登場した。 [[極神編]]では[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《母なる大地》]][[《母なる紋章》]]を組み合わせて爆発的な[[マナブースト]]と展開を行う[[【ターボロマネスク】]]が出現した。あまりの強さに各地の[[公認大会]]で結果を残したが、《ロマネスク》の登場から2カ月で[[プレミアム殿堂コンビ]]が施行され、[[ボルバルマスターズ]]のように[[環境]]を支配し続ける事態とはならなかった。 [[エピソード2]]では、[[《セブンス・タワー》]]や[[《ガチンコ・ルーレット》]]を利用して10[[マナ]]超えの[[ゼニス]]を[[召喚]]する[[【ターボゼニス】]]が活躍。[[ファッティ]]偏重の[[環境]]となった。 -[[エピソード2]]以降はこの[[デッキ]]タイプは『ターボ』ではなく『[[ビッグマナ]]』と呼ばれるようになった。その為、先述の[[【ターボゼニス】]]が名称として最後の【ターボ○○】となった。 -他には、[[マナブースト]]から[[重量級]][[進化]]に繋ぐ[[【ターボアルファディオス】]]、[[【ターボドルバロム】]]が古くから存在する[[デッキタイプ]]として有名である。 //具体例や使用されたデッキの実績など、加筆をお願いします **参考 [#lab105b0] -[[用語集]] -[[マナブースト]] -[[ビッグマナ]] -[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]] -[[【ターボメビウス】]] -[[【ターボロマネスク】]] -[[【ターボアルファディオス】]] -[[【ターボドルバロム】]] -[[【ターボゼニス】]]