#author("2019-01-21T04:47:15+09:00","","") *の下 [#g71a4011] 「'''[[[カードタイプ]]]'''の下」、あるいは単に「カードの下」と書かれた場合は「[[オブジェクト]]の一番上以外のカード」を表す。 カードには[[DM-19>DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」]]にて[[メテオバーン]]で初めて記載された。 |獄竜凰ドラザルク UC 闇文明 (5)| |進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 7000| |進化−自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。| |メテオバーン−自分のクリーチャーが攻撃できるとき、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地においてもよい。そうした場合、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。| |W・ブレイカー| 物理的な位置のことではない。 -[[バトルゾーン]]では見た目上[[クロス]]された[[クロスギア]]は[[クリーチャー]]の下にあるが、これは「クリーチャーの下」に該当しない。 -[[シールド]]と[[要塞化]]した[[城]]、クリーチャーと[[装備]]した[[ウエポン]]でも同様。 -[[《神帝ムーラ》]]は[[《神帝アージュ》]]の下側だが、当然これも違う。 **「の下」のルール [#rdd0ff8f] 大原則として、[[カード]]の下にあるカードの能力等はなくなる。 :例| [[《マリン・フラワー》]]から[[《アストラル・リーフ》]]に[[進化]]した場合、《アストラル・リーフ》は[[ブロッカー]]ではないし、[[攻撃]]することもできる。 進化によって《マリン・フラワー》の「■ブロッカー」「■このクリーチャーは攻撃することができない。」は消滅した。 これは[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]にて次のように定義されている。 >200.2b 進化などによってカードの下に置かれているカードは特性が無視されます。 ただし「カードはルールに勝つ」の理念より、カードによって情報を参照する場合はこの限りではない。 |超神龍バリアント・バデス SR 自然文明 (8)| |進化クリーチャー:アース・ドラゴン 0000+| |マナ進化GV−自然のクリーチャーを3体まで自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。| |このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。| |このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。| |このクリーチャーは、パワーが12000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。| |このクリーチャーは、パワーが18000以上の時、「Q・ブレイカー」を得る。| ---- カードの下からカードを選ぶとは、一番上のカードの1枚下を選ぶという意味ではない。 下にあるカードならどこから選んでもよい。 :例| 何かしらの[[進化V]][[フェニックス]]から[[《究極銀河ユニバース》]]に[[進化]]させた。 《ユニバース》の[[メテオバーン]]で、先に進化Vの[[進化元]]から墓地に置いてもよい。 -[[山札の下]]の場合は、必ず「山札の一番下」と指定されているので選択の余地はない。 #br #br #br *進化クリーチャーの下 [#je6a64a8] [[バトルゾーン]]にある[[進化クリーチャー]]の下のこと。後述する「クリーチャーの下」に内包される [[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]として存在する[[カード]]の下には別の[[カード]]が置かれうる。 この領域は[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]のようなゾーンとは異なる。 他の進化クリーチャー下を参照する場合にこの表現が用いられ、自身の下を参照する場合は「この[[クリーチャー]]の下」と書かれる。 「[[進化元]]」と呼ばれることもあるが、こちらは場所を差し、進化元はカードを差す。 [[進化クリーチャー]](オブジェクト)は一番上の[[進化クリーチャー]]([[カード]])の[[特性]]しか持たない。なので、結果的にここにある[[カード]](=[[進化元]])の[[特性]]は無視される。 [[進化元]]はオブジェクトの''構成要素''であり、オブジェクトそのものではない 。そのため、[[進化元]]と[[進化クリーチャー]]([[カード]])を合わせて1つのオブジェクトとしてカウントされる。 |超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン SR 水文明 (6)| |進化クリーチャー:フェニックス 15000| |進化GV−自分のグレートメカオー、グランド・デビル、ポセイディア・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。| |自分の他のクリーチャーが破壊されるとき、墓地に置くかわりにこのクリーチャーの下に置いてもよい。| |メガメテオバーン6:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを6枚、墓地においてもよい。そうした場合、相手はバトルゾーンにある自分自身のクリーチャーすべてとマナゾーンにあるカードすべてを手札に戻す。| |T・ブレイカー| #hr |霊騎幻獣コライオン C 自然文明 (2)| |クリーチャー:アーク・セラフィム/ドリームメイト/オリジン 1000| |このカードが墓地に置かれた時、それが墓地に置かれる直前に進化クリーチャーの下にあった場合、カードを1枚引いてもよい。