#author("2018-11-27T01:10:36+09:00","","")
#author("2019-01-16T02:56:01+09:00","","")
*アダム [#i828eb48]

漫画「[[デュエル・マスターズ]]SX」の登場人物であり本作のラスボス。ほぼ全裸の少年(なぜ「ほぼ」なのかは漫画を確認のこと)。
かつて、初めてデュエル・マスターズ[[カード]]を手にした者、とされている。
長い間南極で眠っていたが復活し、記憶を失っているが「アダム親衛隊」に保護され、突如現れた要塞塔「サザンスピア」で記憶を取り戻す為の[[デュエル]]の訓練を受ける。

その後、デュエルマスターの証を狙う[[ザキラ]]との[[デュエル]]を通して憎しみの記憶を取り戻し、デュエルマスターに覚醒。[[起源神]]と[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]で[[ザキラ]]を葬り、人類を滅亡させるために塔の仕掛けを作動させる。

[[ハプニング]]を破り、[[ザキラ]]と[[アッシュ>A(アッシュ)]]の死を目の当たりにした[[勝舞>切札 勝舞]]に、残り20分で人類が滅ぶ事を告げると、人類の未来をかけた[[デュエル]]を開始する。戦いをやめさせようと説得の土下座をした[[ハプニング]]を踏みつけ、[[光]]/[[水]]/[[自然]]の[[グッドスタッフ]]で[[勝舞>切札 勝舞]]と互角の[[デュエル]]を繰り広げるが、[[勝舞>切札 勝舞]]の応援に駆け付けた戦闘機のミサイルで[[イヴ]]の遺体が行方不明となり、激昂。デュエルマスターの力で実体化した[[《アポカリプス・デイ》]]を唱えてからは一転、使用カードが[[闇]]一色となった。

原作で使用するカードがまだ不明であった[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]の時期から[[ヒーローズ・カード]]が登場し、[[神化編]]ではすべての[[エキスパンション]]に収録されている。
彼の[[ヒーローズ・カード]]はいずれも[[オリジン]]に属し、複合[[種族]]は[[サイバー・ウイルス]]や[[パラサイトワーム]]が多い。
回想シーンで[[《ボルシャック・NEX》]]を攻撃する時は[[神帝]]を使用しているが、他に使用カードは初登場から長らく明かされていなかった。

-ちなみに彼の[[ヒーローズ・カード]][[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]][[《黒騎士ザールフェルドII世》]]は、彼ではなく親衛隊の[[サドネス]]が使用している。(作中の台詞から、《魔光蟲ヴィルジニア卿》は彼がサドネスに与えたカードのようだ)&br;[[《蒼世神 ADAM》]]も、使用したのは親衛隊の[[ハプニング]]大佐である。

-上記の通り、[[背景ストーリー]]での[[オリジン]]とアダムの立ち位置を重ね合わせるような扱いであったが、勝舞との最終戦では[[サイキック・クリーチャー]]を核としていて[[オリジン]]要素は薄くなっている。販売促進漫画の宿命として連載時期の影響もあるのだろう。

-漫画では彼の[[切り札]]であった[[《時空の封殺ディアス Z》]]だが、アニメでは[[ザキラ]]の[[切り札]]の1枚として登場している。
ボスキャラの使用カードという点ではポジションは同じだが、奇しくも漫画版で自分を葬った相手と[[切り札]]が被ってしまった。

-アニメ版では一切登場しなかったが、「VS」にて勝舞の来歴について説明するシーンでシルエットで登場した。

**主な使用カード [#jf78da6c]
-[[起源神]]
-[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]
-[[《シークレット・クロックタワー》]]
-[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]
-[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]
-[[《海王聖霊ウナ・アラーナ》]]
-[[《時空の雷龍チャクラ》]]
-[[《大河聖霊エル・ドラード》]]
-[[《時空の封殺ディアス Z》]]
-[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]

*'''History''' [#f629b01e]
はるかな昔、[[クリーチャー]]と人間は助け合い、共存していた。しかしあるとき、人間は[[クリーチャー]]を裏切り、戦争の兵器として使用しはじめたため世界は争いに満ちていった。そのような中アダムは、戦火の中で祈り続ける少女、[[イヴ]]に出会う。
[[イヴ]]は戦争で両親を亡くしており、世界の平和を神に祈っていた。アダムはそれを支えていったが、全く争いは収まらなかった。
アダムは神に訴えた。「何故[[イヴ]]の願いを聞いてくれないのですか!」と。
そのとき、天から光が差し、アダムは不思議なリンゴを手に入れる。すると、近くにいた[[《腐敗聖者ベガ》]]はリンゴに吸い込まれ、1枚の[[カード]]と化した。

こうして全ての[[クリーチャー]]を[[カード]]に変えたアダムは、英雄として称えられ、このカードを使ったゲーム、「[[デュエル・マスターズ]]」をつくりだし、あらゆる揉め事の解決の手段とした。

しかし、[[カード]]だけで全てを決めることに不満を募らせた各地の軍人らによって、再び戦争は勃発する。アダムは、[[イヴ]]や[[NEX]]の反対を押し切り、[[カード]]から[[クリーチャー]]を呼び出すことで戦争を鎮めようとした。最後まで反対し続けた[[《ボルシャック・NEX》]]を[[神帝]]で攻撃、地下に幽閉し、[[ハプニング]]達と戦地へ赴いたが、城を攻撃され、[[イヴ]]を失ってしまう。

アダムは悲しみにくれ、ある事を悟った。「人類が滅びれば、戦争は無くなる。」と。そして、[[起源神]]の力で世界を海の底に沈め、人類を滅ぼした。

力を使い果たしたアダムは、生き残っていた子供たちに、「人と人、人とクリーチャーが手を取り合う、争いの無い楽園をつくってほしい」と、デュエルマスターの証を託し、深い眠りについて行った。

**参考 [#t2806a9c]
-[[キャラクター]]