#author("2018-09-19T22:37:24+09:00","","") *ギョウ [#pa4ace12] 漫画・アニメ「デュエル・マスターズ VS」シリーズの登場人物。 寄生中学2年生。本名は寄成(きなり)ギョウ。 白毫(大仏の額に見られる毛のこと)がついた仮面に縞模様の服、道化を思わせる靴を履いている。 本気になると筋肉が肥大化し、恐ろしい形相を浮かべた素顔を見せる。 *アニメ版 [#g22d4075] 喋り方は京都弁で、一人称は「ワシ」、「ワイ」。 声は「BLEACH」の藍染惣右介や「戦国BASARA」シリーズの明智光秀、同じTCGアニメの「バトルスピリッツ ソードアイズ」のガルドスを演じた速水奨氏が担当。 素顔を隠し、「ギョギョギョ」と笑う不気味な男。 名前の由来はそのまま、寄生虫の「ギョウチュウ」。[[勝太>切札 勝太]]には真っ先にギョウチュウ呼ばわりされていた。 古墳(=墓)に身をひそめ、仮面をかぶり、どこから出したのか包帯で人を縛ったり移動手段に使ったりと、古代エジプトのファラオのようである。 寄生中学校出身らしいが、肝心の寄生中は遺跡の古墳であり、彼の他に生徒や教師は居ない。 一応、背景に学校らしき建物が映っていたため、そちらが寄生中学校の校舎と思われる。 それでも、学校施設内に古墳がある時点で異質である。 使用[[デッキ]]は[[【薫風武装】]]。 [[単色]]推しの[[ドラゴン・サーガ]]ではまさに異端であり、5[[文明]]に寄生するというとらえ方もあながち間違いではない。 初登場の第26話では、修学旅行で京都に来た[[勝太>切札 勝太]]をカレーパンで釣り、寄生中学校へ誘うが、真の目的は同行者の[[るる>滝川 るる]]が持つ新たな[[龍解]]の[[カード]]であった。 デュエマ甲子園京都代表の名に恥じぬ実力で彼女とのデュエマに勝利し、[[龍解]][[カード]]を奪い、次なるレア[[カード]]を求めて京都を暗躍。 第27話ではデュエマ直前に[[勝太>切札 勝太]]に&bold(){毒虫を体内に忍ばせて途中棄権させようとする}という、卑怯どころか殺人になりかねないほどの手も使用した。 -性格は非常に歪んでおり、第39話の[[ホカベン]]戦では[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]と[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]で完全に場を制圧したにも拘わらず、あえて[[ダイレクトアタック]]せずにゲームを続行。ホカベンの出すクリーチャーを[[タップイン]]能力と[[殴り返し]]で片っ端から始末し、ホカベンが[[ライブラリアウト]]するまでいたぶり続け、必要のない暴行も行う。さらにホカベンの山札が最後の1枚となった自身のターン、[[ライブラリアウト]]と[[ダイレクトアタック]]どちらで決着をつけるか選ばせ、[[ダイレクトアタック]]を選んだホカベンに対してターンエンドを宣言し勝つという陰湿な行為を行った。これによりホカベンにトラウマを植え付けた。(当時の正式なルールにおいて[[投了]]がなかったため、この二つでしかゲームが終了しなかった) -第40話では[[邪藩 牛次郎]]と協力関係である事が判明。[[ルシファー]]に効く毒を作るよう頼んでいた。[[ヘレン]]達を人質に取り、ルシファーに挑む。彼を追い詰めるが[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]の龍解を阻止出来ず敗北。しかし去り際にルシファーに「レクイエムデュエルを封じ、使うと体を侵し続ける」作用の毒を注入する事に成功し、後のルシファーvsコジロー戦では追い詰める事に成功する。 -手を組んだ牛次郎ですら「ルシファーの命を奪うかもしれない」と懸念した際に「それも面白い」と語るなど、相手を痛ぶる事を楽しみ更に&bold(){意図的に命すら奪おうとする}などシリーズ随一の卑劣さや歪み度を見せている。基本的に明るい「VS」の作風もあり、前作のヨミ以上に異質なキャラクターである。 -第42話では[[勝太>切札 勝太]]との試合前に入院中の[[ルシファー]]の見舞いに来るが、喪服姿で棺桶に入れる菊の花束を携えるという洒落にならない嫌がらせをした。さらに勝太との試合で嫌がらせに使うため、[[《龍覇 セイントローズ》]]と[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を盗む。そして[[牛次郎>邪藩 牛次郎]]から新たな切り札を授かる。 -デュエマ甲子園準決勝で対峙した[[勝太>切札 勝太]]に「何でデュエマをやってるんだ」と問われた際は、「他人の努力の成果を嘲笑いながら踏みにじるのが快感だから」と答えるが、勝太の[[ラ>ルシファー]][[イ>ホカベン]][[バ>コジロー]][[ル>サソリ]][[達>べんちゃん]]と異なり、デュエマに対して背負うものの無いデュエマを「薄っぺら」と切り捨てられた。 -デュエマ甲子園成績はベスト4。3位決定戦が行われたシーンは描写されていなかった(ルシファーがギョウのせいで死にかけていたため行えるはずもなかったが)。おそらく、彼が今まで行ってきたことが原因で4位になったのだろう。 -「VS」での[[今引き]]演出は「毒」の字が画面上を横切る「毒毒ドロー」。演出時に&bold(){「血液毒毒内臓毒毒 骨の髄まで毒毒毒毒」}と歌うように唱えるのが特徴的なものである。 -デュエマ甲子園敗退後の消息は不明だったが、「VSR」第4話で再登場。[[バサラ]]に敗北してデュエマーランド地下帝国に落ちたことで己の無力さを痛感し、心を入れ替えたという。口調が柔らかくなり、一人称が「僕」、語尾は「〜ニョロ」と原作に近いキャラになった。ホカベンに謝罪する場面も見られた。 -しかし「VSR」第34話にて、いつからかは不明だが[[デュエマーランド社長>社長]]から[[勝太>切札 勝太]]を監視するよう命じられていた事が発覚。[[勝舞>切札 勝舞]]が待つ禁断に対抗する[[レジェンドカード]]を求めて月へ向かう勝太を監視するべく同行。到着後は[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の情報をデュエマフォンで写メって[[社長]]へリーク。さらに[[勝太>切札 勝太]]と[[勝舞>切札 勝舞]]のデュエマ中、''月面にある宇宙コロニーのドームに穴を開けるという暴挙に出た。''とはいえ空気が無くなればギョウも無事ではないはずだが…。帰りの宇宙船内には姿が映っていなかったが、地球に帰還した後も[[社長]]とのコンタクトは続いている。 -第46話にて、[[邪藩 牛次郎]]に妹のギョウ子(声優はブリドカットセーラ恵美)を人質にされているという理由で[[勝太>切札 勝太]]に自分の妹と勝太の命を賭けたデュエマを申し込み、[[革命軍]]を軸にした[[自然]]メインの[[デッキ]]を使用。勝太は対戦前に自分は死にたくないと言っていたものの、ギョウの妹が心配という手前、切札を引くも何もせずにターン終了。直後、ギョウは自分の仮面を破壊して素顔と本性を曝け出す。人質のギョウ子は牛次郎の作ったロボットであり、デュエマ甲子園で敗北した時から勝太への復讐だけを考え、絶望の淵に叩き落す為に全て演技していたと明かす。勝太が何もせずにターン終了したのを利用し、勝利した。 -続く第47話では怒りに燃える[[ルシファー]]と戦う。場所も変えてデュエマ甲子園の会場へ。ルシファーに「正々堂々のデュエマなら君など勝太くんの足元にも及ばない」と言われる中、2枚の[[《革命目 ギョギョウ》]]と[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]、[[《父なる大地》]]のコンボでルシファーの大量のクリーチャーを除去し、彼を追い詰める。《時間龍 ロッキンスター》も除去し、ルシファーのタイムストップデュエルを攻略したかに見えたが、革命0トリガーで現れた[[《ミラクル・ミラダンテ》]]と、返しのターンの[[《時の革命 ミラダンテ》]]によりクリーチャーの召喚はおろか、最後の砦の[[《革命の巨石》]]も[[《ミラクルストップ》]]で封じられ、一切の反撃もできず敗北。自ら用済みとなったと考えどこかへ去っていった。 --敗北直前に「負けたない![[コイツ>《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》]]を出せば逆転できるんや!」と最後まで諦めていなかった事、デュエマ後のワラマキとのやり取りからギョウも「アツかりしデュエ魂」を持ち、ルシファーとのデュエルも純粋に楽しかったのかもしれない。そういう意味では、ギョウも勝太の影響を受けてある程度変わったと言える。 -牛次郎は新幹部3人が戦いに敗れて去っていった事を悲しんだが、ギョウが負けた際は「VS」「VSR」ともに苛立っている。「VSR」第48話では「使えなさそうな感じがプンプンしていたけどやっぱり使えなかった」と言っており、共通の敵(勝太)を潰すために協力していただけで、友情などは無かった事が伺える。 -余談だが、担当声優の速水氏は「横山光輝 三国志」で諸葛亮[[孔明]]を演じたことがある。また偶然にも上記の「ソードアイズ」でもドラゴン・サーガと同様武器がテーマとなり、黒幕のキャラクターであった。 *漫画版 [#qee41346] アニメ版とほぼ同じ姿だが、設定がかなり異なり、悪役のような面は全く見られない。 一人称は「ぼく」、語尾に「〜ニョロ」と付ける。 堪忍袋の緒が切れると大男になり、一人称が「オレ」になる。 交通事故に遭いそうになった[[勝太>切札 勝太]]を通りすがりにも関わらず助け、自分が重傷を負ったが一切咎めなかった。 