#author("2019-02-11T19:31:41+09:00","","") *ジョーカーズ [#bea84514] #contents 月刊コロコロコミック2017年3月号で初登場した[[種族]]。 [[新章デュエル・マスターズ]]期では、[[デュエル・マスターズ]]における「第6の[[文明]]」・ジョーカーズ[[文明]]として宣伝されることが多かったが、''ゲーム上では[[種族]]として扱われる''。ジョーカーズ[[文明]]はあくまで種族的な立ち位置であるため、有色との併存が可能。 ジョーカーズのカードは右上([[マナコスト]]の反対側)にジョーカーズのシンボルが入っている(後述の参照能力でチェックしやすくするためと思われる)。[[マナ数]]のシンボルも「J」の文字の形になる。種族欄は他の種族と違って白地になっている。 基本的には[[無色]]だが、ストーリーやアニメを見る限り、[[無色]]故に他人の影響を受けて他の[[文明]]に変化するらしい。 -「小学生である[[切札 ジョー]]が創造した」と言う設定から、[[応援団>《ヤッタレマン》]]や[[ミラーボール>《パーリ騎士》]]などをはじめ、現代的であったり小学生に身近な存在であったりするものをモチーフとしたカードが多い。特に[[切札 ジョー]]の好物である[[ラーメン>漢]]をモチーフにしたカードは頻繁に登場している。 --カードイラストの背景が部屋の中だったり街中だったりとおおよそ我々人間が日常風景でもよく見られる光景が多い。山より大きかったり果ては宇宙規模にもなるサイズがザラにあるデュエルマスターズの[[クリーチャー]]としては珍しく巨大さを感じさせないデザインになっている事が多い。 ---漫画「デュエル・マスターズ(2017)」5巻の巻末オマケ漫画では、作者の[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]が「子供の願望を実現するクリーチャー」というコンセプトでジョーカーズの原画を描いて担当編集者に提出したことが明かされ、さらに「クリーチャーの生活感を描きたい」という目的がジョーカーズのデザイン担当に踏み切った背景にあったことが示されている。 ※例 |カード名|モチーフ及び元ネタ|h |[[《キンチョーラー》]]|大日本除虫菊の殺虫スプレー「キンチョール」| |[[《ファイト! イッパツマン》]]|エナジードリンク+「リポビタンD」| |[[《シャダンQ》]]|遮断機+日本のロックバンド「シャ乱Q」| |[[《TOYザマス》]]|玩具量販店「トイザらス」| |[[《SMAPON》]]|スマートフォン+アイドルグループ「SMAP」| -[[新章>新章デュエル・マスターズ]]期の[[構築済みデッキ]]に収録される[[フィニッシャー]]は、スーパー戦隊や勇者シリーズを彷彿とさせるような人型ロボットとなっており、またそれをデフォルメしたようなクリーチャーが同時収録されるのが特徴。 [[命名ルール]]は「超○級(Q) 〜オー」となっている。後にそれらは[[ゲキシンオー>《超Z級 ゲキシンオー》]]の[[FT>フレーバーテキスト]]で「超勇者」シリーズとして定義され、お約束の[[合体>《王盟合体 サンダイオー》]]を果たした。 -翌年の[[双極篇]]期の[[構築済みデッキ]]に収録される[[フィニッシャー]]は、同じく人型ロボットとなっており、また同じようにそれをデフォルメしたようなクリーチャーが同時収録された。(ただし、[[《ザンジェットW7》]]のみ該当クリーチャーがいない。逆に[[前年の合体クリーチャー>《王盟合体 サンダイオー》]]にはいなかった[[合体クリーチャー>《DX銃斬首領 SEVEN》]]の[[デフォルメ形態が今回はいる>《ダダダッシュX》]]。) こちらの[[命名ルール]]は「 〜〇(〇にはアルファベットの大文字)7」となっている。後にこちらもお約束の[[合体>《DX銃斬首領 SEVEN》]]を果たした。 -[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]や[[《超Z級 ゲキシンオー》]]のようにキリッとしたデザインのカードより、[[《ソー爺さん》]]や[[《あたりポンの助》]]のようにのほほんとしたデザインのカードが多い。 -[[文明]]を持つ[[ジョーカーズ]]の能力は[[ジョー>切札 ジョー]]が戦いを経るなかで作っていった友達の切札能力を自己流にアレンジしたものである。 ''以下対応表'' |友達|元の能力|ジョーカーズのアレンジ|h |[[ボルツ]]|[[B・A・D]]|[[J・O・E]]| |[[ミノマル]]|[[ミノまじかる]]|[[Jチェンジ]]| ---- *ジョーカーズ(無色) [#k504599d] 最初に登場したジョーカーズ。この[[種族]]の基本形とも言える。 [[切札 ジョー]]が[[デッキー]]という新マスコットキャラにオリジナルイラストをぶち込むことで誕生する、主人公格のクリーチャー軍団として描かれる。 [[エピソード3]]以来の[[無色]]サポート、非[[ドラゴン]]主人公格種族であり、黎明期の主人公カードが[[ドラゴン]]だった[[切札 勝舞]]編や[[切札 勝太]]編とは一線を画す。 //非[[ドラゴン]]をフィーチャーして新主人公が始めるのはデュエル・マスターズ史上前例がなく、この決定が売上にどのような影響を及ぼすかは全くの未知数である。 [[カード名]]の欄は過去の[[無色]]カードと違い、白地の黒文字になっている。 |ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)| |クリーチャー:ジョーカーズ 10000| |スピードアタッカー| |マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。)| |バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。| [[アウトレイジ]]のように、単一種族内でも小型から大型まで幅広い種類のクリーチャーが用意されており、従来の[[無色]]カード同様に、5文明の特性のいずれかをつまみ食いしたかのようなスペックが散見される。 -あくまで[[文明]]そのものではないので、「ジョーカーズ・マナ」と言うものも存在しない。コストの支払いに[[文明]]やジョーカーズを必要としない。にも関わらず紹介記事等では新文明として紹介されているような文章がよく見られる、これは恐らくジョーカーズを[[ゼニス]]や[[オラクル]]との関連性がないことをアピールする為だと思われる。 --2017年2月15日に開発主任の射場元正巳氏が自身のTwitterで「ジョーカーズは使うときはゼロ文明扱いです」と明言するまでは、ジョーカーズの立ち位置について明確に言及されたソースは存在しなかった。この日を境に[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]と[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の価値が急変することになる。 -実態は[[文明]]でないとはいえ、おおよその[[カード]]は[[マナゾーン]]等に[[ジョーカーズ]]が特定の枚数あることを条件とする能力を持っており、[[文明]]のようにある程度ジョーカーズでデッキを固める意義を持っている。 -ジョーカーズの登場により、[[無色]][[クリーチャー]]の最軽量コストは[[《ヤッタレマン》]]の[[コスト]]2となった。[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]は2ターン目から、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]であれば通常は3ターン目、[[《ヤッタレマン》]]を[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]で出した場合は最速2ターン目から唱えることができる。従来の最軽量は[[《神豚 ブータンPOP》]]のコスト4であり、最速でも[[《戦慄のプレリュード》]]を使って3ターン目以降にしか無色クリーチャーを用意する手段が現実的に存在しなかった。 --さすがに強力すぎると判断されたのか、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]は2018年3月1日、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]は同年7月14日付けで[[殿堂入り]]となってしまった。[[無色]]の先輩である[[ゼニス]]や[[ゴッド・ノヴァ]]からすれば完全にとばっちりである。 --後に[[コスト]]1の[[無色]]ジョーカーズの[[《はずれポンの助》]]が登場した。ただしこちらは自身に強烈な[[デメリット]]を与えるため、扱いに注意が必要となる。 -一部クリーチャーは[[マスター・ブレイカー]]、[[マスター・W・ブレイカー]]を持つ都合上、[[スピードアタッカー]]や[[逆フュリー・チャージ]](相手プレイヤー攻撃限定の疑似[[スピードアタッカー]])を併せ持たなければ自己完結性がなくなってしまうクリーチャーも存在する。 -少数だが、ジョーカーズ[[呪文]]も存在している。ジョーカーズを[[文明]]として参照できない都合上、[[呪文]]にもジョーカーズ[[サブタイプ]]を与えなければならないというゲーム上の利便性の問題だろう。 -[[攻撃]]を[[中止]]させる[[カード]]は多々あるが[[DMRP-08>DMRP-08 「双極編 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]現在、[[ブロッカー]]を持ったジョーカーズは存在しない。 -特にアタックトリガーによる[[コスト踏み倒し]]で真価を発揮するクリーチャーが5コスト帯に多く、[[【ガチャンコ ガチロボ】]]の出張パーツとして[[《最終兵ッキー》]]や[[《ゲラッチョ男爵》]]を検討すると良いだろう。 -[[背景ストーリー]]で5大[[文明]]の支配する世界に突然現れた星([[ジョーカーズの星>《夢のジョー星》]])に住む「[[奇妙でユカイなヤツら>《バッテン親父》]]」とされる。 --[[ジョーカーズの星>《夢のジョー星》]]から[[ドラゴン]]の化石が出土しないためか、[[新章デュエル・マスターズ]]で登場した基本[[種族]]の中で唯一[[ドラゴンギルド]]が存在しない。のちにこれとは全く違う形で[[ジョーカーズ・ドラゴン]]が誕生する。 -新主人公の使用するメイン種族というだけあって公式のプッシュも凄まじく、ほぼ全てのカードが登場後半年も経たない内に[[プロモーション・カード]]として[[再録]]を果たしている。そのため、[[【カイザー「刃鬼」】]]よろしくデッキ全てのカードをプロモで統一した[[【ジョーカーズ】]]を組むことも不可能ではない。 -一部のジョーカーズは、アニメ「VSRF」で[[ジョー>切札 ジョー]]が手作りしたオリジナルカード([[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]のみ製品化)として先行登場している。