| #hr |時空男 UC 闇文明 (2)| |クリーチャー:ヘドリアン/オリジン 1000| |ブロッカー| |このクリーチャーは攻撃することができない。| |このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに、バトルゾーンにある自分の進化クリーチャーの下に置いてもよい。| 通常は[[進化]]などで消費されたカード(=[[進化元]])が置かれているだけの場所だが、[[メテオバーン]]などの[[能力]]によって参照する事がある。 **「進化クリーチャーの下」のルール [#mbd21d10] オブジェクトは進化元の特性を持たないので、進化元が[[進化クリーチャー]]ともども他のゾーンに置かれた場合、「[[バトルゾーン]]から離れた時」という能力は一番上の進化クリーチャー(カード)のものしか誘発しない。 また、''[[破壊]]''効果はクリーチャー・オブジェクトに対して適用されるので、進化元は破壊されたという扱いにならない。 :例| 上記の[[《霊騎幻獣コライオン》]]は「墓地に置かれた」とされるが「[[破壊]]」とはならない。 また、[[進化クリーチャー]]の下から[[クリーチャー]]を出す場合や、一番上のクリーチャーを[[バトルゾーン]]から離して、進化クリーチャーの下にあったクリーチャーをバトルゾーンに並べる場合なども挙動が特殊なので注意。(→[[進化クリーチャー]]) [[進化クリーチャー]](オブジェクト)の一番上の[[進化クリーチャー]](カード)が移動した場合([[《太陽王ソウル・フェニックス》]])や進化元が[[進化クリーチャー]](オブジェクト)から独立して別のオブジェクトになった場合([[《超神星ジュピター・キングエンパイア》]][[《超神星イクシオン・バーニングレイブ》]])、ゾーンを移動しているわけではないので[[cip]][[能力]]は誘発しない。(→[[退化]]) -ここはゾーンではないので[[サイキック・クリーチャー]]の「バトルゾーン以外のゾーンに行ったとき、そこ(超次元ゾーン)に戻す」というルールの影響を受けない。当然、バトルゾーンから離れて解体された時や、メテオバーンで消費された場合は超次元ゾーンに戻る。 -[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[呪文能力]]により進化クリーチャーを選んで手札に戻す場合は、当然「進化クリーチャーの下にあるカード」も一緒に[[バウンス]]する事になる。しかしその後に手札からカードを1枚選んで捨てる時は進化クリーチャーの方を引き当てないと、追加効果の[[シールド焼却]]はできない。[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[シールド焼却]]は対象として選んだクリーチャー(オブジェクト)を参照しており、進化元は対象に取れないためである。 -[[クリーチャー]]に[[クロス]]した[[クロスギア]]は、ここに置かれるわけではない。視覚上の表現として「[[クリーチャー]]の下の見えるような位置に置く」という方法が採用されているだけである。なので[[クロスギア]]は「クリーチャー(オブジェクト)を構成するカード」として扱われない。 --ちなみに、[[進化クロスギア]]の下にも当然クロスギア・カードが存在できるが、[[クロスギア]]の下を参照する能力は存在しない。 -[[ドラグハート・ウエポン]]についても同様。 -[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が進化した場合、一枚一枚の[[サイキック・セル]]としてそのクリーチャーの下に置かれる。他の何らかのカードによって、そのクリーチャーの「下にある''カード''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]も含まれるが、「下にある''クリーチャー''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]は含まれないので、よくテキストを確認してから使用したい。より詳しいルールは[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の項を参照。 **「進化クリーチャーの下」に関係する能力を持つカード [#u8008596] - - - - **「進化クリーチャーの下」のその他 [#n83efca7] -[[進化クリーチャー]]が登場した当初は、「進化クリーチャーが[[バトルゾーン]]を離れるとき、その下のカードは同じ場所に移動する」「何らかの方法で進化クリーチャーの下のカードが[[墓地]]に置かれた場合、一番上のカードも[[破壊]]される」などのルールだけであったが、[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の登場や、[[不死鳥編]]、[[神化編]]の進化クリーチャーをサポートする新システムの登場などによって、進化クリーチャーの下に関する考え方はどんどん変わっていった。 -以前は[[《炎竜凰シャイニング・ノヴァ》]]等の能力で「バトルゾーンにあるカードを1枚選ぶ」とき、ここにあるカードは選択できなかった。&br;ここで言うカードとはオブジェクトを指すためであり、このような記述が採られた理由は、バトルゾーンを含む複数のゾーンの中から1つのオブジェクトを選ばせるために、''クリーチャーを数える単位=体''が使えなかったからである。 --2014/01/17の裁定変更によって、これらの「カードを選ぶ」能力でここにあるカードも選択できるようになった。 -[[カード]]を下に置く事ができるのは長らく[[進化クリーチャー]]のみであったが、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[NEOクリーチャー]]の登場により、カードを下に置くのは[[進化クリーチャー]]だけの特権ではなくなってきた。現在ではこの領域の呼び名は「''クリーチャーの下''」の方が妥当だろう。