#author("2019-10-30T14:08:51+09:00","","")
*ゼーロ [#d834c16a]

漫画・アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」シリーズに登場する[[キャラクター]]。

声は「BLEACH」の黒崎一護や「デュエル・マスターズクロス」にて[[V(バベル)]]役を演じていた森田成一氏が担当。

[[闇]][[文明]]のデュエルマスター候補で黒羽で覆われたマントを纏った長身の青年の姿をしている。人間ではないようで肉体を持たず、物体をすり抜けることができるのでダメージを基本的に受けない。格好こそ青年だが誕生したばかりのためか、幼い素振りを見せる。一人称は「ゼーロ」。名前の由来は「ゼロ」だと思われる。

「デュエル・マスターズ(2017)」と「デュエル・マスターズ!」の序盤では [[無月の門]]を軸にした[[魔導具]]と[[ドルスザク]]の[[闇単>闇]]の[[デッキ]]を、「デュエル・マスターズ!」の終盤からは[[無月の門]]を軸にした[[魔導具]]と[[ドルスザク]]の[[水]]/[[闇]]の[[デッキ]]を、「デュエル・マスターズ!!」では[[無月の大罪]]を軸とした[[オレガ・オーラ]]の[[闇単>闇]]の[[デッキ]]を使用する。

**活躍 [#ic229ebb]
***デュエル・マスターズ(2017) [#ece0eb06]

第44話で初登場。この時は誕生したばかりでほとんど言葉をしゃべることができず、デュエマのルールすら理解していなかった。

闇執事の[[ギニョール]]に導くままに闇の城に迷い込んだ[[キラ]]とのデュエルに挑み、デュエルを進める内に片言ながら簡単な言葉を発し、すぐに[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の[[無月の門]]のルールを完全に理解して[[キラ]]に勝利するという短期間で驚異的な学習能力を発揮した。

その異質な存在は[[キラ]]に恐怖を与え、遠く離れた[[ジョニー>《ジョリー・ザ・ジョニー》]]にも胸騒ぎを与えるほどであった。

***デュエル・マスターズ! [#u0128064]

場数を踏むために数多くの[[デュエル・ウォーリア]]を倒して力をつけていたが、並のデュエリストとの戦いでは成長が得られないと判断した[[ギニョール]]によって[[トンボ]]と戦って勝利。さらに[[自然]][[文明]]に、触れたものを[[闇]][[文明]]へと誘い込む黒い流星を送り、[[ガイアハザード]]の1人の[[ミノマル]]との戦いの中で[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]に進化させて、[[ミノマル]]に勝利した。
その後、[[闇卵>《メガロ・デストロイト》]]を生み出しそれを[[自然]]文明で孵すように[[ゲジスキー]]に命ずるなど、最初期とは比べ物にならないくらい流暢に喋れるようになっている。

スペシャルドローのセリフ『''グリ、ドゥ、ザン、ゼーロ''』も最初期は高めの声であったが回が進むごとに低く、恐ろしい声になっていることから驚異的な成長を感じさせる。

汚染によって[[《天地命動 バラギアラ》 >《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]が復活すると混乱に乗じて自然文明に侵攻したが、[[キラ]]の妨害で足止めされているうちに[[切札 ジョー]]が[[ミノガミ]]を倒し、『生の力』が溢れだしたことで撤退した。

その後、闇の城に突然やってきた[[水]][[文明]]のデュエルマスター候補の[[キャップ>ギャップ]]と対峙。彼の[[超GR]]と[[オレガ・オーラ]]の力、そして切り札の[[《ア・ストラ・ゼーレ》]]によって初の敗北を喫する。しかし、[[キャップ>ギャップ]]が闇の城を訪れた理由が闇文明と協力関係になることであったため、彼と「ブラザー」になり、[[超GR]]と[[オレガ・オーラ]]の力を手に入れた。また、データ生命体の[[オレガ・オーラ]]に触れることで知能のさらなる拡大に成功する。

