#author("2018-11-04T22:59:54+09:00","","")
#author("2018-11-12T00:52:19+09:00","","")
*グッドスタッフ [#x7116624]

単体で高い[[スペック]]を持つ優秀な[[カード]]。
またはそれらの組み合わせでできた[[デッキ]]のこと。

*グッドスタッフ(カード) [#a748b568]
グッドスタッフと呼ばれるカードには、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などが当てはまる。いずれも、[[シナジー]]や[[コンボ]]を考慮せずとも、単体で高い[[カードパワー]]を発揮する。

強力な[[効果]]ゆえ[[メタゲーム]]に食い込むような強力なものも多いが、往々にして[[シングルカード]]での値段も跳ね上がるので、複数枚の入手には苦労する。

また、いくらグッドスタッフと言えど、当然自分の[[デッキタイプ]]や[[環境]]に合ったものを選択しなければ活躍はできない。[[カードパワー]]が高いからこそ、使い所はよく考えたい。

-前述の通り、必然的に高額になりやすい。特に[[再録]]されていない古い優良カード、[[プロモーション・カード]]、[[ベリーレア]]、[[スーパーレア]]となれば尚更である。

-逆に、[[再録]]や[[殿堂入り]]、[[環境]]の変化によって値下がりすることもある。損をしないためには常に新しい情報を確認すべきだろう。

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&anchor(deck)
*グッドスタッフ(デッキ) [#vb309201]

上記のような[[カードパワー]]の高い[[カード]]を多く採用し、[[アドバンテージ]]で上回りながら相手に勝つ[[デッキ]]。必然的に高コストのカードが多くなるので殆どは[[コントロール]]系のデッキとなる。

他デッキに見られるような主軸となる[[コンボ]]はほとんど搭載されず、カード間の[[シナジー]]も考慮されることは少ない。繋がりよりも、1枚1枚の性能で1:2以上の交換を繰り返して[[アドバンテージ]]を取り続け、相手を圧倒するような戦い方となることが多い。

要は「強いカードで構成されたデッキ」であるため、これ以上定義することは難しい。何を採用するのかも人によってまちまちである。
あくまで傾向であるが、[[ドローソース]]や[[マナブースト]]等デッキの基礎となるカードを除き、カードは1枚差しであることが多い。これによってグッドスタッフ特有の対応力が生まれる。また様々な[[文明]]のハイ[[スペック]]なカードを使用するために多くは3色以上で組まれる。

-特定のカードの[[殿堂入り]]で絶滅したりすることはまず考えられず、[[超次元]]や[[呪文]]に対する強力な[[メタカード]]が登場したりしても、それに対応するカードが加えられるだけである。ある意味で息の長いデッキであるといえる。

-グッドスタッフを多く採用して組まれたデッキは、当然ながら強力なデッキになりやすい。[[公認大会]]や[[公式大会]]で入賞するデッキにもやはりグッドスタッフが多い。もちろん、単純に優秀なカードや有名なカードを手当たりしだいに投入するだけでは、ただの[[ジャンクデッキ]]になってしまう。常にデッキの方向性やカードの役割を見失わない事が肝心である。

-[[【エンペラー・キリコ】]]は通常[[コンボデッキ]]として扱われるが、[[エピソード1]]期の[[【星域キリコドラゴン】]]は[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《ボルバルザーク・エクス》]]などの強力なカードを満載した事実上のグッドスタッフだった。

-例としてよく挙がる[[【カウンターバイケン】]]は一概にグッドスタッフと言い切れない。全国大会において活躍したデッキの構成がグッドスタッフ気味にされていただけであり、このデッキの主軸は、あくまでも[[戦国編環境]]で流行していた[[《ソウル・アドバンテージ》]]からバイケンを出すことである。

-5[[文明]]の様々なカードをふんだんに詰め込んだ[[【5色フェアリー・ミラクル】]]は、まさにグッドスタッフの極地と言える。ただし、この[[デッキタイプ]]は[[《フェアリー・ミラクル》]]による強烈な[[マナブースト]]を前提として組まれるのであって、単にグッドスタッフのデッキを組むだけならは3〜4色に留めた方が安定しやすい。

-[[エピソード1]]の[[【Nエクス】]]以降、[[【ターボゼニス】]]をはじめとして、10[[マナ]]を超える[[マナブースト]]から[[重量級]]の[[フィニッシャー]]を繰り出すタイプの[[コントロール]]が流行した。そのようなタイプは[[ビッグマナ]]と呼ばれることが多い。

-前述の通り[[コンボ]]をほとんど考慮しないため、[[コンボデッキ]]とは真逆の存在と言える。

-特定の[[フィニッシャー]]やメインエンジンのないデッキや、分類しにくいデッキだと「(文明)グッドスタッフ」などと呼ばれることが多い。

**参考 [#m8f732e8]
-[[用語集]]
-[[カードパワー]]
-[[スペック]]
-[[メタゲーム]]
-[[トップメタ]]
-[[環境]]
-[[ビッグマナ]]
-[[コンボデッキ]]
-[[ジャンクデッキ]]
-[[デッキ集]]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集(分類)]]