この時はまだ「ジョーカーズ」の名称はなく、いずれも[[無種族]]の[[火]][[文明]]であった。 -綴りは「Jokers」で、由来は「Joker(切り札)」の複数形である。また、「Joe Cards」で「''[[ジョー>切札 ジョー]]のカード達''」の意味も持つダブルミーニングと考えられる。 **参考 [#g2a2ae12] -[[種族リスト]] -[[文明]] -[[無色]] -[[逆フュリー・チャージ]] -[[マスター・ブレイカー]] -[[マスター・W・ブレイカー]] -[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]] -[[【ジョーカーズ】]] --[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]] -[[切札 ジョー]] *ジョーカーズ(火) [#b03a5e1c] [[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]で登場した、[[火]][[文明]]を持ったジョーカーズ。 [[マナ数]]のシンボルや[[種族]]欄の白地は[[無色]][[ジョーカーズ]]のものを踏襲している。また、他の[[火]]の[[カード]]に比べて白みの強い仕様になる。 |メラビート・ザ・ジョニー MAS 火文明[ジョーカーズ] (7)| |クリーチャー:ジョーカーズ 10000| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |マスター・W・メラビート:このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、「J・O・E」能力を持つジョーカーズを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。このターンの終わりに、それらを好きな順序で自分の山札の一番下に置き、その後、こうして置いたクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のジョーカーズが5体以上あれば、相手のクリーチャーをすべて破壊する。| 専用能力「[[J・O・E]]」「[[マスター・メラビート]]([[マスター・W・メラビート]])」を持つカードが存在する。 -[[無色]][[ジョーカーズ]]と異なり、プレイする際は当然[[火]]の[[マナ]]が必要になるので注意。 -[[NEO進化]]を持つ場合、[[ビートジョッキー]]のような[[火]][[進化]]ではなく、ジョーカーズ[[進化]]になる。このため[[無色]]のジョーカーズからも[[進化]]することができる。 -漫画やアニメでは[[ボルツ]]に影響を受けて[[ジョー>切札 ジョー]]が生みだした。火のジョーカーズが持つ専用能力の[[J・O・E]]も[[B・A・D]]の影響を受けて編み出しており、無色ジョーカーズに比べると、機械をモチーフにしたデザイン、さらには音楽器が主になっている。 -出た当初は[[無色]]だがその後[[文明]]を得る、という流れは[[エピソード3]]の[[ゴッド・ノヴァ]]→[[ゴッド・ノヴァ OMG]]を思い起こさせる。ちなみに、[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]ではこれと入れ替わるように[[無色]]の[[メタリカ]]が登場している。 **参考 [#p311a58a] -[[火]] -[[J・O・E]] -[[マスター・メラビート]] -[[マスター・W・メラビート]] -[[《メラビート・ザ・ジョニー》]] -[[【メラビートジョーカーズ】]] -[[ビートジョッキー]] -[[B・A・D]] *ジョーカーズ(自然) [#b03a5e1c] [[DMRP-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]で登場した、[[自然]][[文明]]を持ったジョーカーズ。 [[火]]のものと同様、デザインは[[ジョーカーズ]]特有のものになり、白みも強くなる。 |タイク・タイソンズ UC 自然文明[ジョーカーズ] (2)| |クリーチャー:ジョーカーズ 1000| |Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。| 専用能力「[[Jチェンジ]]」を持つカードが存在する。 -[[火]]ジョーカーズと同様、プレイする際は自然のマナが必要となる。 -通常のジョーカーズに比べて、屋外での活動やそのための道具をモチーフとしたものが多い。 -アニメでは[[ジョー>切札 ジョー]]が''[[カブト鬼]]の角''を[[自然]][[文明]]のエッセンスとして[[デッキー]]にぶちこんだことにより生まれるようになった。[[Jチェンジ]]も、[[ミノまじかる]]を意識したものとなっている。 漫画版では[[ミノマル]]から貰った葉っぱを[[デッキー]]に食べさせて生まれるようになった。 -[[火]]のジョーカーズと[[無色]]の[[メタリカ]]と同様に、初登場となる[[DMR-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]と同じタイミングで[[水]]の[[魔導具]][[呪文]]が新しく登場している。 **参考 [#p311a58a] -[[自然]] -[[Jチェンジ]] -[[《タイク・タイソンズ》]] -[[【緑ジョーカーズ】]] -[[グランセクト]] -[[ミノまじかる]]