デュエマに命をかけているが、[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]しか持っておらず、[[るる>滝川 るる]]や[[ぶっちゃけ]]に[[カード]]を借りて[[デッキ]]を作り、偶然ながらも[[勝太>切札 勝太]]に勝利。[[勝太>切札 勝太]]の新たな友達となった。 先述のアニメ版とは異なりかなりの『聖人』としてファンの間では言われている。 その後デュエマ甲子園編で再登場。 [[バサラ]]と戦った時点ではポイントが全国10位であり、対策したとはいえバサラの3ターンキルを破るなど成長していたが、ドキンダムXの前にコジローと共に敗北。 **戦績 [#h33329e8] ***アニメ「デュエル・マスターズVS」 [#x2baba80] -通算成績:5戦2勝3敗 |話数|対戦相手|勝敗|デッキ名| |26話|[[滝川 るる]]|勝利|五色の寄生龍| |27話|[[切札 勝太]]|敗北|〃| |39話|[[ホカベン]]|勝利|恐怖と絶望の五邪王| |40話|[[ルシファー]]|敗北|〃| |42話|[[切札 勝太]]|敗北|〃| ***アニメ「デュエル・マスターズVSR」 [#j8b7749d] -通算成績:4戦1勝3敗 |話数|対戦相手|勝敗|デッキ名| |4話|[[バサラ]]|敗北|不明| |4話|[[切札 勝太]]|敗北|改心の巨大龍| |46話|[[切札 勝太]]|勝利|決意の革命龍…?| |47話|[[ルシファー]]|敗北|決意の革命龍| **関連カード [#r8ad1194] -[[《有毒類 ラグマトックス》]] -[[《牙英雄 オトマ=クット》]] -[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]] -[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]/[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]/[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]] -[[《龍鳥の面 ピーア》]] -[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]] -[[《霞み妖精ジャスミン》]] -[[《撃英雄 ガイゲンスイ》]] -[[《凶英雄 ツミトバツ》]] -[[《薫風の面 ニャス》]] -[[《ベニジシ・スパイダー》]] -[[《天真妖精オチャッピィ》]] -[[《有毒類罠顎目 ドクゲーター》]] -[[《理英雄 デカルトQ》]] -[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]] -[[《薫風妖精コートニー》]] -[[《奇跡の面 ボアロジー》]] -[[《龍覇 ザ=デッドマン》]] -[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]/[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]] -[[《天守閣 龍王武陣》]] -[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] -[[《デーモン・ハンド》]] -[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]] -[[《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》]] -[[《黒神龍デヴォリューション》]] -[[《フェアリー・ライフ》]] -[[《龍覇 セイントローズ》]] -[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]/[[《天命讃華 ネバーラスト》]] -[[《光神龍セブンス》]] -[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]] -[[《界王類七動目 ジュランネル》]] -[[《革命目 ギョギョウ》]] -[[《裏革命目 ギョギョラス》]] -[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]] -[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]] -[[《革命の巨石》]] -[[《ナチュラル・トラップ》]] -[[《爆竜勝利 バトライオウ》]] -[[《アクア・ハルカス》]] -[[《専防の精霊龍 オルセー》]] -[[《ダンゴ・スポポン》]] -[[《四牙類 クアトロドン》]] **参考 [#dad5e65b] -[[キャラクター]]