#author("2019-04-25T21:57:47+09:00","","")
#author("2019-04-27T17:31:01+09:00","","")
*【5色蒼龍】 [#h437e3b4]

[[【5色フェアリー・ミラクル】]]を[[《蒼龍の大地》]]に寄せた専用デッキ。デッキ自体は[[《蒼龍の大地》]]の登場当初から存在していたが、「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」でDay2([[殿堂レギュレーション]])ベスト8入賞を果たして話題になったデッキで、DMGP-8th開催までの数ヶ月間、何件かチャンピオンシップ4位以内入賞を果たした実績のあるアーキタイプ。

|蒼龍の大地 R 火/自然文明 (8)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分のマナゾーンにあるカードの枚数より小さいコストを持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。それが火または自然のクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。|

**主要カード [#s5f9211d]
|[[《蒼龍の大地》]]|自分の[[マナ]]の数未満の[[コスト]]の[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から[[踏み倒し]]。それが[[火]]か[[自然]]なら[[効果バトル]]|
|[[《フェアリー・ミラクル》]]|[[【5色デッキ】]]の定番[[マナブースト]]|
|[[《獅子王の遺跡》]]|[[デッキ]]の半分以上を[[多色]]で固める構築で輝く[[マナブースト]]|

**候補クリーチャー [#g1b24c0e]
|[[《ニコル・ボーラス》]]|[[cip]]で実質的なオール[[ハンデス]]。[[AT>アタックトリガー]]で1体[[確定除去]]。速度を考えると[[ビートダウン]]にはそれほど刺さらない|
|[[《古代楽園モアイランド》]]|[[呪文]][[詠唱>唱える]]と[[フィールド]][[展開]]の[[ロック]]。[[バトル]]勝利時に3枚の[[シールド焼却]]|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[cip]]で1[[確定除去]]1[[ランデス]]。相手の[[カード]]がどこからでも[[墓地]]に置かれた時[[ブースト>マナブースト]]の[[常在型能力]]も|
|[[《煌メク聖壁 灰瞳》]]|最大5枚[[シールド追加]]の遅延札。[[シールド回収]]で[[手札補充]]にも。[[1枚積み]]枠|
|[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]|[[《蒼龍》>《蒼龍の大地》]]から出せば防御札に。[[1ショット>1ショットキル]]時に使えば[[敗北回避>敗北回避能力]]が実質的なカウンターケアに。[[1枚積み]]がベター|
|[[《スペリオル・シルキード》]]|敵味方問わず12000未満[[全体除去]]、[[BZ>バトルゾーン]]からの[[ゾーン変更誘発]]による[[コスト]]10以下[[非進化]][[踏み倒し]]。[[踏み倒し]][[メタ]]に強いデザイン|
|[[《ドキンダム・アポカリプス》]]|相手[[ターン]]中に[[踏み倒し]]で出すと強い[[全体除去]]。[[マナ基盤]]としても優秀|
|[[《ドキンダム・アポカリプス》]]|相手[[ターン]]中に[[踏み倒し]]で出すと強い[[全体除去]]。[[マナ基盤]]としても優秀。自分への被害は主に[[《ヴィル》>《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を出しての[[封印]]外しでケア|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|[[ビッグマナ]]御用達の[[NS>ニンジャ・ストライク]]|
|[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|小型から中型はなるべく積まないデッキだが、[[スレイヤー]]と[[カード指定除去]]2体[[除去]]できるため、[[【速攻】]]対策に|