***デュエル・マスターズ!! [#u0128064]

[[キャップ>ギャップ]]の意向から水文明の汚染を本格的に開始。以前のおぼつかない面影は一切なく、流暢に自分の意思を伝えられるようになっている。

[[ボルツ]]の実力を測るために[[キャップ>ギャップ]]と戦わせた後、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]のデータ化のために[[キャップ>ギャップ]]の協力のもとに動きだした。

[[キャップ>ギャップ]]に招かれて水文明を訪れた際に[[キャップ>ギャップ]]に同じ名前の双子の弟がいるのを知ったときは区別のために急遽彼を[[ギャップ]]ときは名付けた。同時に水文明を訪れていて、因縁のあった[[切札 ジョー]]と対決。((なお、今まではブレイクされたシールドが体をすり抜けているような描写であったが、この回からオレガ・オーラの影響かホログラムに当たったような描写になっていた。))初めて[[人造ではないドラゴン>《The ジョラゴン・ガンマスター》]]を目にして興奮。さらに[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]の[[ドラゴン]]のデータから[[ギャップ]]が[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]のデータ化に成功したことで新たに誕生した[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]を使うことで勝利した。その後、[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]を強奪しようとするが、彼の抵抗による反撃を受けて一時的に消滅。小さい炎のような姿となって復活した。

**余談 [#ic229ebb]

-[[背景ストーリー]]やメディア作品において「[[新章デュエル・マスターズ]]」に決まった敵勢力や敵組織が存在しないこともあって、終盤に突然の登場でファンを驚かせた。登場間近まで情報は全くなく、初公開の[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]のCMですら詳細が明らかにされなかったので、文字通り謎に包まれた存在だった。

-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]などの切り札の多くの名前に「卍」が使われているが、担当声優の森田氏が主人公を演じる「BLEACH」の「卍解」を狙ってのネーミングなのかは不明。また、[[闇]]の[[オレガ・オーラ]]の多くの名前に使われる「シン(罪)」も森田氏が初めて主人公を演じた「FF10」に関連深い言葉だがこちらも狙ってのネーミングなのかは不明。

-『デュエル・マスターズ(2017)』での使用デッキ名が「無月の魔風」と読めるが恐らく「無月の魔凰」の誤植と思われる。

-肉体を持たない故に真のデュエルでも基本的にダメージを受けないのだが、彼の『死の力』に相反する『生の力』を持つ[[ミノガミ]]のみダメージを与えられる。成長したとはいえ初めて味わう痛みに彼は幼子のように泣きじゃくってしまった。
--結果的に彼に生きることへの執着を与え、成長を促したとはいえ、死の力を持つ彼が死の恐怖を刻み込まれるとはなんとも皮肉な話ではある。

**戦績 [#ic229ebb]
-通算成績:8戦5勝1敗2中断
***デュエル・マスターズ(2017) [#ece0eb06]
-通算成績:1戦1勝0敗
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|44話|[[キラ]]|勝利|無月の魔風|

***デュエル・マスターズ! [#u0128064]
-通算成績:5戦2勝1敗2中断
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|8話|[[トンボ]]|勝利|無月炸裂!ドルスザク|
|13~14話|[[ミノマル]]|~|卍月の魔凰|
|33話|[[ミノガミ]]|中断|終焉の魔凰|
|41-42話|[[キラ]]|~|(不明)|
|45話|[[キャップ>ギャップ]]|敗北|終焉の魔凰|

***デュエル・マスターズ!! [#u0128064]
-通算成績:2戦2勝0敗
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|10-11話|[[切札 ジョー]]|勝利|漆黒の大卍罪|
|23話|[[闇の卵]]|~|~|

**主な切り札 [#z2048e7e]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]
-[[《卍 デ・ルパンサー 卍/葬爪》]]
-[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]
-[[《卍 新世壊 卍》]]
-[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]
-[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]


**関連デッキ [#z3842aba]
-[[DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]
-[[DMBD-08 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 自然大暴走 VS 卍獄の虚無月」]]
-[[DMSD-12 「超GRスタートデッキ ゼーロのオレガ無月の大罪」]]


**参考 [#xbe22c5c]
-[[キャラクター]]