&br;なお、それ以前にも[[《超時空ストーム G・XX》]]が自身の[[メテオバーン覚醒]]以外の方法で裏返ったり、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を[[進化クリーチャー]]にしてから下に[[カード]]を仕込み、その後変身が解けるなど、進化でないクリーチャーの下にカードが置かれることは「進化クリーチャーであったはずのクリーチャーが何らかの理由で進化クリーチャーでなくなってしまう」という形で存在していた。 --これについては当初は現在の裁定と同じであったが、一時期は[[進化]]ではない[[カード]]の下に[[カード]]が置かれることは不適切として、[[進化クリーチャー]]でなくなった瞬間に下の[[カード]]が全て[[墓地]]へ置かれるという裁定になっていた。現在の裁定になったのはまさに上記の[[NEOクリーチャー]]が登場した時期である。 #br #br #br *クリーチャーの下 [#f5002eac] [[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]の下のこと。 [[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]として存在する[[カード]]の下には別の[[カード]]が置かれうる。 この領域は[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]のようなゾーンとは異なる。 [[クリーチャー]](オブジェクト)は一番上の[[クリーチャー]]([[カード]])の[[特性]]しか持たない。なので、結果的にここにある[[カード]]の[[特性]]は無視される。 これらはオブジェクトの''構成要素''であり、オブジェクトそのものではない 。そのため、[[クリーチャー]]とその下の[[カード]]を合わせて1つのオブジェクトとしてカウントされる。 ここにある[[カード]]を参照するのは[[《卍 デ・スザーク 卍》]]や[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の[[能力]]のような特殊な場合に限定される。 |終焉の禁断 ドルマゲドンX FFLC 闇/火文明 (999)| |最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999| |T・ブレイカー| |このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)| |相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。| |このクリーチャーに封印を付けることはできない。| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。| |このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。| #hr |卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)| |クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。| #hr |無明夜叉羅ムカデ SR 闇文明 (7)| |クリーチャー:マフィ・ギャング 8000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000 する。| |自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードが4枚以上なら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。| -[[進化クリーチャー]]の場合と違い、一番上の[[カード]]だけが[[カード指定除去]]されても下の[[カード]]は[[バトルゾーン]]には残らず、全て[[墓地]]に置かれる。 -[[退化]]した際には、そのクリーチャー[[進化元]]の数で再構成される。進化ではないクリーチャーの進化元の数は「0」であり、何も残らないということは何もおかしくはない。 [[NEO進化]]の場合はやや特殊で、下にクリーチャーがない場合は「クリーチャーの下」、1枚でもクリーチャーがある場合は「進化クリーチャーの下」という扱いになる。 -[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]等に影響がある。 **「クリーチャーの下」に関係する能力を持つカード [#g8e95c97] - - - - #br #br #br *フィールドの下 [#b520c77f] [[DMRP-08>DMRP-08 「双極編 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]にて登場した[[《卍 新世壊 卍》]]にもよって生まれた言葉。 文字通り[[フィールド]]の下にある[[カード]]を表す。 |卍 新世壊 卍 VR 水文明 (2)| |無月フィールド| |自分の魔導具を持つ呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このフィールドの下に置いてカードを1枚引いてもよい。| |自分の魔導具またはドルスザクを持つ呪文を唱えられなくする能力を無視する。| |無月の門99:自分のターンの終わりに、このフィールドの下に4枚以上カードがあれば、ゲーム中で一度、水のコスト99以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。| **「フィールドの下」に関係する能力を持つカード [#r90593db] -[[《卍 新世壊 卍》]] #br #br #br *シールドの下 [#zf66551c] 2016年6月頃には表向きの[[シールド・ゴー]]はシールドの下でも効果があると裁定が出ていたが、2016年9頃には他の「の下」と同じく一番上のみ効果があるという裁定で統一された模様。 **「シールドの下」に関係する能力を持つカード [#n04c08be] - - - - #br #br #br *山札の下 [#edb284e2] 他の「の下」とは異なり、必ず「山札の一番下」と1枚単位で指定される特徴がある。 詳細は個別ページを参照 →[[山札の下]] #br #br #br