**候補呪文 [#qdbdca89]
|[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]|1[[タップ]]1[[ドロー]]1[[ブースト>マナブースト]]の呪文。[[マナ基盤]]、[[S・トリガー]]前提の疑似[[《フェアリー・シャワー》]]として|
|[[《コクーン・シャナバガン》]]|6マナで2ブースト1[[マナ回収]]の[[ST>S・トリガー]]付き呪文。[[SST>スーパー・S・トリガー]]で[[自然]]の[[非進化]]2体までを[[踏み倒し]]|
|[[《謎帥の艦隊》]]|[[多色マナ武装]]発動時に敵[[獣>クリーチャー]]一掃、味方獣のcip再利用など器用なカード|
|[[《支配のオラクルジュエル》]]|アンタップ獣1体破壊からのオールタップが持ち味の防御[[ST>S・トリガー]]。マナ基盤にも|
|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]※|4コストにして[[手札]]から1枚の[[シールド追加]]、1枚[[マナ回収]]、5[[コスト]]以下の[[覚醒獣>サイキック・クリーチャー]]呼び出しなど[[汎用性]]抜群|

**超次元ゾーン [#yf54275c]
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[《ホワグリ》>《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]と組み合わせると強力な定番足止め[[サイキック]]|
|[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]|[[メインデッキ>山札]]の枠を食わない呪文メタ|

**このデッキの回し方 [#o5be97dc]
最初に[[マナブースト]]で[[《ニコル・ボーラス》]]あたりをコストを支払うことにより[[召喚]]できる8マナまでには到達しよう。

あとはひたすらマナを伸ばしながら[[《蒼龍の大地》]]でクリーチャーを呼び出し、打点を揃えてから[[《古代楽園モアイランド》]]の[[ロック]]や[[シールド焼却]]などを生かした安全なフィニッシュに向かう。

**長所 [#h004ad02]
マナが伸びる上に[[《異端流し オニカマス》]]を処理する手段に事欠かないので[[コスト踏み倒し]][[メタ]]には強い。自分のターン中であれば[[《異端流し オニカマス》]]に着地を邪魔されるのを承知でバトルに勝った時のシールド焼却を目当てに[[《蒼龍の大地》]]で[[《古代楽園モアイランド》]]を呼び出すのもアリ。最悪[[《支配のオラクルジュエル》]]で[[タップキル]]したり[[《ドキンダム・アポカリプス》]]で処理したりできるので、[[プレイ]]そのものを邪魔されないのであれば[[システムクリーチャー]]にはあまり神経質になる必要はない。

[[カードパワー]]で圧殺できるため[[地雷]]耐性は高く、様々なデッキが入り乱れる[[公認グランプリ]]などの大型大会では多少だが安定して勝てる面もある。

[[S・トリガー]]が上質なので、捲り運次第では苦手な対面にも対処しやすい。

**短所 [#t517f419]
始動が遅いのでとにかく[[《音奏 プーンギ》]]などの軽量呪文メタには弱い。また、1ターンを確実に凌げるS・トリガーが2枚投入が妥当な[[《支配のオラクルジュエル》]]程度なので、[[《謎帥の艦隊》]]の[[多色マナ武装]]4が間に合う前に頭数で押し切るデッキには非常に不利。だがこのデッキが話題になった「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」開催前後の環境では[[《謎帥の艦隊》]]がフルスペックを発揮する前に物量で圧倒するデッキ自体が少なく、だからこそ環境で結果を残すようになったと言える。呪文メタに関しても[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などで[[唱える]]こと自体をロックされでもしない限り[[S・トリガー]]で何とかなる面もある。

アドバンテージの取りにくい軽量カードはなるべくカットされた構築であり、一見相性の良さそうな[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]などのマナブースト、マナ回収は枠潰しにすぎない。その影響で、特に軽量のマナ回収手段には窮乏しがちで、デッキ的に言って最も軽いのが6コストの[[《コクーン・シャナバガン》]]というケースがざら。

しかし何と言っても[[《天使と悪魔の墳墓》]]に対して脆弱。15マナ以上に達することがざらなこのデッキでは[[《天使と悪魔の墳墓》]]対策は[[《古代楽園モアイランド》]]の呪文ロックで雑に封じる程度しかない。

**参考 [#y317cb30]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/5色デッキ]]
-[[【5色デッキ】]]
-[[5色コントロール]]
-[[《蒼龍の大地》]]